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ぬりかえの評判は本当?外壁塗装一括見積もりの口コミと料金を徹底調査!

こんにちは!4歳と7歳のやんちゃな男の子たちを育児中のママ、しずくです。

最近、ふと家の外壁を見て「あれ、なんだかウチ、汚れてない…?」って気になり始めたんです。新築で建ててからもう10年以上。よく見ると、うっすら黒ずんでいたり、触ると白い粉がついたり(これ、チョーキング現象っていうらしいですね!)。

「そろそろ外壁塗装かなぁ」なんて夫と話すものの、真っ先に頭をよぎるのは、やっぱり「費用」のこと。

だって、子どもの教育費だってこれからどんどんかかるし、私たちの老後資金のためにNISAやiDeCoも始めたばかり。「家のメンテナンス」が大事なのは分かっていても、何十万、もしかしたら100万円以上かかるかもしれない出費って、考えるだけでちょっと尻込みしちゃいますよね…。

それに、いざ業者さんを探そうにも、「どこに頼んだらいいの?」「ぼったくられたりしない?」なんて不安もいっぱい。

そんなとき、ネットで「外壁塗装の一括見積もり」っていうサービスを見かけました。CMとかでもやってる「ぬりかえ」もその一つみたい。一度に複数の業者さんから見積もりが取れるのは便利そうだけど、実際どうなんだろう?しつこく営業されたりしないかな?

大切なマイホームのことだから、絶対に失敗したくない。

そこで今回は、家計を預かる主婦目線で、外壁塗装の費用相場や、業者さん選びで失敗しないためのポイントを徹底的にリサーチしてみました!「ぬりかえ」のような一括見積もりサービスが本当に役立つのかも含めて、一緒に賢くお家のメンテナンスを考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

なぜこんなに高いの?外壁塗装の費用相場と見積もりの仕組み

まず、一番気になるのが「結局いくらかかるの?」ってことですよね。外壁塗装って、車が買えちゃうくらい高額なイメージ…。でも、なんでそんなに高いんでしょう?

「ただペンキを塗るだけでしょ?」なんて思っていたら、大間違い。その見積もり金額には、ちゃんとした理由(内訳)があるんですって。

まずは「いくらが普通なのか」という相場を知って、見積もりを見たときに「これは高い?安い?」と判断できる基準を持っておくことが、賢い業者選びの第一歩。詳しく見ていきましょう!

外壁塗装の平均費用と「30坪70万円~」のカラクリ

「外壁塗装 相場」で検索すると、いろんな金額が出てきて混乱しますよね。

それもそのはず、費用は「家の大きさ(塗装面積)」「使う塗料の種類」「家の劣化具合」によって、大きく変わるからなんです。

とはいえ、目安がないと検討もできません。一般的な2階建て・延床面積30坪(約100㎡)の戸建ての場合、外壁塗装だけなら70万円~110万円あたりが、一番多い価格帯のようです。

 

【塗料別】30坪の費用相場(目安)

塗料の種類 耐用年数(目安) 費用相場(30坪) 特徴
アクリル 5~8年 50万円~70万円 価格は安いが、耐久性が低く今はあまり使われない
ウレタン 8~10年 60万円~80万円 以前は主流だったが、シリコンの登場で減少
シリコン 10~15年 70万円~100万円 現在一番人気。価格と耐久性のバランス◎
フッ素 15~20年 90万円~120万円 高耐久だが、価格も高い。
無機塗料 20~25年 100万円~140万円 最も高耐久だが、非常に高価。

 

表を見ると分かる通り、一番安いアクリル塗料と一番高い無機塗料では、同じ30坪でも2倍近く差が出ます。

「じゃあ安いやつでいいや!」と思いがちですが、注目すべきは「耐用年数」

安い塗料は劣化が早いので、次の塗り替えまでの期間が短くなります。たとえば、50万円で耐用年数5年の塗装を3回(合計150万円)するのと、80万円で耐用年数15年の塗装を1回するのとでは、長期的に見るとどちらがお得か…わかりますよね?

私たち主婦としては、目先の安さより「トータルコスト」で考えたいところ。だからこそ、現在主流の「シリコン塗料」で70万円~100万円というのが、ひとつの基準になりそうです。

ちなみに、よく「屋根も一緒に」と言われますが、屋根塗装もプラスすると大体20万円~40万円ほど追加になると考えておくと良さそうです。

見積もり金額は「4つの費用」でできている

同じシリコン塗料を選んでも、業者さんによって見積もり金額が違うのはなぜでしょう?

それは、外壁塗装の費用が、主に以下の4つの項目で構成されているからです。

 

外壁塗装の費用内訳(一般的な割合)

  • ① 塗料代(材料費):約20%
    • 上で説明した、シリコンやフッ素などの塗料そのものの費用です。
  • ② 足場代(仮設工事費):約20%
    • 職人さんが安全・丁寧に作業するための足場を組んだり、解体したりする費用。30坪の家でも15万~20万円ほどかかると言われています。これは絶対にケチれない、必須の費用ですね。
  • ③ 人件費(工事費):約30%
    • 職人さんの技術料です。高圧洗浄、下地処理、養生(汚れないようにカバーする)、そして「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りを丁寧に行うための手間賃が含まれます。
  • ④ 諸経費:約30%
    • 業者の利益、現場管理費、交通費、駐車場代、廃材処理費などです。

 

見積もり金額に差が出るのは、②~④、特に③と④のさじ加減が業者さんによって違うからなんですね。

たとえば、大きなリフォーム会社だと、立派なショールームや営業マンの人件費、テレビCMの広告費などが「諸経費」として上乗せされることがあります。逆に、地元の小さな塗装店さんなら、そういう経費が少ない分、安くなる可能性があります。

ただし、安ければいいという訳でもないのが難しいところ…。

要注意!「安すぎる見積もり」に潜むリスク

複数の業者さんから見積もりを取ると、1社だけ「えっ!?」と驚くほど安い金額を提示してくることがあるかもしれません。

「やった!ラッキー!」と飛びつきたくなる気持ち、すっごく分かります。私も節約大好きなので(笑)

でも、ちょっと待ってください。相場(さっきの70万円~)を大きく下回る見積もりには、必ず「安い理由」が隠されています。

 

安すぎる見積もりの裏側(よくあるケース)

  • 手抜き工事をされる
    • 一番怖いのがコレ。塗料を塗る前の「高圧洗浄」や「下地処理(ひび割れ修理など)」を雑に済ませる。
    • 一番コスト(人件費)がかかる「3回塗り」を「2回塗り」に減らす。
  • 塗料をごまかされる
    • 見積書には「シリコン」と書いておきながら、実際は安いウレタン塗料を使う。
    • 塗料を規定以上に薄めて、材料費を浮かせる。(当然、耐久性はガタ落ちです)
  • 必要な費用が入っていない
    • 「足場代は別です」「諸経費は別途」など、契約後に「追加費用」として請求されるパターン。
  • 経験の浅い職人さんが担当する
    • 人件費を抑えるために、技術のないアルバイトや経験の浅い職人さんに作業させ、仕上がりがムラだらけになる。

 

外壁塗装は、安い買い物ではありません。10年、15年と私たち家族の暮らしを守ってくれる大切な工事です。

目先の数十万円をケチったせいで、たった数年で塗装が剥がれてきたり、雨漏りしたりして、「結局、またすぐやり直し…」なんてことになったら、それこそ「安物買いの銭失い」ですよね。

だからこそ、「なぜ安いのか」をしっかり確認し、納得できる理由がない限りは、安すぎる業者さんを選ぶのは避けたほうが賢明と言えそうです。


一括見積もりサービス「ぬりかえ」とは?仕組みと評判をチェック

「相見積もり(複数の業者から見積もりをもらうこと)が大事なのは分かったけど、自分で何件も塗装屋さんを探して、電話して、来てもらって…って、想像するだけで疲れちゃう…」

分かります!育児や家事、仕事もある中で、業者さん探しにそんなに時間はかけられないですよね。

そこで気になるのが、「ぬりかえ」のようなインターネットの一括見積もりサービス。スマホでポチポチ入力するだけで、複数の業者さんを紹介してくれるなんて、すごく便利そう!

でも、便利な反面、「個人情報を入力するのが不安」「しつこい営業電話がかかってきそう」なんて心配もありますよね。

ここでは、外壁塗装の一括見積もりサイトの中でもよく名前を聞く「ぬりかえ」について、どんなサービスなのか、利用した人のリアルな口コミもあわせて、中立的な目線でチェックしていきます!

「ぬりかえ」の特徴と仕組み

「ぬりかえ」は、簡単に言うと、「外壁塗装をしたい私たち」と「優良な塗装業者さん」をマッチングしてくれる仲介サービスです。

運営しているのは「株式会社Speee」という会社。不動産売却の「イエウール」なんかも運営している、東証スタンダードに上場している企業さんなんですね。運営会社がしっかりしている、というのは安心材料の一つになりそうです。

 

「ぬりかえ」の主な特徴

  • 専門アドバイザーが仲介
    • 私たちがサイトで情報を入力すると、まず「ぬりかえ」の専門アドバイザーから電話がかかってきます。
    • そこで「家の状況」や「どんな塗装がしたいか」といった要望を伝えると、アドバイザーが私たちの代わりに、条件に合いそうな塗装業者さんを最大4社まで選んで紹介してくれます。
    • いきなり複数の業者さんから直接ガンガン電話がかかってくるのではなく、まずアドバイザーが間に入ってくれる、というのが大きな特徴です。
  • 加盟業者の審査
    • 「ぬりかえ」に登録できる塗装業者さんは、独自の審査基準(例:施工実績、資格の有無など)をクリアした会社に限られているそうです。悪質な業者はあらかじめ排除されている、というのは心強いですね。
  • 「お断り代行」サービス
    • 紹介された業者さんに見積もりをもらった後、「やっぱりこの業者さんはやめておこう…」と思ったとき。自分で断りの電話を入れるのって、すごく気が重いですよね…。
    • 「ぬりかえ」では、その気まずい「お断り」の連絡も、アドバイザーが代行してくれるサービスがあるんです。これはママにとって、かなり嬉しいポイントかも!

 

利用の流れとしては、サイトで情報を入力 → アドバイザーから電話でヒアリング → 条件に合う業者さん(最大4社)を紹介してもらう → 各業者さんが実際に家を見て見積もりを作成 → 私たちが比較検討する、というステップになります。

私たち利用者は、これらのサービスをすべて無料で使えます。

「なんで無料なの?」と不安になりますが、これは、私たちがお客さんとして契約した場合に、塗装業者さん側から「ぬりかえ」へ紹介料(手数料)が支払われる仕組みになっているからです。私たちユーザーが直接お金を払うことはないんですね。

利用者の口コミ(良い・悪い)

便利な仕組みは分かりましたが、肝心なのは「実際に使った人はどう感じているの?」というリアルな声ですよね。ネット上の口コミを調べて、良い評判と悪い評判をまとめてみました。

【良い口コミ・評判】

  • 「相場が分かって安くなった!」
    • 「複数の見積もりを比べられたおかげで、適正価格が分かった」
    • 「地元の優良業者さんを紹介してもらい、結果的に相場より安く(適正価格で)工事ができた」
    • 「自分では見つけられなかった良い塗装店に出会えた」
  • 「断り代行が助かった」
    • 「見積もりをもらった後、気まずいお断りの連絡を代行してもらえて、精神的にすごく楽だった」
  • 「アドバイザーが親切だった」
    • 「塗装の知識が全くなかったが、アドバイザーが中立的な立場で相談に乗ってくれた」

 

やっぱり、「比較できたこと」「断りやすかったこと」への評価が高いようです。

一方で、もちろん気になる「悪い口コミ」もありました。

【悪い口コミ・評判】

  • 「電話がしつこい・すぐかかってくる」
    • 「サイトに登録したら、すぐにアドバイザーから電話がかかってきて驚いた」
    • 「仕事中なのに何度もかかってきた」
  • 「紹介される業者が少ない・合わない」
    • 「地方だったせいか、紹介できる業者が1社しかなかった」
    • 「希望に合う業者さんを紹介してもらえなかった」
  • 「結局、業者さんとのやり取りは必要」
    • 「アドバイザーが全部やってくれるわけではなく、結局は自分で業者と日程調整したり、見積もり内容を交渉したりする必要があった」

 

一番多く見られたネガティブな意見は、やはり「電話」に関することでした。

「ぬりかえ」の仕組み上、正確な要望をヒアリングするためにアドバイザーからの電話は必須なのですが、「まだ軽い気持ちで相場だけ知りたかった」という人にとっては、この電話が「しつこい営業電話」と感じてしまうケースが多いようです。

また、アドバイザーはあくまで「仲介役」。最終的にどの業者さんを選ぶか、細かい交渉をするのは私たち自身なので、そこを「丸投げできる」と期待しすぎると、ギャップを感じてしまうかもしれません。

他の「一括見積もりサイト」との違い

外壁塗装の一括見積もりサイトは、「ぬりかえ」以外にもたくさんあります。「外壁塗装の窓口」や「ぬりマッチ」「いえぬり」など、名前も似ていてややこしいですよね(笑)

大きな違いは、「アドバイザー(人間)が仲介するかどうか」です。

  • ぬりかえ(仲介型)
    • 特徴:アドバイザーが電話でヒアリングし、業者を選定・紹介してくれる。
    • メリット:希望に合わない業者からの連絡を減らせる。断り代行がある。
    • デメリット:アドバイザーとの電話対応が必須。「電話がしつこい」と感じることも。
  • 他の多くのサイト(一括送信型)
    • 特徴:サイトで入力した情報が、提携している複数の業者に「一斉送信」される。
    • メリット:すぐに複数の業者から直接アプローチがある。スピーディー。
    • デメリット:最大5社、6社から一気に電話がかかってくる可能性があり、対応が大変。「営業ラッシュ」状態になりやすい。

 

どちらが良い・悪いではなく、私たちのタイプによりますね。

「電話対応は面倒だけど、一気にいろんな業者と話して早く決めたい!」という人は「一括送信型」が合うかもしれません。

逆に、「育児中で日中は電話に出られないことも多い」「しつこい営業電話は絶対にイヤ」「断るのが苦手…」というママには、間にワンクッション(アドバイザー)が入る「ぬりかえ」のような「仲介型」のほうが、ストレスが少ないと言えそうです。

ぬりかえを上手に使うコツ|見積もり依頼前の準備と比較のポイント

「ぬりかえ」が便利な仲介型サービスだってことは分かったけれど、いざ使うとなると、「アドバイザーさんから電話がかかってきたら、何をどう伝えればいいの?」「家のことなんて、うまく説明できるかな…」って不安になりませんか?

それに、最大4社から見積もりをもらったとしても、数字や専門用語がズラッと並んでいたら、チンプンカンプンになりそう…。

せっかく便利なサービスを使うんですから、私たちもしっかり準備して、ただ「紹介してもらう」だけじゃなく、賢く「使いこなす」ことが大切!

ここでは、塗装の知識ゼロの主婦でも、ぬりかえのアドバイザーさんや塗装業者さんとスムーズに話を進めるための「準備」と、見積もりを比較する「目の付け所」をまとめます。

電話の前に「我が家の状況」を整理しておこう

アドバイザーさんからの電話は、「ぬりかえ」を使う上で最初の関門。ここでいかに的確に要望を伝えられるかで、紹介してもらえる業者のミスマッチを減らせます。

電話口で「えーっと、なんか白っぽくて、ちょっとヒビが…」なんて曖昧に伝えると、アドバイザーさんも困ってしまいますよね(笑)。

事前に、以下の3つを準備しておくだけで、話がグッとスムーズになりますよ。

 

【アドバイザーへの「伝え方」準備リスト】

  1. 気になる劣化部分の写真を撮っておく
    • スマホで十分!「外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング)」「窓枠のゴムが切れてる(シーリング劣化)」「小さいヒビ割れ(クラック)」など、気になるところをパシャリ。後で業者さんに見せるのにも役立ちます。
  2. 家の図面(立面図など)を準備する
    • もし家を建てた時の図面が残っていれば、ぜひ用意を。正確な「塗装面積」が分かるので、より精度の高い話ができます。(もちろん、無くても大丈夫!その場合は現地調査でしっかり測ってもらいましょう)
  3. 現地調査(業者が家を見に来る日)の希望日を決めておく
    • アドバイザーさんとの電話では、紹介する業者さんが実際に家を見に来る「現地調査」の日程調整の話にもなります。「平日の午前中ならOK」「夫が在宅の土日がいい」など、あらかじめ家族で希望日をいくつかピックアップしておくと慌てません。

 

特に大事なのは「今、何に困っているか」を具体的に伝えること。「ただ汚れてきたからキレイにしたい」のか、「ヒビ割れがひどくて雨漏りが心配」なのかで、提案されるプランも変わってきますからね。

見積書の「ここだけは見て!」3つのチェックポイント

アドバイザーさんのおかげで、無事に見積もりが3社から届いたとします。…さて、どこを見ますか?

「合計金額」!…だけ見てもダメ、というのはH2-1で学びましたよね(笑)。安すぎる見積もりは手抜きのサインかもしれないからです。

では、どこを見れば「ちゃんとした工事をしてくれる見積書」かどうかが分かるんでしょうか? 私たち素人でも分かる、最低限のチェックポイントを3つご紹介します。

 

  1. 「一式」表記でごまかしていないか?
    • ダメな例: 外壁塗装工事 一式 800,000円
    • 良い例: 足場仮設(〇〇㎡) 高圧洗浄(〇〇㎡) 下地処理(ヒビ割れ補修) 養生 …と、作業内容ごとに単価と数量が細かく書かれている。
    • 「一式」ばかりの見積書は、何にいくらかかっているか不明瞭。後から「これは入ってません」と言われるスキを与えてしまいます。
  2. 「3回塗り」の工程が明記されているか?
    • 外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。この工程を省くと(特に下塗りや中塗り)、塗料が本来の耐久性を発揮できません。
    • 見積書に「下塗り(シーラー)」「中塗り」「上塗り」といった言葉がちゃんと記載されているか、必ず確認しましょう。
  3. 塗料名が「メーカー・商品名」まで具体的か?
    • ダメな例: シリコン塗装
    • 良い例: 日本ペイント パーフェクトトップ(ラジカル制御型シリコン)
    • ただ「シリコン」と書かれても、1缶1万円のものから3万円のものまでピンキリです。どのメーカーの、何という商品(塗料)を使うのかが特定されていないと、安い塗料でごまかされても分かりません。

 

この3点が守られていない見積書は、どんなに安くても信用できない、と判断したほうが良さそうです。

金額だけじゃない!業者比較で見るべき3つの基準

見積書が3社ともしっかりした内容だったら、いよいよ最後の悩み。「どこに決めたらいいの…?」

最後は「価格」と「信頼」のバランスです。

  1. 提案内容と「見積書の詳細さ」
    • A社は80万、B社は85万、C社は90万だったとします。
    • なぜその金額なのか? A社は安いけど、ヒビ割れ補修の項目がB・C社より少ないかも? C社は高いけど、ワンランク上の高耐久な塗料を提案してくれているかも?
    • 見積書の「詳細さ」と「根拠」を比べましょう。質問したときに、しっかり説明してくれる業者は信頼できます。
  2. 現地調査に来た「担当者の人柄」
    • これ、すっごく大事です! 見積もりを作るために現地調査に来た担当者さん(営業さんや親方さん)と、ちゃんとコミュニケーションが取れましたか?
    • こちらの不安や質問を面倒くさがらずに聞いてくれましたか?
    • 工事が始まったら、その人(またはその会社)と約2週間、毎日顔を合わせるかもしれません。「この人になら、大事な家を任せられる」と思えるかどうかは、ママの直感も大切にしたいところです。
  3. 「保証」と「アフターフォロー」
    • 工事が終わったらサヨナラ、では不安ですよね。
    • 「塗料メーカー保証」だけでなく、「塗装店独自の工事保証(例:5年、10年)」が付いているか。
    • 「1年後に無料点検します」といったアフターフォローがあるか。
    • 保証内容もしっかり書面でもらっておきましょう。

ぬりかえの「お断り代行」サービスをうまく使いながら、この3つの基準でじっくり比較して、一番「納得」できる1社を選びたいですね!


外壁塗装で後悔しないために|契約前に必ず確認したいポイント

「ぬりかえ」を使って見積もりを比較し、人柄も技術も信頼できそうな1社についに決定!「A社さんにお願いしようと思います!」

…と、契約書にサインするその前に。

一番大きな買い物のひとつだからこそ、「本当にこれで全部大丈夫かな?」「後から“知らなかった!”って後悔したくない!」と、最後の最後で不安になりますよね。

特に、工事が始まってからや、終わった後で「こんなはずじゃなかった…」となるのは絶対に避けたいところ。

ここでは、私たち主婦・ママ目線で、契約前に「これだけは確認しておきたい!」という最終チェックリストをまとめました。お金のこと、保証のこと、そしてご近所付き合いのこと。しっかり押さえて、安心して工事をスタートさせましょう!

「メーカー保証」と「自社保証」の違いを理解しよう

「ウチはちゃんと保証付けますから、安心してください!」

そう言われるとホッとしますが、ちょっと待って。その「保証」って、具体的に「何が」「何年間」保証されるか、ちゃーんと書面で確認しましたか?

外壁塗装の保証には、大きく分けて2種類あります。これが結構、ややこしいんです。

 

【外壁塗装の2種類の保証】

  1. 塗料メーカー保証(製品保証)
    • 保証する人: 塗料を作ったメーカー(日本ペイント、エスケー化研など)
    • 保証する内容: 「塗料そのものの品質」や「塗料の性能(例:15年持つはずが5年で色褪せた等)」。
    • 注意点: 非常に厳しい基準(メーカーが認めた業者が、規定通りの施工をした場合のみ発行など)があり、実際には発行されないケースも多いです。これだけをアテにするのは危険。
  2. 塗装店の自社保証(工事保証)
    • 保証する人: 実際に工事をしてくれる塗装業者さん
    • 保証する内容: 「工事の不備(施工不良)」による不具合。

      (例:3回塗りを守らなかったせいで、たった2年で塗装が剥がれてきた)

    • 注意点: これが一番大事な保証です!「5年間、施工不良による剥がれは無償で直します」といった内容が書かれた、業者さん独自の「保証書」を必ず発行してもらいましょう。

 

私たちが心配なのは、「業者の手抜きやミスで、すぐにダメになったらどうしよう」ってことですよね。

だからこそ、「塗料メーカーの保証があるから大丈夫」という言葉だけでなく、「塗装店さん独自の工事保証が何年付くのか」「どういう状態になったら無料で直してもらえるのか(保証範囲)」を、必ず契約書や保証書(書面)で確認してください。

「工事が終わったら、1年後、5年後に無料点検に来てくれますか?」といった、アフターフォローの体制も聞いておくと、さらに安心感がアップしますよ。

契約前に「追加費用」と「工事範囲」を最終確認!

契約時の見積もり金額が80万円だったとして、工事が終わった後の請求書を見たら「追加工事費 10万円」なんて書かれていたら、ビックリしますよね…。

「聞いてないよ!」を防ぐために、契約前に「見積もり金額から追加費用が発生する可能性はあるか?」を、しっかり確認しておきましょう。

 

【追加費用が発生しやすいケース】

  • 足場を立ててみたら、見積もり時よりひどいヒビ割れや腐食が見つかった。
    • これは、ある程度仕方のない部分もあります。大切なのは、「もし見つかった場合、工事を勝手に進めず、必ず写真などで報告・相談した上で、追加費用の見積もりを出してくれるか」という約束(ルール)を決めておくことです。
  • 「ついでにココも塗ってほしい」とお願いした。
    • 工事の範囲を明確にしておくことが重要です。

 

特に見落としがちなのが、「付帯(ふたい)部分」と呼ばれる、壁以外の細かいパーツです。

  • 雨どい(あまどい)
  • 軒天(のきてん:屋根の裏側の天井部分)
  • 破風板(はふいた:屋根の横っちょの板)
  • 雨戸、シャッターボックス

これらの「付帯部分」は、見積もりに含まれているのか、含まれていないのか。塗ってくれるとしたら、何色になるのか?

「外壁はキレイになったけど、雨どいが汚いままで目立っちゃう…」なんて失敗をしないためにも、どこからどこまでを塗ってくれるのか、見積書を指さしながら確認しておきましょう。

トラブル防止!「ご近所への挨拶回り」は誰がやる?

我が家がキレイになるのは嬉しいけれど、工事期間中はご近所さんに迷惑をかけてしまうかも…という心配もありますよね。

  • 足場を組むときの「カーン!カーン!」という金属音
  • 高圧洗浄機の「ゴーッ!」というエンジン音
  • 塗料のニオイ(特に油性塗料の場合)
  • 職人さんの車の出入りや、家の前にトラックが停まること

 

これらが原因でご近所さんとギクシャクしてしまうのは、絶対避けたいですよね。

だからこそ、優良な塗装業者さんは、工事が始まる1週間~数日前に、必ず近隣のお宅へ挨拶回りをしてくれます。

「〇月〇日から〇月〇日ごろまで、〇〇様のお宅で塗装工事を行います。騒音やニオイなどでご迷惑をおかけしますが、安全に注意して進めますので、ご協力お願いします」

といった内容の工事案内と、タオルや洗剤などの粗品を持って回ってくれるのが一般的です。

この「挨拶回り」、業者さんがやってくれるのか、それとも「施主(私たち)が自分でやってください」というスタンスなのか、契約前に必ず確認しましょう。

もちろん、業者さん任せにするだけでなく、「いつもお世話になっております」と私たちも一緒に回るのが一番丁寧ですが、共働きや育児で忙しいとなかなか難しいもの。

「ちゃんと業者さんが責任持って挨拶してくれる」と分かっているだけで、私たちの精神的な負担もグッと軽くなりますよね。

まとめ|外壁塗装の見積もりは「比較」と「信頼性」がカギ

今回は、主婦目線で「外壁塗装の費用」や「業者さん選び」について、かなり詳しく調べてみました。

「外壁塗装って、なんだか高くて難しそう…」

最初はそう思っていましたが、費用が高くなる理由(足場代や人件費、3回塗りなどの手間)を知ると、むしろ「安すぎる見積もり」のほうが怖い、ということがよく分かりました。

子どもたちの教育費や、私たち夫婦の老後資金(NISAも頑張らないと!)のことを考えると、もちろん1円でも安く抑えたいのが本音です。

でも、家のメンテナンスで失敗して、数年後にまた数十万円が飛んでいく…なんてことになったら、それこそ元も子もありません。

だからこそ、大切なのは「適正価格」で「信頼できる工事」をしてくれる業者さんを見つけること。

そのためには、やっぱり「複数の見積もりを比較する(相見積もり)」が最強の方法なんですね。

とはいえ、育児や仕事で忙しい中、自力で複数の優良業者さんを探し出して、一軒一軒アポを取って、見積もりをもらって、断りの電話まで入れる…というのは、正直、ハードルが高すぎます。

「ぬりかえ」のような一括見積もりサービスは、そうしたママたちの「面倒くさい」「時間がない」「断りづらい」という悩みを解決してくれる、賢い選択肢の一つなんだな、と感じました。

もちろん、「登録後の電話対応は必須」といった特徴(人によってはデメリット)もあるので、そこは理解した上で利用するのが大前提です。

 

【この記事のポイントおさらい】

  • 相場を知る: 30坪なら70万~100万円(シリコン塗料)が目安。これより安すぎるのは危険サインかも。
  • 見積書をチェック: 「一式」ばかりでないか?「3回塗り」が明記されているか?「塗料名」は具体的か?
  • 業者選びの基準: 金額だけでなく、「担当者の人柄」や「自社保証(工事保証)」も重視する。
  • サービスを賢く使う: 「ぬりかえ」のような仲介型サービスは、電話対応は必須だが「営業ラッシュ」を避けられ、「断り代行」も頼めるのがメリット。

 

10年に一度の大きな買い物だからこそ、情報をしっかり集めて、サービスをうまく利用して、納得のいく業者さんを選びたいですね。

私も、我が家の外壁(と家計)と相談しながら、ベストなタイミングでメンテナンス計画を立てていこうと思います!

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