こんにちは!4歳と7歳のやんちゃな息子たちと格闘中のママ、しずくです。
最近、子どもの進学や成長を考えると、「マイホーム」って言葉が現実味を帯びてきませんか?うちはまだ具体的な計画はないものの、周りのママ友が「家、建てたよ!」なんて話を聞くと、ちょっと焦ったりして(笑)
でも、家づくりって、人生で一番高い買い物。NISAやふるさと納税でコツコツ資産運用や節約を頑張っていても、何千万円もの買い物で失敗したら…と思うと、すごく慎重になります。
特に悩むのが、「最初の一歩、誰に相談するか」。
最近はテレビCMでも「スーモカウンター」や「ライフルホームズの家づくり相談」といった無料の相談サービスをよく見かけますよね。でも、「どっちも無料で相談できるみたいだけど、一体何が違うの?」と疑問に思ってる方も多いんじゃないでしょうか。
「とりあえず有名な方でいいか」と安易に決めちゃうと、後で「あっちのサービスの方が私たちに合ってたかも…」なんて後悔につながるかもしれません。
そこでこの記事では、注文住宅の相談サービスとしてよく比較される「スーモカウンター」と「ライフルホームズ(LIFULL HOME'S 家づくり相談)」の2つに絞って、サービス内容の違いや、それぞれどんな人に向いているのかを、私も勉強しながら中立的な立場で徹底的に比較してみました!
大切な家づくり、最初の一歩でつまずかないためにも、ぜひ自分たち家族にピッタリの相談先を見つける参考にしてみてくださいね。
目次
スーモカウンターとライフルホームズの基本情報を比較
家づくりという大きなプロジェクトの相談相手を選ぶわけですから、まずは「どんな会社が運営していて、どれくらい信頼できるの?」という基本情報が気になりますよね。
私もNISAを始めるとき、証券会社をめちゃくちゃ比較したんですが、手数料とか取り扱い商品数も大事ですけど、やっぱり「運営会社がしっかりしてるか」ってすごく重要だなって感じました。途中でサービスが終わっちゃったりしたら大変ですもんね…。
まずは、スーモカウンターとライフルホームズ、それぞれの基本的なスペックを表で比べてみましょう。
運営会社・対応エリア・相談方法の違い
項目 | スーモカウンター | ライフルホームズ 家づくり相談 |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社リクルート | 株式会社LIFULL |
相談方法 | 対面(全国の店舗)/ オンライン | オンライン(ビデオ通話)がメイン |
店舗数(対面) | 全国に多数あり(ショッピングモール内など) | 原則なし(オンラインが中心) |
対応エリア | 全国(一部地域を除く) | 全国(オンラインのため) |
こうして並べてみると、運営会社はどちらも超大手!リクルート(スーモ)もライフル(HOME'S)も、賃貸や中古物件探しでお世話になったことがあるママも多いんじゃないでしょうか。どちらも不動産情報サービスの最大手なので、会社の信頼性という点では甲乙つけがたいですね。
大きな違いが出てくるのが「相談方法」と「対応エリア(店舗数)」です。
スーモカウンターは、全国に店舗を構える「対面相談」がメインです。(もちろんオンラインもOK!)
一方、ライフルホームズの家づくり相談は、今のところ「オンライン(ビデオ通話)」が基本のようですね。(※一部、提携FPによる対面相談もあるようですが、メインはオンラインのようです)
これ、どっちが良いかはご家庭の状況によりますよね。
私みたいに下の子がまだ4歳だと、わざわざ店舗まで連れて行って、ゆっくり2〜3時間相談するのって結構ハードルが高いかも…。そういう意味では、子どもが寝た後や、パパがいる休日に自宅でサクッと相談できるオンライン専門のライフルホームズは魅力的です。
でも、家づくりって本当に細かい希望やニュアンスが大事だったりします。「この間取りの雰囲気、好きなんですけど…」みたいに雑誌を見せながら話したり、担当者さんの人柄や熱意を直接感じたりしたいなら、やっぱり対面のスーモカウンターの方が安心感があるかもしれません。
紹介してもらえる住宅会社の数・提携先比較
次に大事なのが、「どんな会社を紹介してもらえるの?」という点。
スーモカウンターは、提携している建築会社の数が非常に多いのが特徴です。全国展開のハウスメーカーから、地元密着型の工務店まで、幅広い選択肢の中から「我が家に合うのはここかも」という会社をピックアップしてくれます。
ライフルホームズも、もちろん大手ハウスメーカーとは提携していますが、スーモカウンターに比べると提携社数はやや少なめかもしれません。ただ、ライフルホームズは「FP(ファイナンシャルプランナー)相談」にも力を入れているのが特徴です。
家づくりって、どうしても「どんな家を建てるか」に目が行きがちですが、私みたいにNISAや保険も見直してる人間からすると、「そもそも、いくらまで家にお金をかけて大丈夫?」っていう資金計画が一番のキモだったりします。
住宅ローン控除とか、将来の子どもの教育費とか…全部ひっくるめてお金のプロに相談できるのは、ライフルホームズの大きな強みと言えそうです。
利用者数・相談実績のデータ比較(公表データベース)
最後に、どれくらいの人が使ってるの?という実績を見てみましょう。
スーモカウンターは、公式サイトによると累計相談者数が90万組(2023年7月時点)を突破しているそうです。これはすごい数字ですよね…!それだけ多くの家族の家づくりをサポートしてきた実績とノウハウが蓄積されている、という証拠でもあります。
ライフルホームズの家づくり相談は、スーモカウンターほどの累計相談実績数は公表されていないようですが、運営元のLIFULL HOME'S自体は日本最大級の不動産・住宅情報サイトです。
どちらも「怪しいサービスなんじゃないか…」なんて心配は一切不要で、安心して相談できる体制が整っていることは間違いなさそうです。
基本的なスペックがわかったところで、次は「じゃあ、具体的にサービスの中身はどう違うの?」という、一番知りたい部分を深掘りしていきますね。
サービス内容の違いを徹底解説
基本的なスペックはどちらも安心できる大手だということが分かりましたが、私たちが本当に知りたいのは「具体的に何をしてくれるの?」というサービスの中身ですよね。
家づくりって、決めることが多すぎて、何から手をつけていいか分からない「情報迷子」になりがち。うちも子ども2人の教育費を考えると、NISAで資産運用しつつ、保険も見直して…と考えることは山積み。そこに「住宅ローン」という巨大な支出が加わるわけですから、相談相手の「質」は絶対に妥協したくないですよね。
ここでは、両者の「相談の深さ」や「サポート体制」といった、目に見えにくいけれど重要な違いを比較していきます。
ヒアリングの深さ・担当者の専門性
まず、相談の「質」に直結するヒアリングと担当者の専門性です。
スーモカウンターは、対面相談がメインなだけあって、「家づくりの要望」を深く掘り下げることに強みがあると言われています。
例えば、「子どもがリビングで勉強できるスペースが欲しい」「将来、親と同居するかも」といった漠然とした希望を、プロの目線で「それなら、こういう間取りが得意な工務店がありますよ」「同居を見据えるなら、水回りの動線はこうですね」と具体化してくれるイメージです。
担当者はリクルートの研修を受けた専門アドバイザーであり、「建築会社選びのプロ」。家そのものに関する知識や、各ハウスメーカー・工務店の特徴(デザインの強み、性能、価格帯など)を熟知しているのが特徴です。
一方、ライフルホームズは、先ほども触れたように「お金のプロ(FP)」による資金計画の相談に力を入れています。
もちろん家づくりの要望も聞いてくれますが、それ以上に「今の年収で無理のない予算はいくらか」「住宅ローンは変動と固定、どっちがいい?」「教育費や老後資金も踏まえた返済計画」といった、ライフプラン全体を見据えたアドバイスを得意としています。
担当してくれるアドバイザーは、FP資格を持っていたり、金融知識に詳しかったりする方が多いようです。家を建てる「前」の、根本的なお金の不安を解消したい人には心強い存在ですね。
紹介後のフォロー体制・サポート期間
次に、建築会社を紹介してもらった「後」のサポート体制です。これ、意外と見落としがちですが重要です!
スーモカウンターは、紹介して終わりではなく、家が完成するまで継続的にサポートしてくれるのが大きな特徴です。
例えば、紹介された建築会社との打ち合わせに同席してくれたり、見積もりを見比べて「ここの項目、高くないですか?」と一緒にチェックしてくれたり。さらには、建築会社には直接言いにくい「お断り」の連絡も代行してくれます。
これ、すごく助かりますよね!複数の会社と打ち合わせを進めると、どこかで断らないといけない場面が必ず出てきます。そういう気まずい役回りを引き受けてくれるのは、メンタル的にもありがたいです。
ライフルホームズも、もちろん紹介後のフォローはあります。建築会社との面談調整や、基本的な疑問への回答はサポートしてくれます。
ただ、スーモカウンターのように「打ち合わせに同席」や「完成まで伴走」といった手厚いサポート体制よりは、どちらかというと「中立的な立場でアドバイスする」というスタンスが中心のようです。
無料相談の回数制限・キャンセル可否など実務面比較
最後に、実務的なルールも確認しておきましょう。
どちらのサービスも、相談は何度でも無料です。これは本当にありがたいですよね。家づくりは疑問が次から次へと湧いてくるもの。「ちょっとこれ聞きたいな」と思ったときに、気軽に相談できるのは心強いです。
キャンセルの可否についても、どちらもペナルティなどはなく、柔軟に対応してくれます。
ただし、注意点として、これらのサービスは提携している建築会社からの紹介手数料で運営されています。そのため、もしこれらのカウンター(相談窓口)を通さずに、自分で直接、紹介された建築会社と契約してしまうと、サポートが受けられなくなったり、場合によっては紹介とみなされなかったりすることもあるようです。
「ちょっと良さそうだから、直接話聞いちゃお!」とフライングせず、必ず担当アドバイザーさんを通して進めるのがルールのようですね。
さあ、サービス内容の違いが見えてきたところで、次は実際に利用した人たちの「生の声」を見ていきましょう。
口コミ・評判から見るリアルな評価
サービス内容の違いは分かりましたが、やっぱり気になるのは「実際に使った人はどう感じてるの?」というリアルな口コミですよね!
私もネットでお買い物するとき、例えば子どものおもちゃとかでも、必ずレビューの星の数とコメントをチェックしちゃいます。「思ったより大きかった」「組み立てが大変だった」みたいなネガティブな意見も、ちゃんと見てから判断したいタイプで(笑)。
家づくりという大きな決断ならなおさら。両サービスの口コミや評判を調査して、見えてきた傾向をまとめてみます。
(※特定のサイトの口コミをそのまま引用するのではなく、あくまで「よく見られる傾向」として中立的にまとめますね)
スーモカウンター利用者の口コミ傾向(満足点・不満点)
<満足点としてよく聞かれる声>
- 「担当者の知識が豊富で頼りになった」
「注文住宅の知識がゼロだったけど、アドバイザーさんが一から十まで教えてくれた」「各社のメリット・デメリットを中立的に説明してくれて、比較しやすかった」という声は非常に多いようです。さすが90万組の実績ですね。 - 「"お断り代行"が本当に助かった」
やはり、複数のハウスメーカーと打ち合わせをした後、断りの連絡を入れるのは気が重いもの。「スーモカウンターが間に入ってくれたおかげで、スムーズに次へ進めた」という点は、メンタル的な負担軽減にかなり役立っているようです。 - 「自分たちでは見つけられない工務店に出会えた」
大手ハウスメーカーだけでなく、地元で評判の良い優良工務店を紹介してもらえた、という満足の声も。幅広い提携先を持つスーモカウンターならではの強みですね。
<不満点・注意点として聞かれる声>
- 「担当者との相性が合わなかった」
これはどんなサービスでも起こり得ますが、「こちらの希望があまり伝わらなかった」「紹介される会社がピント外れだった」というケースもゼロではないようです。もし「合わないな」と感じたら、担当者変更を申し出ることも可能なようです。 - 「紹介される会社が多すぎた」
熱心にたくさんの会社を紹介してくれたものの、「結局どこがいいか決めきれなくなった」という声も。自分たちの中で「これだけは譲れない」という軸をある程度持っておくことも大事かもしれませんね。
ライフルホームズ利用者の口コミ傾向
<満足点としてよく聞かれる声>
- 「FP相談で予算が明確になった」
「家以外にかかる将来のお金(教育費・老後費)も全部シミュレーションしてくれて、無理のない予算が分かった」「住宅ローンの組み方で数百万円も総支払額が変わることを知れた」など、お金に関する不安が解消されたという声が目立ちます。 - 「オンラインで気軽だった」
「子どもが小さいので、自宅からリラックスして相談できた」「夫婦の予定を合わせやすく、夜遅い時間でも対応してもらえた」など、オンライン完結の手軽さを評価する声が多いです。 - 「中立的なアドバイスがもらえた」
特定の会社を強く勧められるというよりは、フラットな立場で「こういう選択肢がありますよ」と提示してくれる姿勢が良かった、という意見も見られました。
<不満点・注意点として聞かれる声>
- 「対面ほどの熱量は感じにくいかも」
オンラインの手軽さの裏返しですが、「画面越しだと細かいニュアンスが伝わりにくい」「対面でじっくり話したかった」と感じる人もいるようです。 - 「紹介される会社が大手中心だった」
スーモカウンターに比べると、紹介される会社のラインナップが大手ハウスメーカーに偏りがち、という印象を持つ人もいるかもしれません。(※提携先は時期によって変わる可能性があります)
両サービスに共通する「相談して良かった」声とは?
スーモカウンターとライフルホームズ、どちらにも共通して多かったポジティブな意見は、「家づくりの"道筋"が見えたこと」でした。
- 「何から始めればいいか分からなかったが、やるべきことが整理された」
- 「自分たちの希望予算内で、どんな家が建てられるのかイメージが湧いた」
- 「複数の会社を比較検討する重要性が分かった」
家づくりは、情報収集だけで疲れ果ててしまう「家づくり疲れ」という言葉があるほど大変な作業です。その最初の段階で、無料でプロのナビゲーターについてもらえるのは、どちらを選んだとしても大きなメリットになりそうですね。
さて、これらの特徴や口コミを踏まえて、結局「私(あなた)はどっちを使えばいいの?」という疑問にお答えしていきます!
どんな人にどちらがおすすめ?タイプ別の使い分け
ここまでスーモカウンターとライフルホームズの特徴や口コミを比較してきましたが、「結局、うちはどっちを使えばいいの?」というのが一番知りたいところですよね。
どちらも優れた無料相談サービスですが、強みが異なるため、ご家庭の状況や家づくりに求める優先順位によって、おすすめは変わってきます。
私なりに、「こんなタイプの人には、こっちが合いそう!」というのをまとめてみました。ぜひ、ご自身の状況と照らし合わせながらチェックしてみてください。
「家づくりの方向性がまだ定まっていない人」はスーモカウンター
「家を建てたい」という気持ちはあるけれど、「どんな家がいいか漠然としている」「そもそもハウスメーカーと工務店の違いもよく分からない…」という、家づくり初期段階の「まず何をすればいいか分からない」タイプの方には、スーモカウンターがおすすめです。
理由は以下の3つです。
- 対面でじっくりヒアリングしてくれる
オンラインと違い、対面なら「こんな雰囲気の写真が好きで…」と雑誌を見せながらニュアンスを伝えたり、アドバイザーさんの表情を見ながら安心して話せたりします。漠然とした希望を言語化し、整理する手助けをしてくれます。 - 提携社数が多く、選択肢が広い
大手ハウスメーカーから地域密知の工務店まで、幅広い選択肢をフラットに比較検討できます。「最初はA社がいいと思ってたけど、話を聞いたらB社の方が私たちの希望に合ってた!」という発見も期待できます。 - 知識豊富なアドバイザーが導いてくれる
累計90万組の相談実績は伊達じゃありません。豊富なノウハウを持つアドバイザーが、「家づくりの進め方」そのものをイチから丁寧に教えてくれます。
まずはプロと顔を合わせて、家づくりの全体像を掴みたい、という方にはピッタリですね。
「複数社の見積比較をしたい人」はライフルホームズ(+他サービス)
「ある程度、希望の条件は固まってきた」「それよりも、効率よく複数の会社から見積もりや間取りプランをもらって比較したい!」という、効率・スピード重視タイプの方は、ライフルホームズの活用も選択肢に入ります。
ただ、見積もり比較という点でもっと特化しているサービスもあります。(※この点は次のH2-5で詳しく触れますね)
ライフルホームズがこのタイプの方に向いている理由は、
- オンラインで完結できる手軽さ
店舗に出向く時間がなくても、自宅からサクッと相談し、条件に合う会社を紹介してもらえます。共働きで忙しいご夫婦にも向いています。 - 中立的な立場で比較をサポート
紹介された複数の会社の見積もりが出てきた段階で、「この項目はどう違いますか?」といった疑問をセカンドオピニオン的に相談することも可能です。
「担当者の提案力を重視したい人」はスーモカウンターが◎
「ただ会社を紹介されるだけじゃなく、私たちの家族構成やライフスタイルに合った『提案』が欲しい」という、相談の「質」を重視するタイプの方には、やはりスーモカウンターに軍配が上がるかもしれません。
スーモカウンターのアドバイザーは、リクルートの研修を受け、「建築会社選びのプロ」として専門知識を蓄積しています。
例えば、「子どもが2人いて、将来は個室が必要だけど、今はリビングで一緒に過ごしたい」という要望に対し、
- 「それなら、今は広いワンルームにしておいて、将来壁で仕切れる『可変性のある間取り』が得意なC社はどうですか?」
- 「リビング学習を採り入れるなら、キッチンから目が届く位置にスタディカウンターを設けるのが得意なD工務店も見てみましょう」
といった、一歩踏み込んだ提案が期待できます。
また、家が完成するまで伴走し、時には打ち合わせに同席してくれたり、「お断り代行」をしてくれたりする手厚いサポート体制も、「提案力」や「安心感」につながる大きな魅力です。
いかがでしょうか?
「家づくりの知識をつけたい」「手厚くサポートしてほしい」ならスーモカウンター。
「まずは予算の不安を解消したい」「オンラインで効率よく進めたい」ならライフルホームズ。
という軸が見えてきましたね。
他の無料相談サービスとも比較してみよう
スーモカウンターとライフルホームズ(オンライン相談)の良さが見えてきましたね。でも、「家づくり 相談」って検索すると、ほかにも色々なサービスが出てきて、また迷っちゃいませんか?(笑)
私もNISAを始めるとき、SBI証券と楽天証券でずっと悩んでたのに、調べていくうちにマネックス証券とかauカブコム証券とかも出てきて、「もうワケわかんない!」って頭を抱えたことがあります…
家づくり相談も同じで、「タウンライフ家づくり」ってよく聞くけど、スーモカウンターと何が違うの?とか、ライフルホームズ(HOME'S)にも対面の窓口があるの?とか、疑問が尽きないですよね。
でも、安心してください。これらのサービス、実は「得意分野」が全然違うんです。
ここで一度、他の主要なサービスとも比較して、あなたにピッタリの「相談方法」を見極めていきましょう。
「タウンライフ家づくり」との決定的な違い
まず、スーモカウンターとよく比較される「タウンライフ家づくり」。これは、スーモカウンターのような「相談カウンター(アドバイザー)」とは少し立ち位置が異なります。
「タウンライフ家づくり」は、一言でいうと「オンライン完結型の一括プラン請求サービス」です。
スーモカウンターが、「アドバイザーと対話しながら、まずは自分たちに合う会社を探す」というステップを踏むのに対し、タウンライフは「フォームに希望条件(予算、エリア、要望など)を入力すると、複数の住宅会社からオリジナルの間取りプラン・資金計画・土地情報などが直接自宅に届く」という仕組みです。
- メリット:
- 家にいながら、複数の会社の具体的な「間取り図」や「見積もり」を一度に比較できる。
- まだ希望が漠然としていても、「こんなプランができるんだ」という具体的なイメージが湧きやすい。
- アドバイザーとの面談が不要なので、とにかく手軽で早い。
- デメリット:
- 中立的なアドバイザーが間に入らないため、複数の会社と自分で直接やり取りする必要がある。
- スーモカウンターのような「お断り代行」サービスはない。
- プランが届くものの、なぜそのプランになったのか?という深い説明は、その会社と直接話さないと分からない。
【使い分け】
- スーモカウンターがおすすめな人:
- まずプロに相談して、家づくりの進め方や基礎知識を教えてほしい。
- 自分たちの希望を整理するのを手伝ってほしい。
- しつこい営業や「お断り」のストレスを減らしたい。
- タウンライフ家づくりがおすすめな人:
- 対面やオンラインでの相談はちょっと面倒。
- とにかく早く、複数の会社から具体的な間取りプランを見てみたい。
「ホームズ住まいの窓口」とスーモカウンター(対面比較)
「あれ?ライフルホームズってオンライン専門じゃなかったの?」と思った方、鋭いです。
実は、ライフルホームズ(LIFULL HOME'S)が運営するサービスとして、私たちが比較してきた「オンライン中心の家づくり相談」とは別に、「ホームズ住まいの窓口」という対面型の相談窓口も存在します。
これは、サービス内容としてはスーモカウンターに非常に近いです。
- 対面(またはオンライン)で中立的なアドバイザーに相談できる。
- 希望に沿った建築会社を紹介してくれる。
- 何度相談しても無料。
- お断り代行もしてくれる。
では、スーモカウンターと何が違うのか? 主な違いは以下の点です。
- 店舗数(アクセスの良さ):
これはスーモカウンターが圧倒的に多いです。全国のショッピングモール内など、立ち寄りやすい場所に多数店舗を構えています。「ホームズ住まいの窓口」は、主要都市が中心で、店舗数はスーモカウンターに比べると限定的です。 - 得意分野の傾向:
「ホームズ住まいの窓口」も、運営元がライフルホームズということもあり、FP相談や資金計画のシミュレーションに強みを持っている傾向があります。
もしお住まいの地域に「スーモカウンター」と「ホームズ住まいの窓口」の両方がある場合は、正直なところ、両方で話を聞いてみて、「担当者さんとの相性」で決めるのが一番賢いかもしれません。
比較表で見る「サービスの得意分野」まとめ
最後に、これまで出てきた主要なサービスを一覧表にまとめて、得意分野を整理してみましょう。
サービス名 | 相談形態 | 強み・特徴 | 提携社数 | お断り代行 |
---|---|---|---|---|
スーモカウンター | 対面 / オンライン | 提案力・ヒアリング力◎ (家づくりの要望整理) 幅広い提携先、手厚いサポート |
非常に多い | あり |
ライフルホームズ 家づくり相談 |
オンライン中心 | 資金計画・FP相談◎ (ライフプラン重視) |
多い | あり |
ホームズ 住まいの窓口 |
対面 / オンライン | 資金計画◎、中立的アドバイス (スーモの対抗馬) |
多い | あり |
タウンライフ家づくり | オンライン完結 | 間取り・見積もり一括請求◎ (スピード重視、プラン比較) |
非常に多い | なし |
こうして並べてみると、同じ「家づくり相談」という名前でも、サービスの中身が全然違うことがよく分かりますよね。
家づくりは進め方に正解はありませんが、私のように「大きなお金が動くからこそ、まずは専門家とじっくり話したい」「希望をうまくまとめられない」「営業されるのがちょっと苦手…」というタイプには、やはりスーモカウンターの「中立性+提案の質+手厚いサポート」が一番合っているように感じます。
まとめ|後悔しない家づくり相談サービスを選ぶには
ここまで、スーモカウンターとライフルホームズを中心に、他のサービスとも比較しながら「家づくり相談サービス」の違いを見てきました。いや〜、調べるだけでも結構大変でしたね(笑)。でも、それだけ奥が深いということです。
NISAを始める時も、手数料や商品のラインナップを比較して「自分に合う証券会社」を選ぶのが大切なように、家づくりという人生最大の買い物では、その「入口」となる相談先選びが、後の満足度を大きく左右するんだなと改めて感じました。
どのサービスも「無料=気軽」だが、自分軸の整理がカギ
スーモカウンターも、ライフルホームズも、タウンライフも、相談はすべて「無料」です。これは私たち消費者にとっては本当にありがたいこと。
でも、「無料だから、とりあえず全部使ってみよう」と手当たり次第に情報を集めると、かえって情報に振り回されて「何が最適なのか分からなくなった…」という「家づくり疲れ」に陥ってしまう危険もあります。
大切なのは、「自分たち家族が、今どの段階にいて、何を一番優先したいのか」という軸を、夫婦(家族)である程度すり合わせておくことだと感じます。
- <自分軸の例>
- 知識ゼロ段階: まずはプロに対面でイチから教えてほしい
- お金不安段階: 無理のない予算や住宅ローンを先に知りたい
- 希望整理段階: 漠然とした希望を、プロと一緒に具体化したい
- 比較検討段階: とにかく早く、たくさんの会社のプランを見てみたい
この「軸」がハッキリすれば、今回比較した表(H2-5)を見るだけで、「あ、うちはまずスーモカウンターで要望整理するのが良さそう」とか、「いや、まずはライフルホームズでFP相談だ」と、選ぶべきサービスがクリアに見えてくるはずです。
まずは相談して“相性”を確かめてみるのがおすすめ
とはいえ、やっぱり「人 対 人」のサービス。特にスーモカウンターやホームズ住まいの窓口のようなアドバイザーが介在するサービスは、「担当者さんとの相性」がめちゃくちゃ重要です。
口コミでも「担当者さんが最高だった!」という声もあれば、「ちょっと合わなかった…」という声もありました。こればっかりは、実際に話してみないと分かりません。
幸い、相談は何度でも無料です。
もし「スーモカウンターが良さそうだけど、担当者さんが合わなかったらどうしよう…」と不安なら、まずは一度、オンラインか最寄りの店舗で相談を予約してみるのが一番早いです。
話してみて、「この人なら信頼できる!」と思えばそのまま進めればいいですし、「ちょっと違うかも…」と思えば、担当を変えてもらうか、ライフルホームズなど別のサービスを試してみればいいんです。
家づくりを成功に導く最初の一歩は“相談”から始まる
子どもたちの成長、将来の教育費、そして自分たちの老後資金…。私たち子育て世帯は、NISAや節約でコツコツ頑張りながらも、常にお金のことを考えていますよね。
そんな中で「家をB34建てる」という決断は、本当に勇気がいることです。
でも、その大きな決断を、専門知識と豊富な経験でサポートしてくれるのが、スーモカウンターのような中立的な相談窓口です。
「うちの年収で、本当に家なんて建てられるのかな…」
「何千万円もローンを組んで、将来子どもたちに不自由させないかな…」
そんな漠然とした不安を抱えたまま一人で悩むより、まずはプロに相談して「道筋」を立ててもらうこと。それが、後悔しない家づくりを成功させるための、最も確実で、最も賢い「最初の一歩」なんだと思います。
この記事が、あなたとご家族にピッタリの相談先を見つけるヒントになれば嬉しいです!