家計と資産作り

【2025年版】灯油価格はいつ下がる?値下がり時期と価格推移の見通し

急に寒くなってきましたね…! 4歳と7歳の息子たちが風邪をひかないかヒヤヒヤしつつ、慌てて冬支度を始めている、ママしずくです。

冬の準備といえば、暖房器具。わが家もそうですが、特にファンヒーターやストーブなど、灯油暖房がメインのご家庭にとって、この時期一番気になるのが「灯油の価格」ではないでしょうか?

「去年も高かったけど、今年(2025年)はどうなるの?」
「1リットルあたり数円の違いでも、まとめ買いすると大きな差になるし…」
灯油価格って、一体いつ下がるの? 一番お得に買えるタイミングはいつ?」

そんな疑問や不安が頭をよぎりますよね。ガソリン価格と同じように、灯油の価格も日々変動していて、「昨日買えばよかった!」なんてことも…。

この記事では、そんなママ・パパたちの家計の悩みに寄り添い、2025年の灯油価格の見通しや、過去の価格推移、そして「いつ買うのが賢いのか?」という買い時のヒントを、データを元に分かりやすく解説していきます。

---

目次

灯油価格の推移と高騰・下落の背景(2023〜2025)

まずは「結局、今の灯油価格って高いの?安いの?」という疑問をハッキリさせるために、ここ数年の価格がどう動いてきたのか、その背景と一緒に振り返ってみましょう。

「なんとなく高くなった」という感覚を、実際のデータで確認することで、2025年の「買い時」を判断するヒントが見えてきますよ。

2023年・2024年の価格推移(グラフ)

皆さんの記憶にも新しいと思いますが、2023年から2024年にかけて、灯油価格は本当に高騰しましたよね…。わが家も、給油に行った時のレシートを見て「えっ!?」と二度見してしまうことが何度もありました。

(※ここに、2023年〜2024年の灯油価格(全国平均)の推移グラフを挿入するイメージです)

実際のデータ(※経済産業省 資源エネルギー庁の調査など)を見てみると、特に2023年の夏以降から価格がぐんぐん上昇し、補助金(後述します)がありながらも、冬の需要期には高値圏で推移しているのが分かります。

2024年に入ってもその傾向は続き、春になって需要が落ち着いても、価格はなかなか下がりきらない…という、家計には厳しい状況が続いていました。

なぜ灯油価格は上がった?原油・為為替・補助金の影響

「それにしても、なんでこんなに灯油価格って上がってしまったの?」と思いますよね。
主な要因は、大きく分けて3つあります。

  1. 原油価格の高騰
    ニュースで「原油価格が〜」とよく耳にしますが、灯油は石油(原油)から作られるため、原料である原油の価格が上がれば、灯油価格も直結して上がります。世界的な経済活動の再開で需要が増えたり、逆に産油国が生産量を減らしたり(減産)、世界情勢が不安定になったりすると、原油価格は上昇しやすいんです。
  2. 為替(円安)の影響
    日本は、原油のほとんどを海外から輸入しています。輸入するときの決済は、基本的に「ドル」ですよね。そのため、「円安(円の価値が下がる)」になると、同じ1バレルの原油を買うために、より多くの「円」が必要になってしまいます。この円安が、ここ数年の価格高騰に大きく影響しました。
  3. 政府の「補助金」の終了・縮小
    実は2024年の途中まで、政府による「燃料油価格激変緩和措置(補助金)」によって、ガソリンや灯油の価格上昇が一部抑えられていました。しかし、その補助金が段階的に縮小・終了したことで、これまで抑えられていた分が価格に反映され、店頭価格がさらに上がってしまった…という側面もあります。

これらの要因が複雑に絡み合って、2023年〜2024年の価格高騰につながっていたんですね。

2025年の現在価格は「高い?安い?」をデータで検証

では、これらを踏まえて「2025年の今の価格」はどうなのでしょうか?

(※例:2025年11月現在)
資源エネルギー庁が発表している最新の「給油所小売価格調査」によると、2025年11月時点の灯油(18リットル)の全国平均価格は〇〇円(1リットルあたり約〇〇円)となっています。

これは、高騰のピークだった2024年の同時期(1Lあたり〇〇円)と比較すると、少し落ち着きを見せているかもしれません。
しかし、コロナ禍前(2019年頃)の平均価格(1Lあたり〇〇円程度)と比べると、依然として「かなり高い水準」であることに変わりはありません。

「少し下がったから今が買い時かも?」と焦る前に、まずは「灯油価格が下がりやすい時期」の傾向を知っておくことが大切です。

灯油価格が下がるのはいつ?季節要因を読み解く

「今の灯油価格は、昔に比べるとやっぱり高い」ということが分かりました。そうなると、ますます「じゃあ、いつ買うのが一番いいの?」「少しでも安くなる時期に買いたい!」と思いますよね。

灯油の価格は、先ほど見た「原油価格」や「為替」だけでなく、私たちの「需要」、つまり「どれだけ多くの人が灯油を必要としているか」によっても大きく変動します。この「季節による需要の変動」こそが、価格が下がるタイミングを見極める最大のヒントなんです。

例年は「春(3〜5月)」に価格が下がる傾向

「灯油=冬」というイメージが強いので、寒さが本格化する秋口から「そろそろ買わないと」と意識し始めますよね。わが家も10月頃からソワソワし始めます。

当然ですが、灯油の需要が最も高まるのは、寒さが厳しい冬(12月〜2月)です。
みんなが一斉に買い始めるため、価格は高止まりしやすい傾向にあります。

逆に、灯油価格が下がる時期として最も分かりやすいのが、春(3月〜5月頃)です。

なぜなら、気温が上がってきて暖房器具を使う機会が減る(=需要が減る)ため。モノの値段の基本である「需要と供給」のバランスで、欲しがる人が減れば、価格は自然と下がりやすくなるんですね。

過去の価格推移データを見ても、多くの場合、冬にピークを迎え、3月頃から徐々に値下がりしていくパターンが見られます。
「冬の終わりに買う」というのは、一つの賢い選択肢と言えそうです。

冬の終わりを狙った“在庫調整セール”もある

「春に安くなる」のには、もう一つ理由があります。それは、ガソリンスタンドや灯油を販売しているお店側の事情です。

スーパーで季節商品(例えばクリスマスケーキやおせち)が、その時期を過ぎると安くなるのと同じで、販売店も「暖房シーズンが終わる前に、在庫の灯油を売り切りたい」と考えます。

灯油も長期間保管すると品質が劣化する(不良L灯油)リスクがありますし、次のシーズンまで在庫として抱えておくのはコストもかかります。

そのため、冬の終わり際、特に3月下旬から4月にかけて「在庫調整セール」として、通常よりも価格を下げて販売することがあるんです。
ただし、これは全てのお店が実施するわけではありませんし、地域によっても時期が異なります。「近所のあのお店、そろそろ安くならないかな?」とアンテナを張っておくと、思わぬ特売に出会えるかもしれません。

「暖冬 or 厳冬」によっても価格が動く理由

ただし、毎年必ず「春になれば安くなる」と言い切れないのが難しいところ…。そこに大きく関わってくるのが、その年の「気候」です。

  • 暖冬(暖かい冬)の場合
    「今年はあんまり寒くないね」という年は、灯油の消費量も当然少なくなります(需要が減ります)。すると、予想していたよりも在庫が余りやすくなるため、価格が下がる時期が早まったり、値下がり幅が大きくなったりする可能性があります。
  • 厳冬(寒い冬)の場合
    逆に「今年の冬は本当に寒い!」という年は、みんなが暖房をフル稼働させるため、灯油の消費量が激増します(需要が増えます)。予想以上に売れると在庫が不足気味になり、春になっても価格がなかなか下がらない、あるいは高止まりしてしまう…というケースも考えられます。

「灯油価格はいつ下がるか」を考えるとき、この「季節(需要)」と「気候(消費量)」の2つの視点を持っておくことが、とても重要なんですね。

原油価格や為替が灯油に与える影響とは?

H2-2では「春になると(需要が減って)安くなりやすい」という国内の季節要因を見ました。
ですが、「春になったのに、思ったより灯油価格が下がらない…」あるいは「夏なのに値上がりしてる!?」という事態も起こります。

それはなぜか?
灯油価格が、私たちの「需要」とは関係ない、もっと大きな「国際的な要因」に強く影響されているからです。
最近、私もNISAなどで投資の勉強を始めて実感しているのですが、世界経済の動きと私たちの生活費は、本当に密接につながっているんですよね。

灯油は「原油価格+為替」で決まる

スーパーで買う野菜なら、「今年は天候不順でレタスが高い」と理由が分かりやすいですよね。でも、灯油は「海外」の事情が絡むので少し複雑です。

まず、大前提として灯油の原料は「原油」です。そして、日本は原油のほぼ100%を海外からの輸入に頼っています。

ここで重要なのが、輸入するときの支払いです。
日本企業が海外(中東など)から原油を買う時、日本円ではなく「米ドル」で支払うのが基本です。

これが、家計にどう影響するか。例えば…

  • パターンA(円高):1ドル=100円 の時
    1バレル(※原油の取引単位)=100ドルの原油を輸入
    → 支払う日本円は… 100ドル × 100円 = 10,000円
  • パターンB(円安):1ドル=150円 の時
    同じ 1バレル=100ドルの原油を輸入
    → 支払う日本円は… 100ドル × 150円 = 15,000円

分かりますか?
海外での原油価格(ドル建て)が全く同じでも、「円安」になるだけで、日本円で支払う仕入れ値が1.5倍に跳ね上がってしまうんです。

この上がった仕入れコストが、ガソリンや灯油の販売価格にそのまま反映(転嫁)されてしまいます。
「原油価格が下がった」とニュースで聞いても、それ以上に「円安」が進んでいれば、私たちの買う灯油価格は下がらない…という現象が起こるのは、このためなんですね。

OPECの動向/中東リスク/円安傾向の影響

では、その「原油価格」や「為替」自体は、何によって動いているのでしょうか?
よくニュースで耳にする、難しい言葉を簡単に解説します。

  • OPEC(オペック)の動向
    OPEC(石油輸出国機構)や、そこにロシアなども加わった「OPECプラス」は、世界の主要な産油国グループです。彼らが「景気が悪そうだから、原油の生産量を減らそう(=減産)」と決めると、市場に出回る原油の量(供給)が減ります。モノが少なくなれば価値が上がるので、原油価格は上昇します。
  • 中東リスク(地政学リスク)
    原油の多くは中東地域から来ています。そのため、その地域で紛争や政治的なトラブルが起こると、「タンカーが通れなくなるかも」「石油施設が攻撃されるかも」といった不安が広がります。すると、「安定して原油が手に入らなくなるかもしれない」という懸念から、先回りして価格が急騰することがあります。
  • 円安傾向(金利差)
    為替(円安・円高)が動く要因は様々ですが、大きな理由の一つが「日米の金利差」です。ざっくり言うと、金利が高い(=預けておくと利息がたくさんもらえる)国の通貨は買われやすくなります。
    2024年〜2025年にかけては、アメリカが高い金利を維持し、日本は低金利を続けたため、金利が高い「ドル」が買われ、金利が低い「円」が売られました(=円安)。
    この円安傾向が続く限り、原油の輸入コストは高いままになってしまいます。

今後の見通しは?専門家の予測も紹介

「じゃあ、これから原油や為替はどうなるの?」というのが、一番知りたいところですよね。
こればかりは専門家の間でも意見が分かれる、非常に難しい問題です。

例えば、
「世界経済が回復に向かえば、原油の需要が増えるから、価格は上がりやすい(灯油も値上がり要因)」
という見方もあります。

一方で、
「アメリカの景気が落ち着いて金利が下がってくれば、日米の金利差が縮小し、今の極端な円安は少し落ち着く(灯油の値下がり要因)」
という予測もあります。

つまり、2025年以降の灯油価格は、
(1)国内の「季節・気候」による需要
(2)海外の「原油価格・為替」の動向
この2つの綱引きによって決まっていく、ということなんです。

だからこそ、「春だから絶対安くなるはず」と決めつけず、国際ニュースにも少しだけアンテナを張っておくことが、家計を守るヒントになります。

2025年はいつ買うのが正解?“買い時”の判断軸

「春が安い傾向なのは分かったけど、原油や為替が絡むと、結局いつが底値(一番安い時)かなんて分からない…」
そうですよね。正直に言うと、「この日に買えば絶対お得!」という「正解」を予測するのは、プロでも不可能なんです。

私たちにできるのは、「いつ下がるか」を完璧に当てることではなく、「買い時の判断軸」をしっかり持って、価格の変動に上手に付き合っていくこと。
ここでは、2025年の冬に備えて、私たちがチェックすべき具体的なポイントを3つにまとめます。

天気予報・気温予想をチェック

まず、一番身近で重要なのが「天気予報」です。
H2-2で見たように、灯油価格は「需要(寒さ)」に大きく左右されます。

チェックすべきは、「長期予報(1ヶ月予報など)」です。

  • 「来週から強い寒波が来る」
    → これから一気に需要が高まる(=価格が上がるか、高止まりする)可能性が高いです。寒波が来る直前に、ある程度(例えばポリタンク1〜2個分)買っておくと安心かもしれません。
  • 「今年は暖冬傾向」
    → 灯油の消費が伸び悩む可能性が高いです。この場合、販売店は早めに在庫を売りたがるかもしれないので、「在庫調整セール」を狙って春先まで待つ、という選択肢も出てきます。

「寒くなりそうだから買う」「暖かいから待つ」という、シンプルな判断が第一歩です。

価格が下がる「トレンド」を見極める

次に、近所のガソリンスタンドや、灯油配達の価格を「定点観測」することです。

「先週は1リットル120円だったけど、今週は118円に下がった」
「2週連続で値下がりしている」

このように、価格が下がり始めた「下降トレンド」を見つけることが重要です。
逆に、値上がりが始まったら「上昇トレンド」に入ったかもしれません。

【ワンポイント:価格チェックのコツ】
ガソリン価格比較サイトやアプリ(例:gogo.gsなど)では、ガソリン価格と一緒に灯油価格を投稿・閲覧できる場合があります。
いつも行くお店だけでなく、地域の平均価格がどう動いているか(=トレンド)を把握するのに役立ちます。

「底値」を狙いすぎると、「あ、また上がっちゃった!」と買い時を逃しがちです(私も投資でよく失敗します…)。
「高値圏(例:1L 125円以上)ではなく、少し下がってきたトレンド(例:1L 118円)に入ったから、ここで半分買っておこう」という判断が現実的です。

安値を狙うより“最悪を避ける”買い方が現実的?

ここまで「いつ下がるか」を考えてきましたが、特に2025年のように世界情勢が不安定(円安、中東リスクなど)な年は、「最安値で買う」ことよりも「最高値で買うのを避ける」という考え方(リスク管理)が大切だと感じています。

「春になればもっと安くなるかも…」とギリギリまで待っていたら、急な国際ニュースで原油価格が高騰し、「結局、秋に買っておいた方が安かった!」なんてことも十分にあり得るからです。

そこでおすすめなのが「分散買い」です。

    • 秋口(11月頃):本格的に寒くなる前に、冬に使う量の1/3〜半分程度を買っておく。
    • 真冬(1〜2月):価格が高止まりしている時期は、足りなくなった分だけを買い足す。

* 春先(3月頃):価格が下がってきたトレンドを見たら、次のシーズン(の初期)に使う分や、備蓄分を買い足す。

投資でいう「ドルコスト平均法」に似た考え方ですね。
一度にドカンと買うのではなく、時期をずらして買うことで、購入価格を「平均化」できます。
これにより、「一番高い時に全部買ってしまった…」という最悪の事態を避けることができますし、「いつ買おう…」と毎日悩み続けるストレスからも解放されますよ。

灯油を安く買うコツ|まとめ買い・地域比較・支払い方法も

「買い時」の判断軸として「分散買い」などのお話をしましたが、灯油代を節約するには「いつ買うか」だけでなく、「どう買うか」も同じくらい大切です。
わが家も実践している、ちょっとした「安く買うコツ」をご紹介しますね。

20Lポリタンク買いはお得?灯油配達との価格差

灯油の買い方には、大きく分けて2つの方法がありますよね。

  1. 店頭買い(セルフ/フルサービス)
    ガソリンスタンドなどに自分でポリタンクを持っていき購入する方法。
  2. 灯油配達(ホームタンク/ポリタンク)
    電話やネットで注文し、自宅まで配達してもらう方法。

「車で買いに行く手間(ガソリン代)を考えたら、配達の方が楽だしお得なのかな?」と悩むところですが、一般的に価格が安いのは「1. 店頭買い」のケースが多いです。

配達サービスは、当然ながら人件費や配送コスト(トラックのガソリン代など)が価格に上乗せされています。
ただし、お店によっては「ポリタンク〇個以上の注文で配達料無料」や「店頭価格+〇円/L」など、料金体系が異なります。

わが家のように「子どもが小さくて、重いポリタンクを運ぶのが大変…」というご家庭や、大きなホームタンクがあるご家庭では、「配達の便利さ(時給)」と「価格差」を天秤にかける必要があります。

まずは、いつも利用するお店の「店頭価格」と「配達価格」の差額がいくらなのか、一度しっかり計算してみることをお勧めします。

地域差も要チェック!「全国平均」より「地元価格」

この記事でも「全国平均価格」に触れていますが、灯油価格は地域によってかなり差があります
都市部と郊外、雪国とそうでない地域など、ライバル店の多さや輸送コストによって、1リットルあたり5円〜10円以上違うことも珍しくありません。

大切なのは、「全国平均より高い/安い」ではなく、「自分の行動範囲(生活圏)の中で、一番安いお店はどこか」を知ることです。

  • いつも行くAスタンドは、ガソリンは安いけど灯油は普通かも?
  • 少し離れたBホームセンターの方が、灯油は特売をしていることが多い。
  • Cスタンドは、〇〇(特定のクレジットカード)を使うと会員価格になる。

先ほどH2-4で紹介したようなガソリン価格比較サイト(gogo.gsなど)も参考にしつつ、ご近所の価格をリサーチしてみましょう。
「灯油のためだけ」に遠くのお店に行くのは本末転倒ですが、お買い物のついでに寄れる場所なら、ポリタンク(20L)1つでも100円以上の差が出る可能性がありますよ。

クレジットカード・アプリ・現金払いで価格が変わる?

最後に、意外と見落としがちなのが「支払い方法」です。
お店によって、どの支払い方法が一番お得かが異なります。

  • 現金払い(会員)
    「現金会員価格」を設定している昔ながらのガソリンスタンドもあります。
  • クレジットカード払い
    お店が提携している特定のクレジットカード(例:出光カード、ENEOSカードなど)で支払うと、請求時にガソリン代だけでなく灯油代も割引(リッター〇円引き)される場合があります。
  • ポイント還元
    楽天ポイントやTポイント、Pontaポイントなどが貯まる・使えるお店も増えています。リッターあたりの割引はなくても、ポイント還元(例:1%)を考慮すると実質的にお得になります。
  • アプリ会員・QRコード決済
    お店独自のアプリで「灯油割引クーポン」が配布されたり、PayPayなどのQRコード決済キャンペーンの対象になったりすることも。

特に私はNISAなどもやっている「お金の研究中」ママとして、ここは見逃せません(笑)。
灯油のように「必ず出ていく固定費」こそ、クレジットカードのポイントやQRコード決済の還元をしっかり受け取るチャンスです。

「いつも現金で払っていた」という方は、ぜひ一度、利用するお店の支払い方法を見直してみてください。

まとめ:2025年の灯油代は“動向を読んで先手を打つ”のがコツ

ここまで、2025年の灯油価格が「いつ下がるのか?」、そして「どう買うのが賢いのか?」について、色々な角度から見てきました。
子育て中のわが家にとっても、冬の灯油代は本当に悩ましい問題…。だからこそ、情報をしっかりキャッチして、賢く行動したいですよね。

「いつ買うか」は正解がなくても“判断軸”は持てる

記事を通して一番お伝えしたかったのは、灯油価格に「絶対の正解(底値)はない」ということです。
なぜなら、価格は「国内の需要(季節)」と「国際的な要因(原油・為替)」という、自分たちではコントロールできない2つの大きな力で決まっているから。

「じゃあ、考えても無駄なの?」というと、決してそんなことはありません。
大切なのは、「いつ下がるか」を当てることではなく、「自分なりの判断軸」を持つことです。

  • 基本は「春(3〜5月)」が安くなる傾向。
  • でも、「暖冬/厳冬」という気候で需要は変わる。
  • さらに、「円安」「中東情勢」で、春でも下がらないリスクがある。

この仕組みを理解していれば、「ニュースで円安が加速しているから、春だけど早めに買っておこう」とか、「今年は暖冬で在庫が余りそうだから、セールを待ってみよう」といった「自分なりの先手」を打つことができます。

価格だけでなく“家の暖房計画”も見直そう

「灯油価格 いつ下がる」と検索している私たちは、当然「灯油代を節約したい」と思っていますよね。
その節約には、2つのアプローチがあります。

  1. 購入単価を下げる(=1円でも安く買う。この記事のメインテーマ)
  2. 使用量を減らす(=灯油の消費そのものを抑える)

いくら安い時期に買っても、暖房を使いすぎてしまってはトータルの出費は増えてしまいます。
わが家も、子どもたちがいるリビングはしっかり暖めますが、使っていない部屋の暖房はこまめに消したり、設定温度を1度見直したりしています。

また、窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンに変えたりするだけでも、部屋の熱が逃げにくくなり、暖房効率がグッと上がります。
灯油価格が高止まりしている2025年だからこそ、「安く買う」ことと同時に、「賢く使う」ことにも目を向ける絶好の機会かもしれません。

「備蓄」と「情報収集」が家計を守る鍵になる

最後のまとめです。
価格変動が激しい時代に、私たちが冬の灯油代と上手に付き合っていくための鍵は、次の2つです。

  • 分散買いによる「備蓄」
    「最悪(最高値)」を避けるため、秋口や春先など、価格が比較的落ち着いている時期に分けて購入し、ある程度の量を備蓄しておくこと。
  • アンテナを張る「情報収集」
    「天気(長期予報)」と「近所の価格トレンド」、そして「国際ニュース(原油・為替)」にアンテナを張り、自分の「判断軸」を磨いておくこと。

灯油は、寒い冬を乗り切るための大切なライフラインです。「なくなったらどうしよう」と不安になる前に、しっかり情報を集めて、計画的に準備を進めていきましょう!

-家計と資産作り