お金を増やす(資産運用の基本)

こどもNISAはどこがいい?SBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券を比較

「2027年からこどもNISAが始まるらしいけど、結局どこの証券会社がいいの?」
「SBI、楽天、三菱UFJ…色々あって、調べるだけで疲れてきちゃった」

毎日家事と育児に追われ、夕方にはHPがゼロになる中で、子どもの将来のお金のことまで考えないといけないなんて、本当にお疲れ様です。4歳と7歳のやんちゃ坊主を育てている私も、数年前の証券会社選びでは大いに沼にハマりました。

「少しでもお得なところで!」「こっちのキャンペーンが良いかも!」と、自分と子どもたちで別々の証券会社に口座を作ってしまった過去の私。その結果、どうなったと思いますか?
いざという時に「あれ、長男のログインIDなんだっけ…?」「パスワード変更のメールがどこにいったかわからない!」と大パニック。お得さを優先したせいで、結局管理しきれず放置状態になってしまい、激しく後悔しました。

だからこそ、過去の私のように「最高スペックの証券会社を探したいわけじゃない。毎日ヘトヘトでも、10年以上無理なく管理し続けられる一番ラクな方法が知りたい!」という方に、これだけは先にお伝えさせてください。

こどもNISAの証券会社選びの結論は、スペックの差よりも「親がすでに使っている証券会社」を第一候補にするのが一番ラクで間違いありません。

この記事では、証券会社のID管理で痛い目を見た私の等身大の目線から、SBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券の3社を比較し、「がんばらなくても続けられる」こどもNISAの選び方をお伝えします。

SBI・楽天・三菱UFJのこどもNISAを比較

「じゃあ、それぞれの証券会社で何が違うの?」と気になりますよね。
私も昔、いろんなサイトの比較表を見ては「で、結局どういうこと?」と投げ出した経験があります。数字や専門用語ばかり並んでいると、それだけで拒否反応が出ちゃいますよね。

でも安心してください。今回は、忙しいママ・パパが「ここだけ押さえておけば大丈夫」というポイントに絞って、主要3社(SBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券)の基本情報を分かりやすく表にまとめました。

比較項目SBI証券楽天証券三菱UFJ eスマート証券
受付開始予定2026年10月1日〜2026年10月1日〜2026年10月1日〜
制度開始時期2027年1月〜2027年1月〜2027年1月〜
対象年齢0〜17歳0〜17歳0〜17歳
年間投資枠60万円60万円60万円
非課税限度額600万円600万円600万円
対象商品NISAつみたて投資枠の対象商品NISAつみたて投資枠の対象商品NISAつみたて投資枠の対象商品(約270銘柄※2026年6月時点)
親の口座必要必要必要
申込方法の特徴親の口座からこども口座を申し込み、同時にNISAも選択可能こども口座とこどもNISAを同時申込。親の画面から書類アップロード可能親権者の口座開設が必要
(※各社公式サイトの情報をもとに作成。制度や時期は予定であり変更の可能性があります)

いかがでしょうか?
この表を見て「あれ、どこも同じじゃない?」と思ったあなた。大正解です。
実は、こどもNISAは国が定めた制度なので、「年間いくらまで投資できるか」「対象年齢」といった基本的なルールはどこを選んでも全く同じなんです。

大きな違いが出るのは、**「申込のやりやすさ」や「親の口座との連動性」**といった手続き面だけ。だからこそ、「どこが一番お得か」と悩む時間はもったいないと私は身をもって感じています。

結論|迷ったら「親が使っている証券会社」を第一候補にしてよい

「じゃあ、結局どこを選べばいいの?」という疑問に対する私の答えは、ズバリ**「自分が今使っている証券会社でそのまま作る!」**です。

私が過去にやらかした「親はA証券、子どもはB証券」という分散管理。あれは本当に、日々のタスクで脳のメモリがカツカツな子育て世帯には地獄でした。
アプリを切り替え、IDを探し、パスワードを間違えてロックがかかる……。あんな無駄な時間を過ごすくらいなら、最初から親と同じ画面でサクッと管理できる状態にしておくべきでした。

ここでは、親がすでに利用しているサービスごとに、第一候補となる証券会社を整理してみますね。

親がSBI証券ならSBIを第一候補

もしあなたがすでにSBI証券の口座を持っているなら、迷わずSBI証券でこどもNISAを開設しましょう。
親の口座からそのまま子どもの口座開設手続きに進めるので、「また自分の本人確認書類をイチから探して撮影して…」という面倒な手間をグッと減らせます。
家族のお金の動きがひとつの証券会社にまとまっていれば、家計簿をつけるときや、将来の教育費を計算するときも、あちこちログインしなくて済むので本当にラクですよ。

親が楽天証券なら楽天を第一候補

普段のお買い物で楽天市場を使っていたり、すでに楽天証券で自分のNISAをやっている方は、楽天証券一択でOKです。
楽天証券の素晴らしいところは、親のログイン画面からサクッと子どもの必要書類をアップロードできるなど、親子の連携がとてもスムーズな点。
毎日バタバタで「あとでやろう…」と後回しにしがちな口座開設も、慣れ親しんだ楽天の画面なら、お昼寝中のちょっとしたスキマ時間に進められます。

MUFG系を利用しているなら三菱UFJ eスマート証券も候補

給与振込やメインバンクとして三菱UFJ銀行を使っていたり、MUFG系の金融サービスに親しみがある方は、三菱UFJ eスマート証券も強力な候補になります。
ネット証券に少し不安がある方でも、メガバンク系列という安心感は大きいですよね。こちらも2026年10月から受付開始予定で、対象の投資信託もしっかり揃っているので、普段の生活圏で金融サービスをまとめたい方にはぴったりです。

親がどこも利用していないなら機能・手続きで比較

「うちは夫婦ともまだ証券口座を持っていなくて…」という方は、これを機に家族でまとめて一つ証券会社を選ぶのがおすすめです。
この場合は、自分が普段よく使っているポイント圏(楽天ポイントを使うなら楽天証券など)や、スマホアプリの画面が見やすそうだと感じる直感で選んでしまって大丈夫です。
大切なのは「最高の一つを見つけること」ではなく、「自分が管理を投げ出さない一つを選ぶこと」なのですから。

まず知っておきたい|こどもNISAの制度自体は3社ほぼ共通

「えっ、会社によって非課税になる金額が違うの…?」
「楽天だと買える商品が少ないとかあるのかな?」

数年前の私は、おもちゃが散乱するリビングでスマホを握りしめながら、血眼になって各社の公式サイトを比較していました。睡眠時間を削ってまで「少しでも条件のいいところを!」と探していたんです。

でも、結論から言うとあの苦労は全くの無駄でした(笑)。こどもNISAは国が作った制度なので、どこの証券会社を選んでもベースとなるルールは同じなんです。「一生懸命比較しなきゃ損するかも」と焦っているママさん、どうか安心してくださいね。

ここでは、私が「これだけは知っておけばOK!」と感じた5つの共通ルールをサクッと解説します。

対象は0〜17歳

2027年から始まるこどもNISAは、0歳から17歳までの子どもが対象です。(※18歳になる年の1月1日時点)
我が家の4歳と7歳のやんちゃ坊主たちも、もちろん対象。生まれたばかりの赤ちゃんでも、親が代わりに口座を作ってあげられるので、出産祝いやお年玉の預け先としてもぴったりですよね。

年間投資枠は60万円

1年間に非課税(利益に税金がかからない)で投資できる上限額は、子ども1人あたり年間60万円です。

これを知った時、当時の私は「えっ、毎月5万円も子どものために貯金なんて絶対ムリ!うちには縁がない制度だわ…」と絶望しました。でも大丈夫です。これはあくまで「上限」であって、ノルマではありません。証券会社によっては月100円からでも始められるので、家計の負担にならない「月3,000円」など、少額から自分のペースで設定できます。

非課税保有限度額は600万円

こどもNISA全体で非課税にできるトータル枠は、子ども1人につき最大600万円です。
たとえば月々2万円をコツコツ積み立てた場合、25年かけてようやく枠がいっぱいになる計算です。大学の学費や将来の一人暮らしの資金として考えるなら、この「600万円」という枠は十分すぎるほど心強いですよね。

投資対象はつみたて投資枠対象の投資信託

こどもNISAで買える商品は、大人のNISA(つみたて投資枠)と同じく、金融庁の厳しい基準をクリアした「投資信託」に限定されています。

「どの会社の株を買えばいいの?」と毎日ニュースを見てハラハラする必要はありません。プロが色々な会社の株を詰め合わせてくれた「投資信託」を毎月自動でコツコツ買っていくスタイルなので、投資初心者の私でも「設定したらあとはほったらかし」で済んでいます。

18歳以降は成年NISAへ移行

子どもが18歳になると、こどもNISAの口座は自動的に大人のNISA(成年向けNISA)の口座へと引き継がれます。
「18歳になったら、全部売って税金を払わなきゃいけないの?」といった面倒な手続きは不要です。親が種をまいて育てた資産を、子どもが大人になった時にそのままバトンタッチできる。とても素敵な仕組みだなと私は感じています。

SBI証券のこどもNISAが向いている家庭

基本のルールが同じだとわかったところで、「じゃあ具体的に各社で何が違うの?」という疑問にお答えしていきますね。
まずは、ネット証券最大手の「SBI証券」が向いているご家庭の特徴です。

親がすでにSBI証券を使っている

繰り返しになりますが、親のあなたがすでにSBI証券を使っているなら、もう他を探す必要はありません(笑)。
SBI証券では、親権者の口座から「こども口座」を申し込む際、同じ画面で「NISA口座も開設する」という選択ができるようになる予定です。(※2026年10月受付開始予定)

「自分の本人確認はもう終わっている」という状態からスタートできるのは、手続きのハードルを劇的に下げてくれます。私も自分の口座と同じ証券会社で子どもたちの口座を作り直してから、IDとパスワードの迷子から解放されて本当にストレスが減りました。

未成年口座でも株式や投資信託を使いたい

これは少しややこしいのですが、「こどもNISA口座」と「普通の未成年口座(課税される口座)」は別物です。
こどもNISAでは指定された「投資信託」しか買えませんが、SBI証券の「未成年口座」の方では、国内株式や外国株式など、かなり幅広い商品を扱えます。

「おじいちゃんからまとまったお祝いをもらったから、NISAの枠(年間60万円)を超えて投資に回したい」「子どもが大きくなったら、一緒に株主優待を選んでみたい」といった夢があるご家庭には、商品の選択肢が多いSBI証券がとても頼りになります。

SBIで親子の資産管理をまとめたい

我が家がまさにそうなのですが、SBI証券の画面ひとつで「私の老後資金(NISA)」「長男の学費」「次男の学費」をパッと一覧で見られるのは、家計管理において最高にラクです。
複数のアプリを行ったり来たりしなくて済むので、毎月の家計簿をつける時間もギュッと短縮できました。「お金の管理を極力シンプルにしたい!」という方には、SBI証券での家族一括管理を強くおすすめします。

>> [SBI証券のこども口座・こどもNISAのより詳しい解説はこちらの記事をご覧ください]

楽天証券のこどもNISAが向いている家庭

続いて、楽天市場や楽天カードなどを普段からよく使っている方に大人気の「楽天証券」についてです。

正直にお話しすると、数年前の私は「楽天ポイントがザクザク貯まるらしい!」という噂に飛びつき、お買い物マラソンのたびに不要なものまで買い込んで家計を圧迫するという、絵に描いたような本末転倒な失敗をやらかした経験があります(笑)。ポイントに踊らされて疲れ果てた過去があるからこそ、声を大にして言いたいのですが、目先のポイント目的だけで選ぶのはおすすめしません。

それでもなお、楽天証券が子育て世帯に強く支持されているのには、日々の暮らしに寄り添った確かな理由があります。

親が楽天証券を使っている

まず大前提として、親のあなたがすでに楽天証券で大人のNISAやつみたて投資をしているなら、お子さんのこどもNISAも楽天証券を第一候補にして間違いありません。

何よりありがたいのが、管理画面やスマホアプリ(iSPEEDなど)の直感的な使いやすさです。日々の家事や育児で頭がパンクしそうな時でも、「パッと開いて、子どもの口座の様子を数秒で確認できる」という視覚的なわかりやすさは、長期でコツコツ続ける上で本当に心強い味方になってくれます。

楽天系サービスをまとめて利用している

普段のお買い物は楽天市場がメインだったり、街での支払いを楽天カードにまとめていたり、楽天銀行を生活費の口座にしていたりするご家庭なら、楽天証券との相性は抜群です。

お金の管理が苦手だった当時の私は、あちこちの銀行やクレジットカードに手を出して収支が把握できなくなっていました。でも、普段よく使う生活圏を一つにまとめるだけで、「今月いくら使って、いくら貯蓄・投資に回せたか」が驚くほどスッキリ見通せるようになります。すでに楽天のサービスに慣れているなら、わざわざ新しい金融機関の使い方を覚えるストレスを感じずに済みますよ。

こども口座とこどもNISAをまとめて申し込みたい

楽天証券の大きな魅力のひとつが、手続きの手間を限界まで省いてくれている点です。

楽天証券では、未成年の口座開設と同時に「こどもNISA」もまとめて申し込める設計が予定されています。さらに、必要書類の提出も親のログイン画面からスマホでアップロードできる方式が案内されているため、「子どものために新しいログインIDを作って、別画面からログインし直して書類を提出する」といった二度手間が発生しません。

「やろうと思っていたのに、手続きが面倒で数ヶ月放置してしまった……」という挫折を防ぎ、子どものお昼寝中などのスキマ時間にサクッと完了させたい方にぴったりです。

>> [楽天証券のこども口座・こどもNISAのより詳しい解説はこちらの記事をご覧ください]

三菱UFJ eスマート証券が向いている家庭

SBI証券、楽天証券に続いて、もうひとつの候補である「三菱UFJ eスマート証券」。
「ネット証券ってよく聞くけど、なんだか実態が見えなくて怖い……」「やっぱり名前を知っている大手の銀行系がいいな」と感じる方もいらっしゃいますよね。私も投資を始めたばかりの頃は、「万が一、証券会社が潰れたらどうしよう」と不安に思い、よく知っているメガバンクの名前がついているだけでホッとしたものです。

三菱UFJ eスマート証券は、そんな「安心感」を重視しつつ、将来に向けた資産形成もしっかり行いたいご家庭に向いています。

MUFG系サービスを利用している

普段のお給料の振込先や、住宅ローンの引き落とし口座として「三菱UFJ銀行」を使っている方。または、クレジットカードに「三菱UFJカード」を持っているなど、すでにMUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)のサービスに馴染みがある方には、三菱UFJ eスマート証券がとても使いやすいはずです。

「新しい金融機関で口座を作ると、また新しいパスワードを管理しなきゃいけないの?」とウンザリしてしまいますよね。普段から使い慣れている金融グループのサービスにまとめることで、精神的なハードルはグッと下がります。

金融サービスをMUFG系にまとめたい

「家計簿アプリを見ると、銀行、クレジットカード、証券会社が全部バラバラ……。毎月お金の流れを追うだけで疲れ果てる!」
これ、過去の私の叫びです。少しでもポイント還元率が良いところを探し求めた結果、管理画面が分散してしまい、結局「我が家に今いくらあるのか」が全く分からなくなるという大失敗を犯しました。

もし今、あなたが三菱UFJ銀行をメインバンクとして使っているなら、これを機に証券口座もMUFG系にまとめてしまうのは非常に賢い選択です。お金の入り口(銀行)から出口(投資・運用)までが一つの大きなグループ内で完結していると、資金の移動もスムーズで、何より「お金の迷子」を防ぐことができます。

未成年口座で株式なども利用したい

三菱UFJ eスマート証券でも、こどもNISA口座とは別に「未成年口座(課税口座)」を開設することができます。
そして、この未成年口座では、国内株式などの取引も可能です(※取扱商品は変更される可能性があるため、詳細は公式サイトをご確認ください)。

「子どもが少し大きくなったら、身近な企業の株主優待を一緒に選んで、お金の勉強をさせてみたいな」
そんな風に、将来は投資信託の積み立て(こどもNISA)だけでなく、株式投資を通じた金融教育も視野に入れているご家庭にとって、選択肢の広さは魅力的なポイントになります。

>> [三菱UFJ eスマート証券の未成年口座・こどもNISAのより詳しい解説はこちらの記事をご覧ください]

口座開設の手続きは3社でどう違う?

さて、「どの証券会社にするか、だいたい心は決まった!」という方。
次に立ちはだかるのは「口座開設の手続き」という名の大きな壁ですよね。

「よし、やるぞ!」と気合を入れてスマホを開いたのに、「親のマイナンバーカードの裏表を撮影して」「子どもの本人確認書類をアップロードして」「あ、続柄がわかる住民票も必要なの!?今手元にないよ!」と絶望し、そっとスマホを閉じる……。
ええ、数年前の私です。何度この壁に跳ね返されたことか。

ここでは、そんな私が「これなら途中で挫折しない!」と感じた、各社の口座開設手続きの違いについて整理します。

SBI証券の申込方法

SBI証券の最大の特徴は、**「親の口座管理画面から、子どもの口座開設手続きに進める」**という点です。
すでに親がSBI証券の口座を持っている場合、ログイン後の画面から「未成年口座開設」の申し込みができます。そして、2026年10月からのこどもNISA受付開始時には、この申込画面の中で「NISA口座も開設する」と選択できるようになる予定です。

つまり、親と子の手続きがシームレスに繋がっているんです。「親の口座開設」という一番面倒な最初のステップをすでにクリアしている方にとっては、この流れは本当にスムーズです。

楽天証券の申込方法

楽天証券も、手続きの分かりやすさには定評があります。
大きなメリットは、「こども口座(未成年口座)」と「こどもNISA口座」を同時に申し込める仕組みになっている点。さらに、親がすでに楽天証券の口座を持っている場合は、親のログイン画面から子どもの必要書類(住民票など)をアップロードできる方式が案内されています。

「子どもの口座を作るために、また別のアプリをインストールして、新しいIDでログインして…」という面倒なプロセスを極力省いてくれているのが、忙しい親にとっては涙が出るほどありがたい設計です。

三菱UFJ eスマート証券の申込方法

三菱UFJ eスマート証券でも、こどもNISAの受付開始は2026年10月1日からの予定です。
こちらも他社と同様に、こどもNISA口座を開設するためには、まず「親権者の証券口座」が必要になります。

もし親がまだ口座を持っていない場合は、まず親の口座開設(本人確認書類の提出など)を行い、その上で子どもの口座・こどもNISA口座の手続きに進む、というステップを踏むことになります。

すでに親が口座を持っている会社なら手続きを減らしやすい

ここまで3社の申込方法を見てきましたが、ある一つの「絶対的な共通点」にお気づきでしょうか?

それは、**「どの証券会社を選ぶにしても、すでに親がその会社の口座を持っていれば、手続きの手間は激減する」**ということです。

私が過去に大失敗した「親はA社、子どもはB社」というパターン。これだと、B社に対して「私が親であることの証明(親の本人確認書類)」をイチから提出し直さなければならず、二度手間もいいところでした。
毎日時間がなくてヘトヘトな私たちが選ぶべきは、「一番手続きが少なく、途中で挫折しない方法」。だからこそ、「親が使っている証券会社」を第一候補にすべきなのです。

こどもNISA以外の未成年口座では何ができる?

「せっかく口座を作るなら、子どもが好きなゲーム会社の株とか買ってみたいな」
過去の私は、こどもNISAについてこんな風にフワッと考えていました。でも、調べていくうちにハッと気づいたんです。

「あれ?こどもNISAで買えるのって、指定された投資信託だけなの!?」と。

そうなんです。こどもNISAの枠内(年間60万円)で非課税になるのは、あくまで国が定めた「つみたて投資枠」対象の投資信託だけ。個別の企業の株は買えません。
もし「株主優待をもらいたい」「応援したい会社の個別株も買ってみたい」という場合は、こどもNISA口座と同時に開設される「未成年口座(利益に税金がかかる普通の口座)」を使うことになります。

実はこの「未成年口座」で買える商品こそ、各証券会社の個性が出るところ。それぞれの特徴を見てみましょう。

SBI証券

SBI証券の未成年口座は、国内株式はもちろん、米国などの外国株式、さらにはIPO(新規公開株)まで、大人の口座とほとんど変わらないくらい幅広い商品が買えます。
「将来は子どもと一緒に海外の有名企業の株を選んでみたい」など、本格的な金融教育を見据えているなら、SBI証券のラインナップは圧倒的です。

楽天証券

楽天証券の未成年口座でも、国内株式や外国株式(米国株など)を購入できます。
何よりスマホアプリやパソコンの画面が直感的で見やすいので、「投資の勉強もかねて、子どもが中学生くらいになったら一緒に画面を見て株を買ってみたい」という時に、親子で操作しやすいのが嬉しいポイントです。

三菱UFJ eスマート証券

三菱UFJ eスマート証券でも、未成年口座で国内株式などの取引が可能です(※取扱商品は順次拡大・変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください)。
「いきなり海外の株などはよくわからないけれど、まずは知っている日本の会社の株を少しだけ買ってみたい」という、堅実な第一歩を踏み出したいご家庭には、十分な機能が備わっています。

あえて親とは違う証券会社を選ぶ意味はある?(私の痛い失敗談)

ここまで「親と同じ証券会社が一番ラク!」と熱弁してきましたが……。
実は私、過去に「親とは違う証券会社」をわざわざ選んで、見事に玉砕した経験があります。

「私の口座はA証券だけど、こども用口座のキャンペーンはB証券の方がお得みたい!もらえるポイントは全部もらわなきゃ!」
毎日家計のやりくりで10円、20円を節約していた私は、まんまと目先のキャンペーンに釣られました。

結果はどうなったか?
いざ数ヶ月後にログインしようとしたら、IDがわからない。パスワードを何度入れても弾かれ、ついに口座ロック。サポートセンターに電話しようにも、平日の昼間は仕事と育児で電話する時間なんて皆無。結局、長男の口座は半年以上も「ログイン不能の開かずの金庫」と化しました。あの時の絶望感と自己嫌悪、今思い出しても胃が痛くなります。

そんな痛い失敗を経て思うのは、「あえて親と違う証券会社を選ぶ」のは、以下の3つのような明確な理由がある人だけにしておくべき、ということです。

使いたい機能・商品に明確な違いがある

「親は楽天証券だけど、どうしても未成年口座でIPO(新規公開株)に挑戦させたいから、子どもはSBI証券にする!」といった、どうしても譲れない機能や商品がある場合です。これくらい強い目的があれば、別管理にする価値はあります。

今後家族全体で証券会社を変更する予定がある

「今は親もA証券を使っているけど、来年からは給与振込もクレジットカードも全部まとめてB社(MUFGなど)に乗り換える予定」という場合。それなら、子どもだけ先回りして新しい方の証券会社で開設しておくのは合理的ですよね。

複数社を管理する手間を許容できる

Excelやパスワード管理アプリを完璧に使いこなし、「家族全員バラバラの証券会社でも一瞬でログインできるわよ」という管理能力の高い方。正直、めちゃくちゃ尊敬します!でも、毎日寝落ちギリギリで生きている過去の私のようなタイプには、絶対にオススメしません。

「お得さ」の代償は「管理の手間」です。私のようにキャパオーバーで口座を放置してしまっては元も子もないので、本当に自分に別管理ができるのか、胸に手を当てて考えてみてくださいね。

こどもNISAの証券会社を選ぶ5つのチェックポイント

「頭では理解できたけれど、いざ選ぶとなるとやっぱり踏ん切りがつかない…」
かつての私も、選択肢が多すぎて夜な夜なスマホを見つめてはフリーズしていました。

毎日忙しくて考えるエネルギーが残っていない時って、チェック項目が多すぎるとそれだけで嫌になっちゃいますよね。そこで、数々の失敗を重ねてきた私が「ここだけ確認しておけば10年後も後悔しない!」と確信した5つのチェックポイントを整理しました。

ご家庭の状況と照らし合わせながら、気楽にチェックしてみてくださいね。

①親がすでに口座を持っているか

まず一番初めに確認してほしいのがこれです。
何度も繰り返してお伝えしていますが、親がすでに使っている証券会社があるなら、そこを最優先にしてください。IDやパスワードの管理、銀行口座からの入金手続きなど、親と同じ口座にまとめるだけで日々のメンテナンスの手間が半分以下になります。

②口座開設・管理がしやすいか

「書類の郵送が必要か」「スマホだけで完結するか」「親のログイン画面から子どもの資産状況をパッと確認できるか」という日常の使いやすさです。
子育て世帯にとって、一番の敵は「手続きの煩雑さによる挫折」。少しでも手続きや画面の見やすさにストレスを感じない会社を選びましょう。

③積み立てたい投資信託を扱っているか

こどもNISAの対象となる投資信託は金融庁の基準を満たしたものですが、各社でラインナップに多少の違いがあります。
とはいえ、SBI証券、楽天証券、三菱UFJ eスマート証券の主要3社であれば、いわゆる「オルカン(全世界株式)」や「S&P500(全米株式)」といった定番の人気インデックスファンドはしっかり網羅されています。「どうしてもこのマニアックな投資信託を買いたい!」というこだわりがない限り、3社のどれを選んでも商品選びで困ることはありませんよ。

④未成年口座で使いたい商品があるか

「NISA枠の投資信託だけでなく、お年玉などで日本の有名企業の個別株も買ってみたい」「株主優待を子どもと一緒に楽しみたい」と考えているなら、通常の未成年口座で取り扱っている商品もチェックしておきましょう。株式投資まで幅広く視野に入れたいならSBI証券や楽天証券、三菱UFJ eスマート証券が安心です。

⑤18歳以降も家族で使い続けやすいか

子どもが18歳を迎えると、こどもNISA口座は自動的に大人のNISA口座へと切り替わります。
将来、子どもが大学生や社会人になって自分のスマホで口座を管理するようになった時、「この証券会社なら子ども自身も使いやすそうだな」と思えるかどうかも、頭の片隅に置いておくと安心です。

こどもNISAの証券会社選びでよくある疑問

ここからは、当時の私が「これってどうなの!?」と疑問に思って調べまくった、よくある質問にお答えしていきますね。

こどもNISAは複数の証券会社で作れる?

作れません。こどもNISAの口座は、子ども1人につき1つの証券会社のみです。
「長男の口座をSBIと楽天の両方で作って、枠を分け合う」といった使い方はできないので注意してくださいね。(※兄弟がいる場合、「長男はSBI、次男は楽天」と分けることは可能ですが、管理の手間を考えるとおすすめはしません…!)

途中で証券会社を変更できる?

原則として、1年単位で証券会社を変更することは可能です。
ただし、変更するためには書類のやり取りが必要だったり、変更前の証券会社で持っている商品をそのまま新しい会社に移管できないケースがあったりと、とにかく手続きがめちゃくちゃ面倒です。忙しいママ・パパがそんな手間をかけるのは本当に大変なので、「一度選んだら18歳までずっと付き合っていく」くらいの気持ちで選ぶのが無難です。

親と違う証券会社でも開設できる?

今回ご紹介したSBI証券、楽天証券、三菱UFJ eスマート証券はいずれも、子どもの口座開設にあたって「親権者の口座」が必要になります。
そのため、「親は口座を持っていないけれど、子ども単独で開設する」ということはできません。必ず親も同じ証券会社に口座を持つ必要があります。

親のNISAと同じ商品を買う必要はある?

全く同じ商品を買う必要はありません。
例えば「親は老後資金として全世界株式(オルカン)を積み立てているけれど、子どもの学費用のこどもNISAでは全米株式(S&P500)にする」という選び方も自由です。もちろん、「よくわからないから家族全員同じオルカンにしておく」というのもシンプルで素晴らしい判断ですよ。

SBIと楽天で迷ったらどう考える?

「親がどちらの口座も持っていて、本当にどっちにすればいいか決められない!」という場合。
私なら、**「普段の生活でどちらのポイントやアプリをよく使っているか」**で決めます。楽天市場や楽天カードを日常的に使っているなら楽天証券、三井住友カードやVポイントをよく使っていたり、将来的に個別株の取引も幅広くやってみたいならSBI証券、という選び方で後悔することはありません。どちらも甲乙つけがたい素晴らしい証券会社なので、最後は「使い慣れている方」を選べば大丈夫です!

まとめ|スペック差より「家族で管理し続けやすいか」で選ぶ

「少しでも子どもにお金を残してあげたい」
「せっかくなら、一番お得で失敗しない証券会社を選びたい」

そのお気持ち、痛いほどよくわかります。私もかつては、夜な夜なスマホを握りしめて色々な証券会社を比較し、「ここよりあっちの方がポイント還元が0.1%高いかも……」と果てしない迷路に迷い込んでいました。

でも、色々な失敗を経て、今ははっきりと断言できます。
2027年から始まるこどもNISAにおいて、どの証券会社を選ぶかで悩んだら、**「スペックの差」よりも「家族で管理し続けやすいか」**を最優先にしてください。

制度そのものの基本ルール(年間60万円まで、対象は17歳まで、選べるのは投資信託など)は、SBI証券、楽天証券、三菱UFJ eスマート証券のどこを選んでも変わりません。
だからこそ、一番の正解は**「あなたが今すでに使っていて、一番無理なく管理できる証券会社」**を選ぶことです。

  • 親がSBI証券を使っているなら、SBI証券を第一候補に
  • 親が楽天証券を使っているなら、楽天証券を第一候補に
  • 普段から三菱UFJ銀行などMUFGのサービスを使っているなら、三菱UFJ eスマート証券も候補に

子育て中の毎日は、ただでさえ「やること」で溢れかえっています。「パスワードがわからない」「アプリが見づらい」といった小さなストレスは、10年以上も続く資産形成において、いずれ「もういいや、放置しよう」という大きな挫折につながってしまいます(過去の私のように…!)。

最高スペックを追い求めるよりも、**「がんばらなくても続けられる仕組み」**を最初の段階で作ってしまうこと。これが、毎日の家事・育児・仕事でヘトヘトな私たちが、子どもの将来資金をしっかり育てていくための最強の戦略です。

「よし、我が家はここにする!」と心が決まったら、忘れないうちに公式サイトを覗いてみてくださいね。手続きは少し面倒に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえばあとは「ほったらかし」でOKです。

完璧じゃなくていいんです。ご自身の生活リズムに合った無理のない証券会社を選んで、うまくまわる暮らしと、子どもたちの安心できる未来を一緒に作っていきましょう!

>> [SBI証券 こども口座の開設手続きはこちら(公式サイト)]
>> [楽天証券 未成年口座の開設手続きはこちら(公式サイト)]
>> [三菱UFJ eスマート証券 こどもNISAの詳細はこちら(公式サイト)]

-お金を増やす(資産運用の基本)