家計と資産作り

スーモカウンターって実際どう?良い口コミ・悪い口コミを中立に検証

こんにちは!4歳と7歳のやんちゃな息子たちと毎日格闘中のママ、しずくです。

最近、子どもの成長に合わせて「マイホーム」を考える時間が増えてきました。下の子も幼稚園に入り、小学校入学までに学区を決めたいな…なんて。そんな時に限って、よく目にするのが「スーモカウンター」の広告。

「家づくり、何から始めたらいいかわからない」「お金のこと、不安…」

まさに私のこと!って思うキャッチコピーに、つい惹かれます。でも、「相談無料」って聞くと、お得な反面、ちょっと警戒しちゃいませんか?「本当に無料なの?」「後からしつこく勧誘されたりしないかな?」って。

私と同じように、子育て中のママなら、貴重な時間を使って相談に行って「失敗した…」とは絶対になりたくないですよね。

この記事では、そんな「スーモカウンターって実際どうなの?」という疑問を解消するために、SNSや口コミサイトで見かける「スーモカウンターの口コミ」や「評判」を徹底的にリサーチ!

  • 利用者が感じた「良かった点」(メリット)
  • ちょっと気になる「悪い口コミ」や「デメリット」
  • 私のようなママが上手に活用するためのコツ

これらを、私しずく独自の視点も交えつつ、できるだけ中立な立場でまとめていきます。家づくりは家族にとっての一大イベント。後悔しないためにも、まずは情報収集からしっかり始めていきましょう!

目次

スーモカウンターとは?口コミや評判が気になる理由

では、まず「スーモカウンター」がどんなサービスなのか、簡単におさらいしつつ、なぜこんなに「口コミ」や「評判」が検索されているのか、その理由を探っていきましょう。

スーモカウンターは、リクルートが運営する「家づくりの無料相談所」です。注文住宅を建てたい人や、新築マンションを買いたい人に対して、専門のアドバイザーが中立的な立場でサポートしてくれるサービスですね。

具体的には、以下のようなことを「無料」で手伝ってくれるみたいです。

  • 家づくりのダンドリ説明(何から始めるべきか)
  • 予算の立て方、住宅ローンの基礎知識のレクチャー
  • 希望に合う建築会社やマンションの紹介
  • (希望すれば)建築会社との打ち合わせ日程の調整や、お断りの代行

これだけ見ると、至れり尽くせり。でも、だからこそ「なぜ無料なの?」という疑問が湧いてきて、口コミや評判を調べたくなるんですよね。

H3-1:「無料相談サービス」への不安と期待が混在している

「無料」と聞くと、私たちはつい「何か裏があるんじゃないか?」と勘ぐってしまいます。これはもう、賢く節約したいママの防衛本能みたいなもの(笑)。

ママたちが抱きがちな「不安」

  • しつこい勧誘はない?:相談したら最後、毎日電話がかかってきたり、決めるまで帰してもらえなかったりしないか。
  • 特定の会社をゴリ押しされない?:「中立」とは言いつつ、スーモカウンターにマージンが多く入る会社ばかり紹介されるのでは?
  • 個人情報が心配:アンケートに答えたら、いろんな会社から営業メールや電話が来るようになったら嫌だな…。
  • 時間の無駄にならない?:子どもを預けたり、夫と時間を調整して行ったのに、ありきたりの情報しかもらえなかったらガッカリ。

こうした不安があるからこそ、「スーモカウンター 勧誘 しつこい」といったキーワードで検索する人が後を絶たないんだと思います。

一方で、もちろん「期待」も大きいですよね。

  • プロの意見が聞きたい:家づくりって、何千万円もかかる買い物。絶対に失敗したくない!だからこそ、専門知識を持った人に客観的なアドバイスが欲しい。
  • お金の不安を解消したい:うちは子ども2人分の教育費もこれからかかるし、老後資金も…。NISAの勉強もしてるけど、住宅ローンで家計が破綻しないかシミュレーションしてほしい。
  • 比較検討がラクそう:たくさんの住宅会社から、自分たちに合うところだけピックアップしてくれるなら、非効率な展示場巡りをしなくて済むかも。

この「大きな不安」と「大きな期待」が入り混じるからこそ、実際に利用した人の「体験談」や「口コミ」を知って、一歩踏み出す勇気が欲しいんですよね。

H3-2:スーモカウンター利用者が増えている背景

そもそも、なぜ今スーモカウンターのような相談サービスが注目されているんでしょうか。

私自身も感じていますが、コロナ禍を経て「おうち時間」の質を重視する人が増えましたよね。在宅ワークが普及して「仕事部屋が欲しい」とか、子どもが家で安全に遊べる「庭や広いリビングが欲しい」とか。

それに加えて、住宅ローンの金利が低い水準で推移している(※)ことも、マイホーム購入を後押しする要因になっています。(※金利情勢は常に変動するので、最新情報のチェックは必須ですが!)

でも、いざ家を建てよう!と思っても、情報が多すぎるんです。

  • ハウスメーカーと工務店の違いって?
  • 高気密・高断熱ってよく聞くけど、結局どこがいいの?
  • 土地探しはどうする?

昔みたいに「とりあえず住宅展示場に行く」というのも一つの手ですが、いきなり営業マンと1対1で話すのはハードルが高い…。それに、展示場にあるのは各社の「一番良いモデル」だから、現実的な予算感も掴みにくいですよね。

そんな「家は欲しいけど、何から手をつけていいか分からない」という人たちにとって、「まずは無料で相談して、情報を整理できる」スーモカウンターの存在は、まさに渡りに船。利用者が増えているのも納得がいきます。

H3-3:「相談して良かった」「思ったより親切」などの傾向も多数

不安な口コミを探していると、実はそれと同じくらい、あるいはそれ以上に「相談して良かった」というポジティブな「評判」もたくさん見つかります。

SNSや口コミサイトを調べてみると、特に以下のような声が目立ちました。

  • 「モヤモヤが晴れた」
    • 「家づくりの流れが明確になって、今やるべきことが分かった」
    • 「夫婦間でも意見が分かれていたが、アドバイザーさんが間に入って整理してくれた」
  • 「中立的な紹介が助かった」
    • 「自分たちでは見つけられなかった、予算に合う工務店を紹介してもらえた」
    • 「各社のメリット・デメリットを比較して説明してくれたので選びやすかった」
  • 「お金の不安が軽くなった」
    • 「ざっくりとした年収から、無理のない返済プランをシミュレーションしてくれた」
    • 「教育費や老後資金も踏まえたライフプラン相談ができた」

もちろん、「無料相談」なので過度な期待は禁物ですが、「思ったより親切だった」「強引な勧誘は一切なかった」という声が多いのも事実。こうした「期待以上だった」というポジティブな体験談がまた新たな口コミを生み、「スーモカウンターって実際どうなの?」と気になる人を増やしている、そんな構図が見えてきますね。

良い口コミ|利用者が評価する3つのポイント

不安な点ばかり気になってしまいますが、実際のところ「スーモカウンターを利用して良かった!」という「良い口コミ」や「評判」も、調べてみると本当にたくさん見つかりました。

特に、私のような家づくり初心者や、忙しい子育て世代のママ・パパにとって「助かった!」と感じるポイントには、大きく分けて3つの共通点があるようです。

具体的にどんな点が評価されているのか、詳しく見ていきましょう。

H3-1:中立的に住宅会社を紹介してもらえる安心感

まず一番多かったのが、「中立的な立場でアドバイスをくれる」という点への評価です。

私たち消費者が一番避けたいのは、「営業マンのペースに乗せられて、よく分からないまま契約してしまう」ことですよね。

住宅展示場にいきなり行くと、当然ですが、その会社の営業マンは「自社の良いところ」を猛アピールしてきます。それはお仕事なので当たり前なのですが、何社も回ると「結局、うち(私たち家族)にはどこが本当に合っているの?」と混乱してしまいがち。

その点、スーモカウンターは特定のハウスメーカーに所属しているわけではないので、「お客さんの希望」を最優先にしてくれる、という口コミが多く見られました。

<実際にあった「良い口コミ」の傾向>

  • 「こちらの希望条件を伝えたら、メリットだけでなくデメリットも正直に教えてくれた上で、A社とB社を提案してくれた」
  • 「大手ハウスメーカーばかり勧められるかと思っていたら、地元の優良な工務店も選択肢に入れてくれて、視野が広がった」
  • 「自分たちだけで探していたら、絶対に出会えなかった会社を紹介してもらえた」

家づくりって、本当に選択の連続です。その一番最初の「パートナー(建築会社)選び」で、第三者の客観的な視点が入ることは、大きな安心材料になりますよね。「ゴリ押しされなかった」「私たちの話をしっかり聞いた上で提案してくれた」という安心感が、スーモカウターの「評判」を支えている大きな理由の一つだと感じました。

H3-2:担当者の対応が丁寧で知識が豊富

次に目立ったのが、「担当アドバイザーの質の高さ」に関する口コミです。

家づくりには、建築のこと、土地のこと、そして何より「お金のこと」が複雑に絡んできます。特に私はNISAなども勉強中ですが、住宅ローンとなると桁が違いますし、教育費や老後の資金とのバランスも考えないといけません。

そんな素人では分かりにくい専門分野を、「いかに分かりやすく説明してくれるか」は非常に重要ですよね。

<実際にあった「良い口コミ」の傾向>

  • 「担当の方がとても丁寧で、こちらの漠然とした不安や希望を、辛抱強く聞いてくれた」
  • 「専門用語をかみ砕いて説明してくれて、素人質問にも嫌な顔一つせず答えてくれた」
  • 「年収や自己資金から、無理のない予算シミュレーションをしてくれた。お金の見通しが立って安心した」

スーモカウンターのアドバイザーは、リクルートによる専門の研修を受けているそうです。必ずしも全員がFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っているわけではないようですが、住宅ローンやお金に関する知識が豊富な専門家であることは間違いなさそう。

また、店舗の多くがショッピングモールの中など、アクセスしやすい場所にあるのもポイント。私たち子育て世代にとっては、「買い物のついでに寄れる」「子ども連れでも気兼ねなく立ち寄れる雰囲気だった」という点も、地味ですが大きなメリットですよね。

H3-3:家づくりの流れが整理できて“何をすればいいか分かった”という声

そして3つ目が、家づくり初心者にとって最もありがたい、「情報整理」のサポートです。

「マイホームが欲しい!」と思っても、じゃあ何から?
「土地探し?」「住宅ローン審査?」「ハウスメーカー巡り?」
……もう、考えるだけで頭がパンクしそうになります(私だけじゃないはず!)。

そんな「家づくり迷子」状態の私たちに、「道しるべ」を示してくれるのがスーモカウンターの役割だ、という口コミが非常に多かったです。

<実際にあった「良い口コミ」の傾向>

  • 「相談に行く前はモヤモヤしていたが、家が建つまでの流れ(ダンドリ)を一覧で説明してもらい、今やるべきことが明確になった」
  • 「夫婦間でも『洋室が欲しい』『和室が欲しい』と意見が割れていたが、アドバイザーさんが間に入って希望条件を整理してくれた」
  • 「自分たちが家づくりで何を一番大切にしたいのか、優先順位がハッキリした」

特に印象的だったのは、「話しているうちに、自分たちの希望が明確になった」という声です。

私たちも、子ども部屋のこと、キッチンのこと、収納のこと…と、つい「欲しいもの」ばかりを考えてしまいます。でもプロに相談することで、「なぜそれが必要なのか?」「予算内で実現するにはどうしたらいいか?」を客観的に整理してもらえる。

この「頭の中の整理整頓」を無料で手伝ってもらえるだけでも、スーモカウンターを利用する価値は十分にあるのかもしれませんね。

悪い口コミ・デメリットもチェック

良い口コミを見て少し安心したところで、やっぱり気になるのが「悪い口コミ」や「デメリット」ですよね。信頼できるサービスか見極めるには、ネガティブな情報こそしっかりチェックするのが鉄則!私しずくも、ママ友ネットワークやネットの海を駆使して、「イマイチだった…」というリアルな声を徹底的に探してみました。

H3-1:「担当者によって差がある」「合わなかった」という声

これは、スーモカウンターに関するネガティブな口コミの中で、最も多く見られた意見かもしれません。

どんなサービスでも結局は「人」対「人」。特に家づくりは、家族の夢や、ちょっと話しにくいお金のことまで赤裸々に相談する相手です。スーパーのレジ係の方とはワケが違いますよね。

  • 「なんだか高圧的に感じて、本音を言えなかった…」
  • 「住宅ローンについて質問しても、答えが曖昧だった」
  • 「知識はありそうだけど、マニュアル通りの対応で冷たく感じた」

こんなふうに、担当者さんとの「相性」が合わなかった、という声が一定数存在しました。

スーモカウンターのアドバイザーは、リクルートによる専門研修を受けているとのことですが、それでも個人のスキルや経験年数、人柄によって差が出てしまうのは避けられない部分かもしれません。

例えば、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っている担当者もいれば、そうでない担当者もいるでしょう。家づくりの実務経験が豊富なベテランもいれば、研修を終えたばかりの新人さんもいるはずです。

私たちからすると「担当ガチャ」なんて言葉は使いたくありませんが、もし「この人、ちょっと合わないかも…」と感じながら相談を続けても、貴重な時間を無駄にしてしまうだけ。これは大きなデメリットと言えそうです。

H3-2:「希望条件に合わない会社を紹介された」ケース

「中立的な立場で紹介してくれる」というのがスーモカウンターの最大のメリットのはず。しかし、その期待に反して「希望条件と違う会社を紹介された」という不満の声もゼロではありませんでした。

  • 「予算は3,000万円までと伝えたのに、4,000万円以上のハウスメーカーばかり勧められた」
  • 「『自然素材を使いたい』という希望を無視して、大手メーカーの規格住宅を提案された」
  • 「すでに気になっているA社を伝えたのに、なぜかB社やC社を強く勧められた」

こうした口コミを見ると、「本当に中立なの?」と疑いたくなってしまいますよね。

この原因として考えられるのは、主に2つのパターンがありそうです。

① 担当者のヒアリング不足
一つは、H3-1とも関連しますが、担当者がこちらの希望を正しく汲み取れていないケース。「子どもが走り回れる広いリビング」という希望が、「=高額な注文住宅」と短絡的に結び付けられてしまう、といったミスマッチです。

② スーモカウンターの「提携会社」の都合
もう一つは、構造的な問題です。スーモカウンターは、全国のハウスメーカーや工務店と「提携」することで運営されています(この仕組みは後ほど詳しく解説しますね)。
つまり、スーモカウンターは「提携している会社」しか紹介できません。

もし、私たち家族の希望にピッタリ合うA社があったとしても、そのA社がスーモカウンターと提携していなければ、紹介リストには入ってこないわけです。

また、これは憶測の域を出ませんが、アドバイザーさんにも「紹介目標」のようなものがあるかもしれません。その場合、提携会社の中でも「今、特にお客さんを紹介したい」会社を優先的に提案する…という可能性も、ゼロとは言い切れませんよね。

H3-3:「勧誘された」という口コミの真相(住宅会社側の営業)

さて、私たちが最も恐れる「勧誘」の問題です。「スーモカウンター 勧誘 しつこい」といったキーワードで検索すると、不安になるような体験談がいくつか見つかります。

ですが、その口コミの内容をよーく深掘りして読んでみると、ある事実に気づきました。

「スーモカウンターの担当者自体がしつこかった」という口コミは、実は非常に少ないんです。

  • 「相談後、状況確認の電話が何度かかかってきた」
  • 「『その後、どうですか?』とメールが来た」

多くは、この程度の「フォローアップ連絡」で、これを「しつこい」と感じるかどうかは個人の受け取り方次第かな、という印象でした。「相談したきり放置」よりは、むしろ親切だと感じる人もいるでしょう。

では、「勧誘された」という口コミの正体は何か?
それは、「スーモカウンターから紹介された“住宅会社側”の営業」である可能性が非常に高いです。

スーモカウンターは、あくまで「紹介」までがお仕事。紹介された先のハウスメーカーや工務店は、当然ながら契約が欲しいので、私たちに対して熱心に営業活動をしてきます。

「週末、展示場に来ませんか?」
「今ならキャンペーンが…」

この「紹介先からの営業電話やメール」を、「スーモカウンター(のせい)で勧誘された!」と混同してしまっているケースがほとんどのようでした。

もちろん、私たちにとってはどちらからの電話でも「営業電話」に変わりありません。ただ、「スーモカウンターの相談室で、アドバイザーに契約を迫られて帰してもらえない」といった事態は、まず起こらないと考えて良さそうです。

スーモカウンターを上手に使うためのコツ

さて、ここまで「良い口コミ」と「悪い口コミ」を見てきました。メリットもデメリットも、どちらも「なるほどな~」と納得できる内容でしたよね。

特に「担当者によって差がある」とか「希望と違う会社を紹介された」なんていうのは、私たちにとって一番避けたい「ハズレ」パターン。子どもを預けたり、夫婦で時間を合わせたり、ただでさえ忙しいママにとって、時間は本当に貴重です。

「せっかく無料相談に行ったのに、時間の無駄だった…」

そんな悲しい結果にならないために!ここからは、私しずくが「悪い口コミ」を徹底的に分析して見えてきた、「スーモカウンターを賢く上手に使い倒すためのコツ」を3つ、ご紹介します。ちょっとした準備と考え方で、相談の質はグッと上げられるはずです!

H3-1:最初に“相談したい内容”を明確にしておく

まず、これが一番大事かもしれません。アドバイザーさんを「担当ガチャ」と不安に思う前に、私たち相談者側も「良い提案」を引き出す準備をしていくことが重要です。

「悪い口コミ」の中にあった「希望と違う会社を紹介された」というケース。これはもしかしたら、私たちの「希望」が漠然としすぎていて、担当者さんにうまく伝わっていなかった可能性もあります。

ただ「素敵な家が欲しいです」だけだと、担当者さんも困ってしまいますよね。

<最低限これだけは整理しておきたいリスト>

  1. 予算感(最重要!)
    • 「絶対に(建物代で)〇〇万円以内!」
    • 「世帯年収は〇〇円で、住宅ローンは月々〇〇円までなら払えそう」
    • ※正直に、少し厳しめに伝えておくのがミソです。
  2. 絶対に譲れない条件(Must)
    • 例:「子ども部屋は2つ欲しい」「通勤のため〇〇駅から徒歩20分以内」「地震に強い家」
  3. できれば叶えたい条件(Want)
    • 例:「広いキッチン」「収納が多い」「庭が欲しい」
  4. 不安に思っていること(不安)
    • 例:「お金のことが一番不安」「土地探しもゼロから」「何から始めていいか分からない」

全部をガチガチに決めていく必要はありません。でも、特に「予算の上限」と「これだけは譲れないこと」を夫婦(家族)ですり合わせて、できれば紙に書き出して持っていく。

これだけで、担当者さんは「この家族が何を求めているか」を具体的に把握できます。結果として、的外れな会社を紹介されるリスクを最小限に抑えることができるはずです。

H3-2:合わない担当者は遠慮なく変更を依頼

とはいえ、どれだけ私たちが準備しても、やっぱり「人」対「人」。相性が合わない担当者さんに当たってしまう可能性はゼロではありません。

  • 「なんだか高圧的に感じる…」
  • 「質問しても、答えが曖昧…」
  • 「こちらの希望を否定してくる…」

もし、相談の途中で少しでも「ん?この人、合わないかも…」と感じたら、絶対に遠慮してはいけません。

私たち日本人は「せっかく対応してもらったのに、申し訳ない…」と我慢しがち。でも、思い出してください。これから何千万円という、家族の人生で一番大きな買い物をするための、大事なパートナー探しです。

ここで我慢してモヤモヤしたまま話を進めても、絶対に良い結果にはなりません。

スーモカウンターは、公式サイトなどでも「担当者の変更が可能」であることを明記している場合が多いです(※念のためご自身でもご確認ください)。

相談が終わった後でも、スーモカウンターの総合窓口や、店舗の別スタッフにメールや電話で「別の方の意見も聞いてみたい」と伝えればOK。理由を細かく言う必要もありません。

悪い口コミを「運が悪かった」で終わらせず、「合わなかったら変えればいい」という前提で臨む。これが、貴重な時間を無駄にしないための、私たち消費者の権利です!

H3-3:紹介された会社を比較する際のチェックポイント

スーモカウンターで「あなたに合うのはこの3社です」と紹介された。これで一安心!……ではありません。ここからが本当のスタートです。

「悪い口コミ」の真相でも触れましたが、スーモカウンターが中立だとしても、紹介された「住宅会社」は当然、契約が欲しい営業マンです。

スーモカウンターのアドバイスは、あくまで「プロの参考意見」として受け止めましょう。「紹介されたから安心」と鵜呑みにせず、そこから自分の目(と足)でしっかり比較検討することが、最大の失敗回避策です。

<紹介された会社を比較するチェックリスト>

  • 施工事例(デザイン):その会社の「建てた家」は、本当に自分たちの好みか?(パンフレットだけでなく、実際の家を見せてもらうのがベスト)
  • 標準仕様とオプション:提示された金額で「何がどこまでできる」のか?(「素敵!」と思った設備が全部オプションだった…は“あるある”です)
  • アフターサービス:家が建った後、何年間の保証があるのか?定期点検は?
  • その会社の営業担当者との相性:スーモカウンターの担当者さんと同じくらい、ここも重要です。信頼して任せられるか?

そして、もし比較検討した結果、「この会社は合わないな」と思ったら。
その時にこそ、スーモカウンターの「お断り代行サービス」を最大限に活用しましょう!自分で言いにくいことを代わりに伝えてもらえる。これも無料サービスの大きなメリットですからね。

実際に利用する前に知っておきたいこと

スーモカウンターを賢く使うコツが分かったところで、最後にもう一歩だけ踏み込んで、私たちが一番モヤモヤしている「根本的な疑問」を解消しておきましょう。

それは、「なぜ無料なの?」そして「個人情報は大丈夫?」という2点です。

ここがクリアにならないと、いくら良い口コミが多くても、なかなか「相談予約」のボタンを押せないですよね。

H3-1:無料で使える理由(広告料モデルの仕組み)

「タダより高いものはない」と、昔から言いますよね。私も4歳と7歳の子どもを育てながら、日々の食費や光熱費を切り詰めている主婦のはしくれ。無料と聞くと、つい裏を勘ぐってしまいます(笑)。

スーモカウンターが私たち利用者から一切お金を取らずに、立地の良いショッピングモールに店舗を構えたり、専門のアドバイザーを配置したりできるのは、住宅会社側からお金をもらっているからです。

分かりやすく言うと、スーモカウンターは「私たち(家を建てたい人)」と「住宅会社(家を売りたい会社)」をマッチングさせる不動産専門の広告代理店のようなものです。

<お金の流れ(イメージ)>

  1. 私たち(利用者):スーモカウンターに無料で相談する。
  2. スーモカウンター:私たちの希望を聞き、提携している住宅会社を紹介する。
  3. 住宅会社:スーモカウンターからお客さんを紹介してもらう対価として、スーモカウンターに「広告料」や「紹介料」を支払う。
  4. (もし成約したら):住宅会社は、スーモカウンターにさらに「成約フィー」を支払う。(※ここはサービスにより異なりますが、一般的にこういうモデルが多いです)
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    この仕組みがあるから、私たちは無料でプロに相談できるわけです。

    ただし、ここでH2-3の「悪い口コミ」を思い出してください。スーモカウンターは「提携している会社」からしか紹介料をもらえません。だから、当然ですが「提携していない会社」は、どんなに私たちの希望に合っていても紹介リストに出てこないのです。

    これが、スーモカウンターの「中立性」の限界であり、私たちが知っておくべき最大の注意点とも言えますね。

    H3-2:個人情報の扱い・安全性について

    無料相談とはいえ、予約時には名前や電話番号、相談時には年収や家族構成など、かなりプライベートな情報(個人情報)を伝えることになります。

    「アンケートに書いた情報が、いろんな会社にバラまかれたらどうしよう…」
    「迷惑メールや営業電話がいろんな所から来たら嫌だな…」

    この不安、すごくよく分かります。

    この点については、やはり運営会社が「リクルート」という超大手企業である点が、一つの安心材料にはなるかと思います。個人情報の取り扱いに関しては、プライバシーポリシー(個人情報保護方針)を厳格に定めているはずですし、万が一情報漏洩でも起これば、会社の信用問題に関わります。

    スーモカウンターの仕組み上、私たちが伝えた個人情報は、私たちが「紹介してほしい」と同意した住宅会社にのみ提供されるのが基本です。
    相談しただけで、勝手に何十社もの会社にこちらの情報が渡される…ということはまず考えられません。

    もちろん、「絶対安全」とは言い切れませんが、それは他のどんなサービスを利用するときも同じこと。得られるメリット(無料相談)とリスク(個人情報提供)を天秤にかけて、信頼できる運営元かどうかを判断することが大切ですね。

    H3-3:相談後に営業電話がくる理由と対策方法

    そして、最後の不安。「やっぱり、相談したら営業電話がかかってくるんでしょ?」という点です。

    これについては、H2-3の「悪い口コミの真相」でも触れましたが、電話がかかってくるパターンは主に2種類あります。

    パターン①:スーモカウンター(担当アドバイザー)からの電話
    これは「勧誘」や「営業」というよりは、「その後の進捗はいかがですか?」「紹介した会社との面談、どうでしたか?」という「フォローアップ(状況確認)」の連絡です。
    もし、この連絡が「しつこい」と感じるなら、ハッキリと意思表示をすれば大丈夫。

    • 対策:「今は仕事が忙しいので、検討が止まっています」
    • 対策:「次は〇月頃に動く予定なので、またこちらから連絡します」

    パターン②:紹介された「住宅会社」からの電話
    「勧誘がしつこい」という口コミの多くは、こちらのパターンです。住宅会社側も、スーモカウンターにお金を払って私たちを紹介してもらっているので、営業に熱が入るのは当然ですよね。

    でも、私たちには最強の武器があります。

    • 対策①:スーモカウンターの「お断り代行」を使う!
      • これが最大のメリットです。比較検討した結果、「この会社は合わないな」と思ったら、自分で断る必要はありません。スーモカウンターの担当者さんに「A社さんは、お断りしておいてください」とメールか電話で伝えるだけ。角が立たずにフェードアウトできます。
    • 対策②:窓口をスーモカウンターに一本化する
      • 最初の段階で「連絡はすべてスーモカウンターさん経由でお願いします」と住宅会社側に伝えておくのも手です。
    • 対策③:「連絡はメールで」と釘を刺す
      • 日中忙しいママにとって、いきなりの電話はストレス。「連絡は〇時以降か、基本メールでお願いします」とルールを決めておきましょう。

    「勧誘」を過度に恐れる必要はありません。「無料相談」の対価として「営業電話がかかってくる“可能性”」はありますが、その対策(断り方)さえ知っておけば、主導権は私たちが握れますからね。

    まとめ|口コミから見えるスーモカウンターの本質

    ここまで、「スーモカウンターって実際どう?」という疑問に答えるため、良い口コミ、悪い評判、そして賢い使い方まで、徹底的に掘り下げてきました。

    長い時間お付き合いいただき、ありがとうございます!

    最後に、4歳と7歳の息子を持つママであり、NISAや節約にも励む私しずくの視点で、「スーモカウンターの本質」と「どんな人が使うべきか」をまとめて締めくくりたいと思います。

    H3-1:悪い口コミの多くは“担当者との相性”が原因

    今回、たくさんの口コミをリサーチして一番強く感じたのは、「悪い口コミ」や「デメリット」として挙げられていることの多くが、担当者との“相性”や“ミスマッチ”に起因している、ということです。

    • 「知識が浅かった」(経験の浅い担当者だったかも)
    • 「高圧的だった」(人柄が合わなかったかも)
    • 「希望と違う会社を勧められた」(ヒアリングがうまく伝わらなかったかも)

    これらは確かに大きな問題ですが、「スーモカウンターという仕組み自体がダメ」というよりは、「その担当者さんとは縁がなかった」という側面が強いように感じます。

    逆に言えば、「良い担当者」に巡り会えさえすれば、そのメリットは計り知れません。そして、もし「合わない」と感じても、私たちには「担当変更をお願いする」という権利があります。

    「担当ガチャ」を恐れて何もしないよりは、「合わなかったら変えればいい」という気楽さで、まずは一度そのメリットを試しに行ってみる価値は十分にある、というのが私の結論です。

    H3-2:「中立×情報整理」がスーモカウンターの最大の強み

    では、スーモカウンターの最大の強み、つまり「本質的な価値」は何か?

    それは、「(提携会社の範囲内という制限はあるものの)中立的な立場で、複雑な家づくりの情報を“整理”してくれること」に尽きると思います。

    • 家づくりって、何から始めるの?(ダンドリの整理)
    • うちはいくらまでローンを組めるの?(お金の整理)
    • 何百社もある会社から、どこを選べばいいの?(希望条件の整理)

    特に、私のように「教育費もこれからかかるし、NISAで老後資金も貯めたい…でもマイホームも欲しい!」という、お金の悩みが多い子育て世代にとって、いきなり住宅展示場で営業マンと話すのはハードルが高すぎます。

    まずはスーモカウンターというワンクッションを置いて、「うちの家族の場合、どう進めるのがベスト?」をプロと一緒に壁打ち(相談)できる。しかも無料で。

    この「情報整理」と「交通整理」こそが、私たちがスーモカウンターにお願いすべき核心部分なんだと分かりました。

    H3-3:まずは気軽に相談して、自分に合う住宅会社を見つけよう

    「家づくりは、何から始めたらいいか分からない」

    この記事を読み始めたときの、そんな漠然とした不安は、少し解消されたでしょうか?

    スーモカウンターは、「絶対にここで契約しなければいけない」場所ではありません。あくまで「家づくりのパートナー(住宅会社)を見つけるためのお手伝いをしてくれる場所」です。

    • まだ何も決まっていない人:家づくりの進め方を教えてもらいに行く
    • お金が不安な人:ざっくりした予算感と、無理のないローン計画を相談しに行く
    • 比較検討したい人:自分たちでは見つけられない会社を紹介してもらいに行く

    こんなふうに、目的をハッキリさせて利用すれば、「勧誘されたらどうしよう…」という不安も軽くなるはず。

    家づくりは、家族みんなにとっての一大イベント。4歳の息子が「自分のお部屋が欲しい!」と言い出し、7歳の息子が「小学校のお友達を呼べるお庭が!」と夢を語るのを聞いていると、「失敗したくないな」と同時に「早く叶えてあげたいな」という気持ちも強くなります。

    その第一歩として、まずはプロの力を借りて「頭の中の整理」をしてみる。スーモカウンターは、そのための「最初の一歩」として、非常に有効な選択肢だと思います。

    この記事が、あなたとご家族の「後悔しない家づくり」のきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。

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