毎日夕方になると「あぁ、今日の夕飯どうしよう……」と冷蔵庫の前でフリーズする。数年前の私は、まさにそんな余裕のない毎日を送っていました。
休日に4歳と7歳のやんちゃ盛りの息子たちを連れてスーパーへ行けば、お菓子売り場でグズられ、カートを押しながら追いかけ回し、最後は牛乳やキャベツなど重い荷物を両手に下げて帰宅。それだけで私の休日は終わったような気になっていました。
「自分の時間が欲しいけど、家事の手を抜くのは罪悪感がある……」
「宅配サービスって便利そうだけど、スーパーより高そうだし食費が爆発するのでは?」
毎日いっぱいいっぱいだった私は、ネットで「宅配サービス おすすめ」と検索しては、種類の多さに圧倒されてそっとスマホを閉じる、ということを繰り返していました。そして限界を迎えて手当たり次第に登録した結果、うまく使い分けができずに食材を腐らせ、見事に食費を跳ね上がらせるという痛い失敗も経験しました。
この記事では、そんな失敗だらけの私が「できるだけ“がんばらず”に、ちゃんと暮らす」ためにたどり着いた、宅配サービスのリアルな選び方と活用法をお伝えします。
結論から言うと、「どのサービスが一番おすすめ(お得)か」で選ぶと失敗します。正解は、「自分が今、家事のどの工程(買い物・献立・料理)を一番手放したいか」で選ぶこと。
かつての私のように、「とにかく今のしんどい状況をどうにかしたい!」と悩んでいるママへ。あなたの家庭にぴったりの「手抜きポイント」を一緒に見つけていきましょう。
宅配サービスは「どの家事を減らしたいか」で選ぶ
「もう限界だ!とにかく家事を外注してラクになりたい!」
過去の私は仕事と育児のストレスが爆発し、ネットスーパー、生協、有名な食材宅配……と、手当たり次第に契約してしまいました。
結果どうなったかというと、「ネットスーパーで買ったお肉があるのに、食材宅配から野菜が届き、さらにミールキットの消費期限に追われる」という大パニックに。結局使いきれずに食材をダメにしてしまい、「ラクをするためにお金を使ったのに、私はなんてダメな母親なんだろう」と激しく自己嫌悪に陥りました。
この痛い失敗から私が学んだのは、宅配サービスにはそれぞれ得意分野があり、「減らせる家事」が全く違うということです。
ただ漠然と「おすすめ」を選ぶのではなく、まずは自分が「家事のどの工程を減らしたいのか」を整理してみましょう。
買い物だけ減らしたいならネットスーパー
「料理自体は苦じゃないし、自分で献立も決めたい。でも、子どもを連れてスーパーに行く時間と労力がとにかくしんどい!」という方は、スーパーの売り場がそのままスマホに入ったような「ネットスーパー」がぴったりです。
食材選び・買い物を減らしたいなら食材宅配
「スーパーにこまめに行くのをやめたい。こだわりの野菜や、温めるだけのおかずなど、スーパーにはない便利で安心な食材を定期的に届けてほしい」という場合は「食材宅配」が向いています。
献立・下ごしらえまで減らしたいならミールキット
冷蔵庫の前で「今日の夕飯どうしよう」と悩む時間をゼロにしたい。野菜を切る手間も省きたいけれど、手作り感は出したい。そんな「見えない家事」に疲れているなら、必要な食材とレシピがセットになった「ミールキット」が救世主になります。
料理そのものを減らしたいなら宅配弁当
「今日はもう絶対に火も包丁も使いたくない!無理!」という限界の日。そんな日のためにストックしておきたいのが、レンジで温めるだけで栄養バランスの取れた食事が完成する「宅配弁当」です。
重い日用品を運びたくないなら日用品宅配
お米、水、洗剤、トイレットペーパー。これらを自転車や子どもと手をつなぎながら持ち帰る重労働から解放されたいなら、日用品に特化した宅配サービスや定期便を活用するのが一番の近道です。
ネットスーパーとは?向いている家庭
「おむつと、牛乳と、キャベツと……あ、しょうゆも切れてたんだった!」
これらを抱えて、チョロチョロ走り回る子どもと手をつないで帰る。私はこの重労働から解放されたくて、初めてネットスーパーを利用しました。雨の日に玄関先でニコニコと重い荷物を渡してくれた配達員さんが、当時は神様に見えたのを今でも覚えています。
普段のスーパーに近い感覚で買い物できる
ネットスーパーの最大の魅力は、実店舗のスーパーと同じような感覚で買い物ができることです。「いつもの特売の豚肉」「いつものメーカーの牛乳」をそのままスマホでポチれる安心感があります。価格も店頭とほぼ同じか、少し割高な程度なので、食費の計算が狂いにくいのも本当に助かりました。
食材から日用品までまとめて注文しやすい
夕飯の食材と一緒に、トイレットペーパーや洗剤などの日用品を一度にまとめて買えるのもネットスーパーの強みです。「あっちのドラッグストアで洗剤を買って、こっちのスーパーで野菜を買って…」というハシゴ買いをしなくて済むので、休日に子どもと公園で過ごす時間がグッと増えました。
献立や料理は自分で決めたい人向け
ネットスーパーには「献立を決めてくれる機能」は(基本的には)ありません。そのため、「料理の手間自体は省かなくていいから、とにかく買い出しの苦労だけを手放したい」「自分の好きなように献立を組んで、まとめ買いをしておきたい」という家庭にすごく向いています。
配達エリア・時間帯を確認する
ここで過去の私の失敗談をひとつ。「よし、今日はもう無理だからネットスーパーに頼ろう!」と夕方に意気込んでアプリを開いたら、その日の配達枠がすべて埋まっていて絶望したことがあります。特に雨の日や週末は、あっ事前枠が埋まってしまいます。
また、お住まいの地域が配達エリアに入っているかどうかが一番の壁になるため、まずは自宅が対象エリアかを確認することが大切です。ご自宅周辺で使えるネットスーパーの違いを比較する記事も参考にしてみてくださいね。
食材宅配とは?向いている家庭
「食材宅配って、食への意識が高い丁寧な暮らしの人が使うものでしょ?」
「スーパーより絶対高いし、うちには無縁だな……」
かつての私は本気でそう思って敬遠していました。でも、連日のスーパー通いに限界を感じてお試しセットを頼んでみたところ、「もっと早く使えばよかった!」と過去の自分を説教したくなるほど、買い物の頻度が劇的に減って救われたんです。
定期的に食品を届けてもらえる
食材宅配は、基本的に週に1回など決まったサイクルで食材を届けてくれる仕組みです。
最初は「来週使うものなんて、今決められないよ……」「何を頼んだか忘れそう」と戸惑いました。実際、頼んだことを忘れてスーパーで同じ野菜を買ってしまい、キャベツが2玉になったという失敗も(笑)。
でも、慣れてくると「あ、明日は宅配の日だから、今日はスーパーに寄らずにまっすぐ保育園のお迎えに行こう」と、心と時間の余裕に繋がる大きな安心感に変わっていきました。
サービスごとに商品や仕組みに特色がある
ひとくちに食材宅配といっても、本当に種類がたくさんあります。私がいくつか試して驚いたのは、サービスによって特色が全然違うこと。
有機野菜や無添加にこだわっているところもあれば、離乳食や幼児食のラインナップが神がかって充実しているところ、チンするだけのお弁当用のおかずが豊富なところもあります。
我が家の場合は、長男がよく食べるようになったタイミングで「骨取り魚」や「揚げるだけのおかず」が充実しているサービスを選んだら、バタバタの夕飯作りが嘘のようにラクになりました。
買い物頻度を減らしたい家庭に向く
食材宅配をうまく取り入れると、週に3〜4回行っていたスーパー通いが、週末のまとめ買いと食材宅配の週1回だけで回せるようになります。
「仕事帰りのスーパー通い自体をなくしたい」「こだわりの野菜や、スーパーには売っていない便利な時短おかずをストックしておきたい」というご家庭にぴったりです。
定期購入や注文方法を確認する
食材宅配を始める前にお伝えしたい私の痛い失敗が、「注文をすっかり忘れていて、何も入っていない空のカタログだけが届いた」という事件です(笑)。
サービスによって、専用の注文用紙、アプリ、LINEなど注文方法が異なりますし、注文の締め切り日も違います。また、「今週はいらないな」という時にお休み(スキップ)が簡単にできるかどうかも、ズボラな私には超重要ポイントでした。
まずは自分の家庭にどんな特色のサービスが合うのか、食材宅配のおすすめを比較する記事も参考にしながら、気になるお試しセットから始めてみるのが失敗しないコツです。
ミールキットとは?向いている家庭
毎日の家事で一番しんどいのって、「料理を作ること」そのものより、「冷蔵庫の中身を見て、栄養バランスを考えながら今日の献立を決めること」じゃありませんか?
私はこの「見えない家事」にどれだけ体力を奪われていたか……。夕方、仕事の疲労で思考停止している時のミールキットは、我が家の救世主でした。
献立を考える負担を減らせる
ミールキット最大のメリットは、何と言っても「献立を考える時間をゼロにしてくれる」ことです。
冷蔵庫を開けて「中途半端に残ってる大根と豚肉で何ができる……?」とフリーズする時間がなくなり、「今日はこれを順番通りに作るだけ!」とメニューが決まっているだけで、こんなにも気持ちが軽いのかと感動しました。
必要な食材がそろっている
レシピに必要な分量の食材がセットになって届くので、フードロスが出ません。
昔の私は、気合を入れて珍しい調味料や野菜を買っても使い切れず、冷蔵庫の奥で干からびさせては「また食材をムダにしてしまった……」と罪悪感に苛まれていました。ミールキットなら使い切りなので、あの嫌な罪悪感とも無縁になれます。
料理はしたいけれど準備時間を減らしたい人向け
「全部お惣菜や宅配弁当にするのは、なんか子どもに申し訳ない(本当はそんなことないんですけどね!)」
「手作り感は出したいけど、一から下準備をする気力はない」
そんな過去の私のようなジレンマを抱えている方に、ミールキットはドンピシャでハマります。あらかじめ野菜がカットされていて包丁を一切使わないタイプなら、足元で次男がグズっていても、とりあえず火にかけるだけで立派なメインおかずが完成します。
価格だけでなく調理時間・量も確認する
ここでミールキット選びの注意点。私の失敗談ですが、「20分で完成!」と書いてあったミールキットを買ったら、自分で野菜をみじん切りにする工程が多く、手際が悪い私は40分もかかってしまったことがあります。
また、食べ盛りの7歳男児とよく食べる夫がいる我が家では、キットの「2人前」「3人前」では量が足りず、結局別でお肉を焼いてかさ増しするという本末転倒な事態になったことも……。
「包丁を使うのか、湯煎だけでいいのか」といった調理の手間と、ご家族の食べる量をしっかり見極めることが大切です。どんな種類があるか迷ったら、ミールキットのおすすめを確認する記事で、我が家に合いそうなものを探してみてくださいね。
宅配弁当とは?向いている家庭
「今日はもう無理!絶対に火も包丁も使いたくないし、キッチンに立ちたくない!」
仕事と育児の疲れがピークに達した日、そんな風にメンタルが崩壊しそうになることってありませんか? 私は頻繁にありました。
そんな「限界の日」の最終兵器として、我が家の冷凍庫に鎮座しているのが「宅配弁当」です。
料理する工程そのものを減らせる
ミールキットが「料理の準備をラクにしてくれる」ものだとしたら、宅配弁当は「料理の工程そのものをゼロにしてくれる」魔法のアイテムです。
昔の私は「冷凍のお弁当を出すなんて、母親として手抜きなんじゃ……」という謎の罪悪感に縛られていました。でも、疲れ果ててイライラしながら作ったご飯を無言で食べるより、レンジでチンしたお弁当を「今日はママお休みの日だから特別だよ〜!」と笑って出したほうが、子どもたちもパクパク食べてくれて拍子抜けしたんです。しかも、栄養士さんがバランスを考えて作ってくれているので、私が作る「とりあえず野菜炒め」よりよっぽど健康的だったりします。
冷凍タイプならストックしやすい
宅配弁当には冷蔵タイプと冷凍タイプがありますが、ズボラな私のおすすめは断然「冷凍タイプ」です。
「賞味期限は明日までだから食べなきゃ!」と追われるストレスがありません。冷凍庫に「いざという時のお弁当がある」という事実だけで、仕事帰りの満員電車での精神的ダメージがかなり軽減されます。まさに、頑張るママのための「お守り」です。
忙しい日だけ使う方法もある
「宅配弁当って、毎日頼まないといけないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。「毎日」となると食費も跳ね上がってしまいますよね。
我が家では、「残業で遅くなった日」や「夫が出張でワンオペの夜」、そして体力が尽き果てる「魔の木曜日」など、「この日はしんどい!」と分かっている日だけスポット的に使っています。これなら食費の負担も少なく、心の余裕を手に入れることができます。
量・味・保存スペースを確認する
ここで、私がやらかした冷凍宅配弁当の失敗談を。
「これでお守りができた!」と意気込んで10食セットを注文したところ、我が家のパンパンの冷凍庫に全く入りきらず、慌てて冷凍うどんやアイスを食べるハメになりました(笑)。
初めて注文する時は、必ず冷凍庫の空きスペースを確認してくださいね。
また、大人向けの味付けのサービスも多いので、子どもと一緒に食べる場合は、辛くないか、子どもが好きなメニューがあるかもチェックポイントです。料理そのものを休みたい人向けの宅配弁当を比較する記事も参考に、ご家庭の好みに合いそうなものを探してみてください。
日用品宅配とは?向いている家庭
さて、ここまで食材に関するサービスをお伝えしてきましたが、もう一つ忘れてはいけないのが「日用品」の買い出しです。
4歳の次男と手をつなぎながら、5kgのお米と牛乳、そして特大の洗剤の詰め替えを下げて帰る……。腕がちぎれそうになりながら歩いたあの日の絶望感は忘れられません。
水・飲料・米など重い商品
重いものは、迷わず「運搬のプロ」である宅配業者さんにお任せするのが一番です。
お米、ミネラルウォーター、お酒などの飲料。これらを自力でスーパーから持ち帰る労力と時間は、本当にバカになりません。「玄関のドアを開けたら、そこにお米がある」という感動を一度味わうと、もう二度と自分では運びたくなくなります。
トイレットペーパーなどかさばる商品
重くはないけれど、買いたくないものナンバーワンが「トイレットペーパーやオムツなどの長くてかさばるもの」です。
自転車のカゴには入りきらず、ハンドルに引っ掛けてフラフラしながら帰ったり、雨の日に濡れないよう必死に抱えたり。日用品宅配を使えば、そんな名もなき苦労からも一瞬で解放されます。
定期的に使う消耗品
「あ!シャンプーの詰め替え買うの忘れた!」とお風呂場で気づく絶望。皆さんも経験があるのではないでしょうか。
洗剤やシャンプーなど、決まった頻度で必ずなくなる消耗品は、毎回「在庫チェックして、買い出しリストにメモして、スーパーで買う」というプロセス自体が面倒です。
まとめ買い・定期便との相性を考える
私がたどり着いた結論は、「絶対に使うとわかっている消耗品は、定期便にして『買う・考える』こと自体を手放す」という方法です。
Amazonの定期おトク便や、LOHACOなどの日用品に強い宅配サービスを使って、1ヶ月〜2ヶ月に1回のペースで自動的に届くように設定してしまいます。
ただ、送料無料のライン(「あと500円で送料無料」など)に踊らされて、よく分からないお菓子や新商品の柔軟剤などを無駄買いしてしまったのも過去の私です。まとめ買いはお得ですが、「本当に今必要なものか?」と一呼吸おくのが、日用品宅配で家計を圧迫しないコツです。日用品宅配の活用方法の記事でも詳しく解説しているので、買い物の重労働から解放されたい方はぜひ読んでみてくださいね。
ネットスーパー・食材宅配・ミールキット・宅配弁当の違いを比較
「結局、どのサービスが一番安いの?どれを使えば一番ラクになるの?」
色々な宅配サービスを知れば知るほど、過去の私は頭がパンクしそうになっていました。そして、「とにかく全部試せばいいんだ!」と手当たり次第に契約して、キッチンが段ボールだらけになるという大失敗をやらかしたわけです。
そんな私の痛い経験を踏まえて、各サービスの違いを「どこまで家事を減らせるか」という視点で分かりやすく表にまとめてみました。
昔の私のように「もうどれを選べばいいか分からない!」とパニックになっている方は、この表を見て「今の自分が一番手放したい家事」はどこか、深呼吸して考えてみてくださいね。
| サービスの種類 | 買い物時間を減らせるか | 献立決めを減らせるか | 調理時間を減らせるか | 価格の傾向 | 商品の自由度 | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ネットスーパー | 劇的に減る(ゼロにできる) | 減らない(自分で考える) | 減らない | 店頭価格とほぼ同じ〜やや割高 | スーパーと同じ。自由に選べる | 買い出しだけを手放し、自炊はしたい家庭 |
| 食材宅配 | 劇的に減る(定期便で自動化) | 減らない(※一部キットあり) | 減らない(※一部惣菜あり) | スーパーよりやや高め(品質重視) | カタログやアプリから自由に選べる | スーパー通いを減らし、質の良い食材を常備したい家庭 |
| ミールキット | 減る(必要な分だけ届く) | 劇的に減る(ゼロにできる) | かなり減る(カット済み・下味付きなど) | 割高(手間賃が含まれるため) | 決められたメニューから選ぶ | 献立作りと下準備の「見えない家事」を手放したい家庭 |
| 宅配弁当 | 劇的に減る(お弁当が届く) | 劇的に減る(ゼロにできる) | 劇的に減る(レンジで温めるだけ) | 割高(1食あたりの単価が決まっている) | メニューはお任せ、またはセットから選ぶ | 「今日は絶対に火も包丁も使わない」と決めた限界の日のためのお守りが欲しい家庭 |
この表を作ってみて、私自身「なるほど、私が一番しんどかったのは『買い出し』じゃなくて『献立決め』だったんだな」と気づくことができました。
価格だけで比較するとミールキットや宅配弁当は高く見えますが、「献立を考える苦痛」と「下準備の手間」を買い取ってくれていると思えば、決して無駄遣いではないと今は胸を張って言えます。
共働き・子育て家庭にはどの宅配サービスがおすすめ?
「表を見て違いはなんとなく分かったけれど、結局うちの家庭にはどれが合っているの?」
そう迷ってしまうママへ向けて、私の失敗と成功の経験から「こんなお悩みがあるなら、これがおすすめ!」という具体的なパターンを5つ挙げてみます。
買い物だけ減らしたい家庭
「料理を作るのは気分転換になるし嫌いじゃない。でも、休日に子どもを連れてスーパーに行くのが本当にストレス!」というご家庭には、迷わずネットスーパーをおすすめします。
ネットスーパーなら、スマホの画面上でいつものお肉や野菜をポチポチ選ぶだけ。余計なお菓子をねだられることもなく、重い荷物を運ぶ労力もゼロになります。食費の管理もしやすいので、まずは手軽に家事負担を減らしたい方の第一歩として最適です。
平日の献立を考えるのがつらい家庭
「夕方、冷蔵庫を開けてボーッとしてしまう」「仕事中に『今日の夕飯どうしよう』と考えるだけで胃が痛い」。かつての私と同じような症状(笑)が出ているママには、ミールキットが最強の処方箋です。
献立が決まっていて、必要な材料がそろっているだけで、夕飯作りのハードルは恐ろしいほど下がります。「今日はこれを炒めるだけ!」という明確なゴールがあることで、気持ちにどれだけ余裕が生まれるか、ぜひ一度体験してみてほしいです。
料理そのものを休みたい家庭
「夫の帰りが遅いワンオペの日や、私が体調不良の日は、もう無理して作りたくない!」というSOSが出ているご家庭には、冷凍の宅配弁当をストックしておくことを強くおすすめします。
「ママがダウンしたから、今日はこれね!」と電子レンジのボタンを押すだけで、栄養バランスの取れた温かいご飯が出せる。この「お守り」があるだけで、平日の心細さが全然違いますよ。
週末にまとめて食材を確保したい家庭
「平日はスーパーに寄る時間が1秒もない。週末に1週間分の食材をどっさり届けておいてほしい」という方には、定期便がある食材宅配が合っています。
食材宅配の多くは、週に1回、決まった曜日に届くシステムです。慣れるまでは注文のサイクルに戸惑うかもしれませんが、「木曜日は生協が来る日だから、水曜日の夜までに注文アプリを見ておこう」とルーティン化できれば、スーパーに行くという概念自体が生活から消え去ります。
重い荷物を持ち帰りたくない家庭
「お米、水、トイレットペーパー……なんで日用品ってこんなに重くてかさばるの?」と毎回キレそうになっている方(昔の私です)は、日用品宅配や定期おトク便に頼りましょう。
お米や水などの「運ぶのがしんどいもの」だけをネットで注文するようにするだけで、日々の買い出しは「軽い野菜とお肉だけ」になり、嘘のように身軽になります。
宅配サービスは高い?「商品価格+家事時間」で考える
「宅配サービスって結局、スーパーで買うより割高なんでしょ? うちは少しでも節約したいから無理無理!」
少し前までの私は、本気でそう思っていました。特売のチラシを握りしめ、「あっちのスーパーのほうが卵が10円安い!」と自転車を爆走させていたんです。でも、そんな生活を続けていたら、いつも疲れていてイライラし、休日は買い出しだけで潰れ、肝心の「家族と笑って過ごす時間」が1秒もありませんでした。
あの頃の私に言ってやりたい。「商品価格だけで比較するのは、今すぐやめなさい!」と。
スーパーの店頭価格だけと比較しない
確かに、牛乳1本、大根1本の値段を「スーパーの店頭価格」と「宅配サービス」で横並びに比較したら、多くの場合は宅配サービスの方が数十円〜数百円割高です。
でも、その「数十円の安さ」のために、私たちはどれだけの代償を払っているでしょうか? 私は「節約しているつもり」で、実はもっと大切なものをすり減らしていたことに気づきました。
買い物へ行く時間も含めて考える
一度、スーパーでの買い出しにかかる時間を計算してみてください。
身支度をして、ぐずる子どもをなだめながら出発し、往復の移動時間、レジに並ぶ時間、買ったものを袋に詰める時間、そして家に帰って冷蔵庫にしまう時間……。
私の場合、どんなに急いでも1回1時間はかかっていました。週3回行けば、月に12時間。時給1,000円で計算したら、なんと1万2,000円分もの「私の労働力」を買い出しに費やしていたんです。
そう考えると、数百円の配送料や少しの商品の割高分は、「私の1時間を買い戻すための正当な代金」だと思えるようになりました。
交通費・ガソリン代がかかる家庭もある
意外と見落としがちなのが、スーパーへ行くための交通費です。車で買い出しに行くご家庭なら、ガソリン代が毎回かかっています。駐輪場代や駐車場代がかかるケースもあるでしょう。
「スーパーで安く買ったつもりでも、車のガソリン代と私の労働時間を足したら、実は宅配サービスの配送料の方が安上がりだった!」なんてことは、実は共働き家庭の「あるある」だったりします。
使いすぎを防ぐため予算を決める
ただし、「時間をお金で買うんだから、宅配は絶対にお得!」と手放しで断定するつもりはありません。
過去の私は、宅配サービスの便利さに感動するあまり、「これも良さそう」「あ、この新作スイーツも美味しそう」とスマホでポチポチ買いすぎてしまい、翌月のクレジットカードの請求額を見て倒れそうになりました……。
宅配サービスは、手軽に買えてしまうからこそ、「1回の注文は〇千円まで」「月々の宅配予算は〇万円」と、あらかじめ自分の中で上限を決めておくことが絶対に必要です。
宅配サービスを使っても食費を増やしすぎないコツ
「ラクはしたいけど、やっぱり食費が爆発するのは怖い」
そんな過去の私と同じ不安を抱えるママへ。数々の失敗(食材を腐らせる、ポチりすぎる等)を経て編み出した、我が家の「食費を増やしすぎずに、家事を手放す」リアルなルールをご紹介します。
すべての買い物を宅配にしない
一番やってはいけないのが、「今日から買い出しはすべて宅配にする!」とゼロ百で極端に切り替えることです。
私はこれをやって見事にパンクしました。宅配サービスの野菜だけで1週間を回そうとすると、やっぱり割高になりますし、「あ、あれ買い忘れた!」という急な対応ができません。
「基本の食材は週末のまとめ買い(実店舗)で安く抑え、平日の足りない分や重い物だけを宅配で補う」というハイブリッド型が、一番食費に優しいと痛感しています。
重い物だけ宅配する
「お米、水、飲料、洗剤の詰め替え」
これらは、実店舗で買っても宅配で買っても、劇的に値段が変わらないことが多いです(むしろAmazon定期便などの方が安いことも!)。
だからこそ、「重いもの・かさばるもの」は一切スーパーで買わない、と決めてしまうのがおすすめです。これだけで、スーパーでの買い物が「ネギとお肉だけ」のように身軽になり、ストレスが半分以下になります。
忙しい曜日だけ使う
「毎日ミールキットや宅配弁当を使ったら、破産しちゃう……」
その通りです。なので、我が家では「毎日使う」という選択肢は最初から捨てました。
私にとって一番体力的にしんどいのが、週の後半に差し掛かる「木曜日」です。だから、「木曜日の夜だけは、少し割高でもミールキットに頼る!」と決めています。週に1回、数千円の投資で「ママの機嫌と家族の平和」が買えるなら、安いものです。
ミールキット・宅配弁当を非常用にストックする
冷凍のミールキットや宅配弁当は、「定期的に消費するもの」というより、「いざという時の非常食(お守り)」としてストックしておくのがおすすめです。
「今日は残業で遅くなったから、冷凍弁当チンして!」という切り札があるだけで、外食やデリバリー(こっちの方が圧倒的に高くつきますよね)に逃げ込むのを防ぐことができ、結果的に食費の節約につながっています。
送料無料条件のために不要な物を買わない
「あと500円で送料無料です!」
宅配サービスのカート画面で、この悪魔のささやきを見たことはありませんか?
過去の私は、「送料を払うくらいなら、何か買った方がお得!」と謎の思考回路に陥り、本当は必要のないお菓子や高級なドレッシングを追加して、結局予算オーバーするという失敗を何度も繰り返しました。
「送料数百円を払うのはもったいないけれど、不要なものを500円で買うのはもっともったいない」。この鉄則を胸に刻んでからは、無駄買いがグッと減りました。
宅配サービスを選ぶときに確認したいポイント
「わぁ、このサービスおしゃれ!初回半額だし、とりあえず申し込んじゃお!」
過去の私は、こんな風に勢いだけで契約しては、何度も痛い目を見てきました。
「頼みたい時にお休みができない」「受け取り時間が合わなくて毎回再配達になり、配達員さんに申し訳なくて泣きたくなる」などなど……。
私のように契約してから「しまった!」と後悔しないために、申し込み前に必ずチェックしてほしいポイントを整理しました。当時の私への教訓としてお伝えしますね。
配達エリア
初歩的ですが、一番大事な壁です。
「SNSで話題のサービスだから使ってみたい!」と意気込んで公式サイトを開き、郵便番号を入れた瞬間に「対象エリア外です」と表示された時のあの絶望感……。地方に住んでいる友人も同じことでよく嘆いています。まずはご自宅が配達エリアに入っているか、一番最初に確認してくださいね。
配送料・最低注文金額
「商品自体は安いのに、毎回配送料が800円もかかるの!?」と後から気づいて青ざめたことがあります。
また、「〇〇円以上で送料無料」という最低注文金額の壁も厄介です。私がよくやらかしていたのが、送料無料ラインを超えるために、無理して不要なジュースや高級フルーツをカートに追加してしまうこと。結果的にスーパーで買うより高くついてしまっては本末転倒です。自分にとって無理のない金額設定か、よく見極めましょう。
注文締切と配達時間
食材宅配やネットスーパーで意外と盲点なのが、注文の締め切りと配達時間です。
「あ、牛乳がない!今日の夕方に届けて!」と思っても、当日配達ができないサービスも多いです。「来週水曜日に届く分は、今週金曜日までに注文」など、独自のサイクルがあるサービスもあります。また、配達枠が「12時〜18時」のようにざっくりしていて、その間ずっと家で待機していなければならず、休日が潰れてしまった……というのも私の苦い経験です。
置き配・不在時対応
フルタイムで働くママにとって、ここは生命線です!
せっかく食材を頼んでも、不在時に持ち帰られてしまったら夕飯が作れません。私が食材宅配を愛用している最大の理由は、「不在時は専用の保冷箱に入れて、玄関前に留め置きしてくれる」からです。オートロックのマンションにお住まいの場合は、置き配ができるかどうか、事前にサービス側や管理会社に必ず確認してくださいね。
定期購入の有無
「初回お試しセットがお得だったから頼んだら、実は自動的に定期購入になる仕組みで、翌週もドッサリ食材が届いてパニックになった」
……はい、これも過去の私です。そのサービスが「欲しい時だけ都度買いできる」のか、「基本は毎週届く定期購入」なのかは、絶対に確認しておきたいポイントです。
解約・休止のしやすさ
ズボラな私にとって、「お休み(スキップ)の手続きが簡単か」は超重要でした。
「来週は実家に帰るからいらないな」という時、スマホのアプリからボタン一つでスキップできるサービスならストレスがありません。逆に、いちいち電話をかけないと休止や解約ができないサービスは、忙しいワーママにはハードルが高すぎます。
子育て家庭向け特典の有無
プレママさんや、小さなお子さんがいるご家庭は、ここを絶対に見逃さないでください!
生協などの多くのサービスでは、「母子手帳交付〜子どもが小学校に上がるまで、配送料が無料(または半額)」といった素晴らしい特典が用意されています。私は長男の時にこの制度を知らず、普通に配送料を払い続けていて激しく後悔しました……。使える特権は、ありがたくフル活用させてもらいましょう!
迷ったら「買い物・献立・料理」のどこを減らしたいか考える
色々と細かい確認ポイントをお伝えしてきましたが、ここまで読んで「結局、私にはどれが一番いいんだろう?」と迷ってしまった方もいるかもしれません。
そんな時は、深呼吸して、最初にお伝えした「自分が一番手放したい家事はどれか?」という基本に立ち返ってみてください。
私の失敗経験から導き出した、シンプルな判断フローを置いておきますね。
- とにかく「買い物に行く労力」だけを減らしたい
→ ネットスーパーがおすすめ! - 「買い物に行く労力」+「安全で美味しい食材を選ぶ手間」を減らしたい
→ 食材宅配がおすすめ! - 「買い物に行く労力」+「献立を考える苦痛」+「野菜を切るなどの下準備」を減らしたい
→ ミールキットがおすすめ! - 「買い物」+「献立」+「料理する工程そのもの」をすべて手放したい
→ 宅配弁当がおすすめ!
このフローに当てはめてみて、「あ、私がいま一番嫌なのは献立を考えることだ!」と気づけたら、まずはそこをピンポイントで助けてくれるサービスを一つだけ試してみてください。全部を一気に解決しようとしなくて大丈夫です。
まとめ|「一番おすすめ」より、自分が減らしたい家事で宅配サービスを選ぼう
「ラクになるために宅配サービスを使いたいのに、種類が多すぎて選ぶこと自体がストレス……」
この記事を読んでくださっているあなたは、過去の私と同じように、毎日仕事と育児に追われてヘトヘトになりながら、なんとか今のしんどい状況を変えたいと必死にもがいているのだと思います。
あの頃の私は、「どのサービスが一番お得か」「どれが一番人気か」ばかりを気にして、手当たり次第に手を出しては自滅していました。でも、本当に大切なのは「世間の正解」を探すことではなく、「今の自分が一番手放したい『しんどい家事』はどこか」を見極めることだったんです。
最後にもう一度、ざっくりと各サービスの得意分野を振り返ってみますね。
- スーパーでの買い物という「労働」だけをなくしたい
→ ネットスーパーの違いを比較する - 買い出しの頻度を減らしつつ、こだわりの食材や便利なおかずを常備したい
→ 食材宅配のおすすめを比較する - 「今日の夕飯何?」と献立を考える苦痛と、下準備の時間をゼロにしたい
→ ミールキットのおすすめを確認する - 「今日はもう絶対に火も包丁も使わない!」という限界の日のお守りが欲しい
→ 料理そのものを休みたい人向けの宅配弁当を比較する - お米や水など、とにかく重くてかさばる荷物運びから解放されたい
→ 日用品宅配の活用方法を見る
こうして見ると、宅配サービスって本当に私たちの生活を助けてくれる強力な「相棒」ですよね。
でも、どうか忘れないでください。これらを「すべて使う必要」はまったくありません。
かつての私のように、「あれもこれも任せなきゃ!」と全部を一気に切り替えて食費を爆発させてしまっては、結局またお金の不安という別のストレスを抱えることになってしまいます。
「今はどうしても献立を考えるのが無理だから、週に2回だけミールキットに頼ろう」
「休日に子どもとスーパーに行くのが本当にしんどいから、まずは重い物だけ日用品宅配にしてみよう」
そんな風に、あなたの生活の中で今一番「ツライ」と感じている部分だけを、少しだけプロのサービスに頼ってみてください。
それだけで、夕方にイライラして子どもを怒鳴ってしまう回数が減り、「ママ、今日なんか優しいね」と笑い合える心の余裕が、きっと生まれるはずです。
完璧なママじゃなくていい。「できるだけ“がんばらず”に、ちゃんと暮らす」ために、便利なサービスはどんどん味方につけていきましょう!
あなたの家庭にぴったりの相棒が見つかるよう、各サービスの詳しい比較記事もぜひ参考にしてみてくださいね。