「ママ、いつものアニメ見たいー!」
「なんで今日はおさるのジョージ見れないのー!?」
慣れない海外旅行先のホテルで、疲れからか大グズりし始めた4歳と7歳の息子たち。
「わかったわかった、今つけるからね」とスマホを取り出し、いつも日本で使っている動画アプリを開いた瞬間……画面に表示されたのは「この地域では視聴できません」という非情なエラーメッセージでした。
「えっ、うそでしょ……!?」
フリーズする私と、泣き叫ぶ子どもたち。あの時の絶望感と冷や汗は、今でも忘れられません。
海外旅行や駐在、親子留学などで海外へ行くとき、子どもたちの暇つぶしや、大人である私たち自身の夜の息抜きとして、TVerやABEMA、Netflixなどの「日本の動画配信サービス」は絶対に欠かせないお守りですよね。
でも、実は日本の動画サービスの多くは、そのままでは海外から見ることができません。
ネットで解決策を調べると「VPNを使えば海外でも見られる!」という情報がたくさん出てきますが、「VPNってなんか難しそう」「契約したのに結局見られなかったらお金の無駄だし……」と、当時の私は不安でいっぱいでした。
この記事では、そんな「海外でもできるだけ“がんばらず”に、いつも通りのネット環境で過ごしたい!」と願う方に向けて、かつて現地でパニックになった経験を持つ私が、日本の主要な動画サービスが海外から見られるのかどうか、そしてVPNの仕組みや注意点について、専門用語を使わずに分かりやすく整理してお伝えします。
完璧に理解しなくても大丈夫です。「規約違反とか怪しいトラブルにならないための、最低限の知識」を一緒に確認していきましょう!
海外からTVer・ABEMAなど日本の動画サービスは見られる?
結論から言うと、あなたが日本で普段使っている動画アプリを開いても、海外では「そのまま見られるもの」と「絶対に見られないもの」が混在しています。
昔の私は、「スマホさえネットに繋がっていれば、世界中どこでも日本のテレビが見られる」と呑気に思い込んでいました。でも、現実は違ったんです。まずは私たちがよく使う代表的なサービスの公式見解を見てみましょう。
TVerは海外からの動画視聴に対応していない
ドラマの見逃し配信などで毎日お世話になっているTVerですが、残念ながら海外からの利用は公式に認められていません。
TVerの公式ヘルプを確認すると、「動画の視聴は日本国内に限定」と明記されています。
「じゃあVPNを使えばいいの?」と思うかもしれませんが、公式には「VPNを利用した視聴もサポート対象外であり、動作保証はしていない」とされています。
つまり、「海外旅行中にTVerのアプリを開いても動画は再生されないし、VPNを使ったとしてもTVer側がブロックする可能性がある(見られなくても文句は言えない)」というのがリアルな現実なんです。
ABEMAは一部地域を除いて海外でも利用できる
一方、ABEMAは少し状況が違います。
ABEMAは、一部の国や地域を除いて「海外からも利用可能」と公式に案内しています。これは嬉しいですよね!
ただし、手放しでは喜べません。権利の関係で「海外では見られない番組」が意外と多いのです。
また、ABEMA自体は海外からアクセスできるものの、VPNを利用した接続については「推奨環境外」としています。普通に現地のWi-Fiから繋げば見られる番組もあるけれど、VPNを通すと弾かれてしまう可能性がある、ということです。
サービスによって海外利用条件は大きく違う
このように、「日本の動画」とひとくくりに言っても、サービスごとにルールは全く違います。
「現地で子どもがぐずった時にパニックにならないため」にも、出発前に各サービスの公式ルールを知っておくことが本当に大切だと、身をもって学びました。
ここで、私たちがよく使う6つの主要な動画サービスについて、「海外利用」と「VPN利用」に関する公式のルールを一覧表にまとめてみました。
| サービス名 | 公式の海外利用ルール | VPN利用に対する公式見解 |
|---|---|---|
| TVer | 日本国内限定。海外からは視聴不可。 | サポート対象外。動作保証なし。 |
| ABEMA | 一部地域を除き海外から利用可能(視聴不可の番組あり)。 | 推奨環境外。 |
| U-NEXT | 基本的に日本国内限定(※事前ダウンロード作品は期限内なら再生できる場合あり)。 | VPN設定が有効な場合は解除するよう案内。 |
| Hulu Japan | 日本国外からの利用不可。 | VPN・匿名プロキシ等からのアクセスはサポート対象外。 |
| Netflix | 世界190か国以上で利用可能だが、滞在国によって配信作品が異なる。 | VPN利用時は「世界的なライセンスを持つ作品」のみ表示される場合あり。 |
| Amazon Prime Video | 滞在国によって視聴できる作品が変わる。「海外視聴可能」な作品のみ視聴可。 | 居住国以外の作品へのアクセス制限を回避する技術(VPN等)の利用は制限される場合あり。 |
※2026年時点の各サービス公式情報に基づく
どうでしょうか? 「あれ、VPNを使えば全部見られるわけじゃないんだ……」と思いませんでしたか? そうなんです。ここが、ネットの噂と現実の大きな違いなんです。
なぜ海外から日本の動画が見られないことがある?
「そもそも、なんで私がお金を払って契約しているサービスなのに、海外に行った途端に見せてくれなくなるの!?」
当時の私は、ホテルのベッドでスマホを睨みつけながら本気でイライラしていました。
でも、これにはちゃんとした理由(主に大人の事情)があるんです。これを知っておくと、「なんだ、私のスマホが壊れたわけじゃないんだ」と安心できますよ。
動画サービスはIPアドレスなどからアクセス地域を判定する
スマホやパソコンをインターネットに繋ぐと、必ず「IPアドレス」という、ネット上の住所のようなものが割り当てられます。
例えば、ハワイのホテルのWi-Fiに繋ぐと、スマホには「この人は今アメリカにいますよ」というIPアドレスが付きます。
TVerやHuluなどのシステムは、アプリが開かれた瞬間にこのIPアドレスをチェックして、「あ、この人は今アメリカにいるから、動画を見せちゃダメだな」と自動的にシャットアウトしているのです。
配信権の関係で日本国内限定になる作品がある
なぜそんな厳しいチェックをしているかというと、アニメやドラマ、映画などの「配信の権利(ライセンス)」が関係しています。
多くの作品は、「日本国内でのみ配信していいですよ」という契約になっています。そのため、動画サービス側も、海外にいる人に向けて配信してしまうと契約違反になってしまうんです。
NetflixやAmazon Prime Videoのように世界中で使えるサービスでも、「ハワイに行ったら日本のドラマが消えて、見たこともない海外の映画ばかりになった」という現象が起きるのは、この「国ごとの配信権利」が違うからなんですね。
「海外利用不可」と「VPN利用不可」は別の話
ここで、私が一番勘違いしていた重要なポイントをお伝えします。
「動画サービスが海外からのアクセスを禁止していること」と、「VPNの利用を禁止(ブロック)していること」は、似ているようで全く別の話です。
「海外利用不可」のサービスを見るために、IPアドレスを日本にする技術がVPNなのですが、最近の動画サービスはとても賢くなっています。
「IPアドレスは日本だけど、これVPNの怪しい住所だな」と見抜いて、アクセスをブロックする仕組みを導入しているサービスが増えているんです。
だからこそ、「VPNを契約すれば100%見られる」と安易に考えていると、いざ現地に着いたときに「見られないじゃないか!」と痛い目を見ることになります。昔の私のように……(泣)。
VPNを使うと何が変わる?ExpressVPNの仕組み
「海外で見られないなら、VPNっていうのを使えばいいらしいよ」
出張の多い夫からそう言われた当時の私は、「ぶいぴーえぬ? 何それ、違法じゃないの? スマホ変になったりしない?」と、ものすごく怪しんでいました(笑)。
なんせ私は、スマホの設定画面を開くだけでちょっとフリーズしてしまうような機械オンチ。
「なんか怖いし、面倒くさい……」と後回しにして、結果的に現地で子どもに動画を見せられず地獄を見たわけですが……。
実際に使ってみて分かったのは、VPNは決して怪しい裏技ではなく、むしろ「海外で安全にネットを使うための必須アイテム」だということ。ここでは、初心者の私が当時「へぇ〜!」と納得したVPNの仕組みと、私が実際に選んだ「ExpressVPN」について、できるだけ専門用語を使わずに解説しますね。
VPNサーバーを経由してインターネットへ接続する
VPN(Virtual Private Network)というのは、ものすごく簡単に言うと「インターネット上に、自分専用の安全なトンネルを作る技術」のことです。
普通に海外のWi-Fiに繋ぐと、スマホには「今、海外にいます!」というゼッケン(海外のIPアドレス)が貼られます。動画サービスはこれを見て「あ、海外の人だ。見せちゃダメ!」とシャッターを下ろします。
でも、VPNというトンネルを通って「日本のVPNサーバー」を経由すると、動画サービス側には「今、日本からアクセスしています!」というゼッケン(日本のIPアドレス)が見えるようになります。
つまり、ネット上の住所を一時的に「お着替え」できるような仕組みなんです。
ExpressVPNには日本のVPNサーバーがある
トンネルを作ってくれるVPNサービスは世の中にたくさんありますが、私がいろいろ調べた末にたどり着いたのが「ExpressVPN」でした。
選んだ一番の理由は、「日本のサーバー」がしっかり用意されていること。
いくらVPNを契約しても、そのサービスが「日本の住所(サーバー)」を持っていなければ、日本の動画サービスにはアクセスできません。ExpressVPNは世界中にサーバーを持っていて、日本にも複数の接続ポイントがあるため、ボタンひとつで簡単に「日本のネット環境」を擬似的に作ることができます。
ExpressVPNがTVer・ABEMAなどへの対応を案内している
さらに心強かったのが、ExpressVPNの公式サイトで「TVerやABEMA、Netflixなどの日本の主要な動画サービスに対応している」と案内されていたことです。
「公式がそう言ってくれてるなら安心!」と当時の私は小躍りしました。
……が、ここで一つ、痛い目を見た先輩ママとして重要な注意点をお伝えします。
「ExpressVPNが対応を案内している=100%絶対に視聴できる」というわけではありません。
さきほどもお伝えした通り、動画サービス側は「VPNを使って地域制限をすり抜けようとするアクセス」を検知してブロックする技術を日々強化しています。いたちごっこのような状態なので、「先月は見られたのに今月は見られない!」なんてことも普通に起こり得るんです。
ExpressVPN側も、利用規約に従って使うように求めています。「これさえあれば全部見放題の魔法の杖!」ではなく、「見られる可能性を高めてくれる、セキュリティも兼ね備えた便利ツール」くらいに捉えておくのが、現地でガッカリしないための精神衛生上良い方法だと思います。
海外利用条件をTVer・ABEMA・U-NEXTなど6サービスで比較

「で、結局私がいつも使ってるあのサービスは、海外でVPNを使ったら見られるの?」
一番知りたいのはそこですよね。
私も初めは「VPNさえオンにすれば、日本のスマホと全く同じになるんでしょ?」とタカをくくっていましたが、現地でアプリを開いてみて「えっ、これは見られるのに、こっちはエラーが出る!」と大混乱しました。
ここでは、私たちが普段よくお世話になっている主要6サービスについて、「サービス公式のルール」と「VPN利用についての見解」を、私の痛い失敗談を交えながら徹底比較します。出発前の参考にしてくださいね!
TVer
「昨日のドラマの続き、ホテルで子どもが寝たあとにゆっくり見よう〜!」
そんな私のささやかな楽しみを見事に打ち砕いたのがTVerです。
【TVerの公式ルール】
- 海外利用: 日本国内に限定。海外からは視聴不可。
- VPN利用について: サポート対象外。動作保証なし。
TVerは本当にガードが固いです。公式ヘルプにはっきりと「VPNを利用した視聴はサポート対象外」と書かれています。
実際にVPNを繋いでアクセスしても、「エラーが発生しました」と再生できないことが多々あります。「ExpressVPNを使えば絶対見られる」とは言えない代表格なので、TVerメインの方は過度な期待は禁物です。
ABEMA
「どうしても見たいスポーツの試合がある!」という時に頼りになるABEMA。
これはTVerとは少し状況が違いました。
【ABEMAの公式ルール】
- 海外利用: 一部地域を除いて海外から利用可能。ただし視聴できない国や番組あり。
- VPN利用について: 推奨環境外。
ABEMAはなんと、VPNなしでも現地のWi-Fiからそのままアクセスして見られる番組があります! これは嬉しいですよね。
ただ、「日本でしか配信権がない番組」はしっかりブロックされます。じゃあVPNを繋げば見られるかというと、公式には「推奨環境外」とされているため、VPN経由だと逆にエラーで弾かれてしまうことも。「見られたらラッキー」くらいに思っておくのが無難です。
U-NEXT
子ども向けのアニメから大人の映画まで揃っていて、我が家でも大活躍のU-NEXT。
【U-NEXTの公式ルール】
- 海外利用: 基本的に日本国内限定。
- VPN利用について: VPN設定が有効な場合は解除するよう公式ヘルプで案内。
U-NEXTも海外からは基本的に見られません。しかも、VPNに繋いでいると「VPNを解除してください」というようなエラーが出て、かなり厳しく弾かれます。
ただし! U-NEXTの素晴らしいところは「ダウンロード機能」です。日本にいるうちにアプリへ作品をダウンロードしておけば、再生期限内ならオフラインで海外でも見られる場合があるんです(※作品によります)。
私はこれを知らずに現地でストリーミングしようとして全滅したので、皆さんは絶対に「出発前のダウンロード」を忘れないでくださいね……!
Hulu
海外ドラマも豊富で「いけるんじゃないか?」と期待しがちなHulu(Hulu Japan)ですが、意外とシビアです。
【Hulu Japanの公式ルール】
- 海外利用: 日本国外からの利用は不可。
- VPN利用について: VPN・匿名プロキシなどからのアクセスはサポート対象外。
Huluの日本版アカウントは、完全に日本国内向けです。海外のホテルから繋ぐと、あっさり「日本国外からはご利用いただけません」と弾かれます。公式にもVPNはサポート外と明記されているため、VPNで繋いでも視聴できないケースが多いです。
Netflix
世界中どこでも使える最強のサブスク、それがNetflixです。私も「ネトフリがあれば子どもは黙る!」と全幅の信頼を寄せていました。
【Netflixの公式ルール】
- 海外利用: 世界190か国以上で利用可能。ただし、国・地域によって配信作品が異なる。
- VPN利用について: VPN経由だと「世界的なライセンスを持つ作品(Netflixオリジナル作品など)」だけが表示される場合あり。
Netflixは海外でもエラーにならず開けます。ただ、「ジブリが見られる国」「あのアニメが配信されていない国」など、滞在先によって見られるラインナップがガラッと変わります。
「じゃあVPNで日本に繋げば、日本のアニメが見られるよね」と思うのですが、最近のNetflixはVPN対策が強力です。VPNを検知すると、全世界共通で配信されているNetflixオリジナル作品しか表示されなくなることがあるんです。「あれ? マイリストに入れてたお気に入りがない!」と子どもがパニックになるので、現地でラインナップが変わる前提で心の準備をしておきましょう。
Amazon Prime Video
プライム会員なら無料でたくさん見られるAmazon Prime Video。これも我が家の強い味方です。
【Amazon Prime Videoの公式ルール】
- 海外利用: 「海外視聴可能」な作品のみ視聴可。
- VPN利用について: 居住国以外の作品へのアクセス制限を回避する技術(VPN等)の利用は制限される場合あり。
アマプラもNetflixと似ていて、海外でアプリを開くと「海外で視聴可能な作品」という専用の限られたメニューに切り替わります。
VPNを使って日本のラインナップを見ようとしても、Amazon側もアクセス制限を厳しく行っているためブロックされることがあります。
こちらもU-NEXT同様、日本にいる間にスマホやタブレットのアプリに上限いっぱいまで作品をダウンロードしておくことが、現地で子どものグズりを防ぐ最強の自衛策になります。
ExpressVPNを使って日本サーバーへ接続する方法
「VPNの仕組みや各サービスの条件はなんとなく分かったけど、設定とか難しくないの?」
「私、スマホのアップデートですらヒヤヒヤする機械オンチなんだけど……」
痛いほど分かります、その気持ち。私もかつては、出張の多い夫から「これ設定しといて」と渡されたVPNの画面を見て、「英語ばっかりだし、ボタン押してスマホ壊れたらどうしよう」と本気で怯えていましたから(笑)。
でも、実際にExpressVPNを使ってみて驚いたのは、拍子抜けするほど簡単だったことです。
「なんだ、もっと早くやっておけば、あのホテルでの地獄の子ども大号泣事件は防げたのに!」と本気で後悔しました。
ここでは、当時の私のような「難しい設定は絶対にやりたくない!」という方に向けて、ExpressVPNを使って日本のサーバーに接続するまでのステップを、できるだけ分かりやすく解説しますね。
1.ExpressVPNへ申し込む
まずは、ExpressVPNの公式サイトから申し込みをします。
料金プランは1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月などがありますが、海外旅行や短期の出張なら1ヶ月プランで十分だと思います。逆に、長期の留学や駐在なら、月額換算で安くなる12ヶ月プランがお得です。
私が「これなら試してみよう」と思えた最大の理由は、「30日間の返金保証」がついていたこと。
「もし現地で全く動画が見られなかったら、無駄金になっちゃう……」という主婦的な心配も、この保証があったおかげで「ダメなら返金してもらえばいっか!」と割り切れます。
支払いもクレジットカードやPayPalが使えるので、普段のネット通販と全く同じ感覚でポチッと完了です。
2.スマホやPCへアプリを入れる
申し込みが終わったら、普段使っているスマホやタブレット、パソコンにExpressVPNのアプリをダウンロードします。
ここ、実はすごく重要ポイントです!
現地に着いてから「さあ、アプリをダウンロードしよう!」と思っても、現地のWi-Fiが遅かったり、そもそも日本のアプリストアにうまく接続できなかったりして、初っ端からつまずく……なんていうのは、海外旅行あるあるです(私もやりました)。
必ず、日本のご自宅のサクサク繋がるWi-Fi環境で、子ども用のタブレットや自分のスマホにアプリを入れておくことを強くおすすめします。
3.日本のVPNサーバーを選ぶ
アプリを開いてログインすると、とてもシンプルな画面が出てきます。
いろんな国の名前が並んでいるのですが、私たちが用があるのは「日本(Japan)」のサーバーです。
一覧の中から「日本」の都市(例えば東京や横浜など)を選んで、画面の真ん中にある大きな電源ボタンのようなマークをタップします。
「接続中…」となり、少し待って「接続完了」と表示されれば、あなたのスマホはネット上で「今、日本にいますよ!」という状態にお着替えできたことになります。
「え、これだけ?」って思いますよね。本当にこれだけなんです。難しい専門用語の入力とかは一切ありませんでした。
4.利用する動画サービスを開く
VPNが日本に繋がった状態のまま、いつも使っているTVerやABEMA、Netflixなどの動画アプリを開きます。
これで、動画サービス側が「あ、日本からのアクセスだな」と判断してくれれば、日本にいる時と同じように動画を再生することができます。
【ここで注意!】
もし、VPNを繋いでいるのにエラーが出てしまう場合は、一度動画アプリを完全に閉じて(タスクキルして)から、もう一度開き直してみてください。それでも見られない場合は……次の項目で説明する「悲しい現実」が待っているかもしれません。
ExpressVPNを使っても動画を見られないことはある
さて、ここまで設定方法を解説してきましたが、かつての私のように「よし! VPNを設定したから、これで海外でも日本の動画が全部見放題だー!」とガッツポーズをしている方、ちょっと待ってください。
ここから先は、私が実際に海外のホテルで「繋がらないじゃないか!」とスマホを投げそうになった経験を踏まえて、知っておくべき「厳しい現実」をお話しします。
これを事前に知っているかいないかで、現地でのメンタルが大きく変わりますよ。
動画サービス側がVPN接続を制限している
先ほどのサービス比較表でもお伝えしましたが、TVerやHuluのように「VPN経由でのアクセス自体を厳しく制限している」サービスは少なくありません。
動画サービス側も、VPNをブロックするシステムを日々アップデートしています。
「ネットのブログでは『ExpressVPNでTVerが見れた!』って書いてあったのに、今日は全然見られない!」という現象は、動画サービス側のブロック技術とVPN側のいたちごっこの結果です。
「見られなくて当然。見られたらラッキー」くらいに構えておくのが、一番ストレスを溜めないコツです。
作品単位で配信地域が違う
NetflixやAmazon Prime Videoの場合、VPNを繋いでいても、作品によっては「この地域では視聴できません」と弾かれることがあります。
これは、その作品の配信権利が「日本国内でしか許可されていない」ためです。サービス全体は海外からでも利用できるのに、見たいアニメやドラマだけがピンポイントで見られない……という、一番子どもがグズるパターンですね(泣)。
こればかりはユーザー側ではどうしようもないので、U-NEXTやAmazon Prime Videoのように「日本にいるうちに事前ダウンロード」しておく作戦が、結局一番確実なんです。
サービスの仕様変更で視聴条件が変わる
動画サービスの利用規約やシステムは、頻繁に変更されます。
「去年ハワイに行ったときはABEMAが見られたのに、今年はエラーが出る!」ということも普通に起こります。
そのため、古いブログ記事やSNSの「このVPNなら絶対に見られるよ!」という体験談を鵜呑みにしてしまうのは本当に危険です。「昨日まで見られたのに、今日は見られない」ということが日常茶飯事のシステムだと理解しておきましょう。
利用規約・最新の公式情報を確認する
「じゃあ、結局どうすればいいのよ!」と当時の私は半泣きでしたが、答えは一つしかありません。
「各動画サービスの最新の利用規約と、公式の海外利用案内を必ず確認する」ことです。
自分が一番使いたいサービスが、VPNでの利用をどう扱っているのか(サポート外なのか、規約で禁止しているのか)。それを確認したうえで、「それでも繋がる可能性にかけてVPNを準備しておくか」「諦めて別の暇つぶし(お絵かきセットやシールブックなど)を多めに持っていくか」を判断するしかありません。
「VPNは万能の魔法ではない」という事実をしっかり受け止めることが、海外旅行中のイライラを防ぐための第一歩です。
海外旅行・留学・出張でExpressVPNを使うメリットは動画だけではない

「動画が見られるかどうかも大事だけど、それだけのためにわざわざお金を払ってVPNを契約するのって、ちょっともったいなくない?」
はい、当時のドケチな私の心の声です(笑)。
子どものお世話や旅行の準備で頭がパンクしそうな中、「たかが数日の旅行で、動画が見られるかどうかも分からないツールに月額千数百円を払うなんて……」と、最初はかなり渋っていました。
でも、夫から「いやいや、VPNの本質は動画じゃなくて『通信の安全』だから!」と諭され、実際に仕組みを知ったとき、「あ、これは家族の大切なスマホを守る保険なんだ」とガラリと意識が変わったんです。
海外に行くとなると、空港やホテル、カフェなど、いたるところで無料のフリーWi-Fiにお世話になりますよね。ここでは、動画視聴以外の「海外滞在中にVPNがあって本当に助かった理由」について、できるだけ分かりやすく整理してお話しします。
ホテル・空港・カフェのWi-Fi利用時のセキュリティ対策
海外の空港に着いた瞬間、真っ先に探すのが「Free Wi-Fi」の文字ですよね。
慣れない土地で地図アプリを開いたり、現地の配車アプリを呼んだり、日本の家族に「無事着いたよ!」とLINEを送ったり。無料Wi-Fiは本当にありがたい救世主です。
ただ、街中やカフェ、ホテルなどの無料Wi-Fiは、パスワードがかかっていなかったり、誰でも簡単に接続できたりすることが多いのが現実です。
過度に怖がる必要はありませんが、鍵のかかっていない通信環境だと、悪意を持った第三者が同じネットワークに入り込んで、通信内容を覗き見しようとするリスクがどうしてもゼロにはなりません。
特に旅先では、クレジットカード情報を使って電車のチケットを買ったり、ホテルの予約確認で個人情報を入力したりする機会がものすごく増えます。
VPNを使うと、スマホとインターネットの間の通信がまるごと「暗号化(誰にも解読できない暗号に変換)」されます。
安全なカプセルの中にデータを入れてやり取りするようなものなので、公共のWi-Fiを使うときでも、クレジットカード番号やパスワードなどの大切な個人情報をしっかり守ることができるんです。
「動画を見せるため」だけだと贅沢に感じますが、「旅先でのクレカ不正利用や情報漏えいを防ぐための防犯グッズ」と考えたら、子育て世代としてもグッと納得感が出ました。
スマホとPCを同じVPNサービスで保護できる
もうひとつ助かったのが、1つのアカウントで複数の端末を同時に守れる点でした。
家族で移動していると、私のスマホ、夫のスマホ、子どもたちが動画や知育アプリを見るためのタブレット、さらには夫が仕事のメールをチェックするためのノートPC……と、持ち歩く端末の数がとんでもないことになりますよね。
ExpressVPNは、1つの契約で最大8台のデバイスまで同時に接続できます。
私のスマホで地図を見ながら、夫のPCで仕事のやり取りをし、子どものタブレットで安全に通信する……といったことが、追加料金なしでまとめてカバーできるんです。
アプリをそれぞれの端末に入れて同じアカウントでログインするだけなので、機械オンチな私でも家族みんなの端末をまとめて設定できました。
海外滞在中もVPN接続を利用できる
海外に滞在している間、日本にいるときと同じ感覚で銀行のアプリを開こうとしたり、普段使っているフリマアプリや行政手続きのサイトにアクセスしようとしたりすると、セキュリティの関係で「海外IPアドレスからのアクセス制限」がかかって開けないことがあります。
「えっ、今すぐクレジットカードの明細を確認したいのにログインできない!」
「日本の口座から振り込みをしたいのに弾かれた!」
旅先でこういうトラブルに直面すると、言葉が通じない異国の地ということもあって、本当に胃がキリキリしますよね……。
そんな時でも、VPNで日本のサーバーに接続しておけば、日本の金融機関やWebサービス側からは「日本国内からのアクセス」として認識されるため、普段通りスムーズにログインできるケースが多いです。
海外にいても「いつもの日本のネット環境」をポケットに入れて持ち歩ける安心感は、何物にも代えがたいものがありました。
海外へ行く前にExpressVPNを設定しておくメリット

「旅行の準備って、なんでこんなに終わらないんだろう……」
着替えをパッキングして、子どものおむつや常備薬を詰め込んで、パスポートを確認して……出発前夜はいつもヘトヘトですよね。
「VPNの設定なんて、現地のホテルに着いてからゆっくりやればいいや」
かつての私はそう思って後回しにしていました。そして、見事に現地で後悔することになったのです。
断言します。VPNの準備は、絶対に「日本にいるうち」に終わらせておいてください!
その理由を、私の苦い反省とともにお伝えしますね。
渡航後にVPNを探さなくて済む
いざ海外に到着すると、空港の手続き、荷物のピックアップ、ホテルへの移動、子どもたちの「お腹すいた!」「トイレ!」攻撃……と、とにかく怒涛のスケジュールが待っています。
そんな極限状態で、英語の案内を読みながら「えーっと、どのVPNがいいんだっけ?」「契約手続きはどうやるの?」と調べる余裕なんて、1ミリもありません。
しかも、一部の国や地域(例えば中国など、ネット規制が厳しい国)では、現地に着いてからだとVPNサービスの公式サイト自体にアクセスできないことすらあります。
日本にいる穏やかな時間に契約とアプリのインストールまで済ませておけば、現地に着いた瞬間からワンタップで保護された通信を使えます。自分の心の余裕のためにも、事前準備が本当に大切です。
日本にいるうちにアプリ・接続方法を確認できる
「アプリを入れたはいいけど、使い方がよく分からない……」
これが日本にいれば、日本語のヘルプページを落ち着いて読んだり、家族に聞いたりしてすぐ解決できます。
でも、海外の不安定なWi-Fi環境でアプリが動かないと、「アプリの不具合なの? それとも現地のWi-Fiが悪いの?」と原因の切り分けすらできず、パニックになってしまいます。
日本のご自宅で、安定した光回線に繋がっているうちに、
- アプリをインストールする
- ログインする
- 「日本サーバー」に接続してみる
- ボタンをタップして接続が完了することを確認する
この一連の動作を1回でもテストしておくだけで、「あ、これで本番も大丈夫だな」と大きな自信になりますよ。
料金・返金保証などを事前に確認できる
お金のやりくりにシビアな主婦(夫)目線として、料金プランや解約・返金の手順を落ち着いて確認できるのも、日本にいるうちならではのメリットです。
ExpressVPNには「30日間の返金保証」がついています。
「もし現地で使ってみて、思ったような使い勝手じゃなかったらどうしよう?」
という不安があっても、事前に返金保証のルールや問い合わせ方法を日本語でしっかり読んで納得しておけば、無駄な出費になるリスクを避けることができます。
現地でバタバタしながら焦って契約して、「よく分からないまま自動更新されてしまった……」なんて失敗を防ぐためにも、出発前の落ち着いたタイミングで公式サイトをチェックしておくのが一番安心です。
海外から日本の動画を見るときによくある質問
「なんとなく分かってきたけど、いざ出発前になるとやっぱり不安……!」
そんな昔の私のような方に向けて、海外から日本の動画を見るとき、そしてVPNを使うときに、私が最初につまずいてめちゃくちゃ検索しまくった「よくある疑問」をQ&A形式でサクッとまとめておきます。
出発直前の最終確認として役立ててくださいね!
ExpressVPNならTVerは必ず見られますか?
A. 残念ながら「必ず見られる」とは言えません。見られたらラッキーくらいの心構えが必要です。
私自身、「VPNを契約したんだから、これで夜のドラマタイムは完璧!」とタカをくくってホテルで大玉砕した経験があります。
TVerは公式に「VPNを利用した視聴はサポート対象外」と明言しており、VPN経由のアクセスをブロックする技術がかなり強力です。ExpressVPN側で「TVer対応」と案内されていても、タイミングによってはブロックされてエラーになることが本当によくあります。
「絶対に見られる魔法の杖」ではないので、過度な期待は禁物ですよ!
ABEMAはVPNなしでも海外から見られますか?
A. はい、一部の番組はVPNなしでも現地のWi-Fiからそのまま見られます!
ABEMAは動画サービスの中では珍しく、「海外からの利用可能(一部地域を除く)」と公式に案内しています。
ただし、権利の関係で「日本国内でしか見られない番組」もたくさんあり、それはVPNなしではブロックされます。じゃあVPNを繋げば見られるかというと、今度は「VPNは推奨環境外」として弾かれる可能性もある……というジレンマがあります。
現地でどうしても見たい番組がある場合は、見られない可能性も覚悟しつつ、別の暇つぶし(持参したおもちゃや別の動画サービス)も用意しておくのがママの防衛策です。
U-NEXTは海外で見られますか?
A. ストリーミング再生は厳しいですが、「事前ダウンロード」の機能を使えば見られます!
U-NEXTも海外からのストリーミング再生(ネットに繋ぎながら見る方法)は基本的にブロックされますし、VPNでの接続も公式に解除するよう案内されています。
しかし! U-NEXTの最強の武器は、アプリへの「ダウンロード機能」です。
日本にいるご自宅のWi-Fi環境で、スマホやタブレットに子どもが見る作品を上限いっぱいまでダウンロードしておく。これが、私が数々の失敗から学んだ「飛行機の中や現地のホテルで子どもを黙らせる最強の必勝法」です。これだけは絶対に出発前にやっておいてくださいね!
NetflixもVPNが必要ですか?
A. 動画を見るだけならVPNは不要ですが、見られる作品が「現地のラインナップ」に変わります。
Netflixは世界中どこでもアプリを開いて動画を見ることができます。ただ、IPアドレス(ネットの住所)を自動で判別するので、ハワイに行けば「アメリカのNetflix」になり、日本のアニメが消えてしまうことがあります。
「じゃあVPNで日本のサーバーに繋げば戻るよね」と思うのですが、NetflixはVPN対策が厳しく、VPNを検知すると「世界共通のオリジナル作品」しか表示されなくなることが増えています。
「お気に入りのアニメがない!」と子どもが泣くリスクがあるので、こちらも事前にダウンロードしておくのが一番確実です。
VPNを利用すること自体は違法ですか?
A. 日本やアメリカ、ヨーロッパなど、一般的な旅行先となる多くの国では合法です。
「VPNって、IPアドレスをごまかすなんて、なんか悪いことしてるみたいで怖い……」
私も最初はそう思って震えていました(笑)。でも安心してください。VPN自体は「通信を暗号化して安全にするための正式な技術」であり、リモートワークで会社員が普通に使っているセキュリティツールです。
日本や一般的な海外旅行先では全く違法ではありません。
ただし、中国やロシア、中東の一部など、国としてインターネットの閲覧を厳しく制限している国では、VPNの利用が法律で禁止・制限されている場合があります。
一般的なリゾート地や旅行先なら心配いりませんが、もしネット規制の厳しい国へ行く場合は、必ず渡航先の法律を事前に調べてくださいね。
まとめ|海外で日本の動画を見るならサービスごとの条件を確認しておこう
「よし! これで完璧!」と意気込んでハワイに到着したものの、ホテルで子どもにTVerも見せられず、Amazonプライムのラインナップも変わっていて大パニックになったあの日……。
あんな思いを他のママたちに絶対にしてほしくなくて、ちょっとお節介かもしれませんが、私自身の痛い失敗談とともに「海外から日本の動画を見るリアルな現実」をまとめさせてもらいました。
改めて、この記事の重要なポイントをおさらいしますね。
- 「日本の動画」とひとくくりにはできない。TVerは国内限定、ABEMAは一部海外OKなど、サービスごとに公式ルールはバラバラ。
- 「VPN=魔法の杖」ではない。ExpressVPNが対応を案内していても、動画サービス側がVPN接続をブロックするいたちごっこが続いている。
- 確実なのは、日本にいるうちにU-NEXTやAmazon Prime Videoなどのアプリに動画をダウンロードしておくこと!
- 動画は見られたらラッキー。VPNの本当の価値は、旅先の無料Wi-Fiを使うときの「クレカ情報やパスワードを守るセキュリティ対策」にある。
- 現地でパニックにならないためにも、VPNの申し込みとアプリ設定は「日本にいるうち」に終わらせておく!
子連れの海外旅行や、慣れない土地での生活は、ただでさえ毎日がサバイバルですよね。
「これさえあれば絶対安心!」という完璧な方法はなかなかありませんが、正しい知識とちょっとした事前準備(事前ダウンロードとVPNの設定!)をしておくだけで、現地でのイライラは劇的に減らすことができます。
「現地でのネット環境のお守りとして、VPNを準備しておきたい」
「空港やホテルのフリーWi-Fiで、クレカ情報を盗まれないか心配……」
そんな方は、30日間の返金保証もついているので、「もし現地でうまく使えなかったらどうしよう……」という心配性なママ(過去の私です)でも、日本にいるうちに気軽にお試しできますよ。
完璧じゃなくていいんです。できる準備だけサクッと終わらせて、あとは現地で「うまくまわる暮らし」を楽しみましょう!
お子さんと一緒に、素敵な海外での時間を過ごせるように応援しています!