「間取りのカタログをちょっと見てみたかっただけなのに、翌日から電話が鳴りやまない……!」
数年前の私は、スマートフォンに表示される見知らぬ番号からの着信履歴を見て、激しい自己嫌悪に陥っていました。休日に夫と「そろそろ家、どうする?」なんて盛り上がり、軽い気持ちでLIFULL HOME'S(ライフルホームズ)からいくつか資料請求をしたんですよね。
でも、届いたのはカタログだけでなく、複数の住宅会社からの猛烈な営業電話。4歳と7歳のやんちゃ盛りの息子たちが家の中を走り回り、「ママ、お茶ー!」「こぼしたー!」とカオス状態の夕方に限って鳴り響く着信音。
「せっかく資料を送ってもらったんだし……」と気を遣って電話に出てしまい、「また今度ゆっくり……」なんて曖昧に返事をした結果、さらに何度も電話がかかってくる負のループにはまってしまいました。
もし、今のあなたが当時の私と同じように「営業電話が苦痛でたまらない」「断りたいけど、なんて言えばいいか分からない」と悩んでいるなら、安心してください。
結論から言うと、営業電話はきっぱり断って全く問題ありません。「今後の連絡は不要です」と明確に伝えるだけで、その後のしつこい連絡は驚くほどあっさり止まります。
この記事では、「できるだけ“がんばらず”に、ちゃんと暮らす」をモットーに数々の失敗を繰り返してきた私が、相手との関係を悪くせずに、自分のペースを取り戻せる具体的な「お断りの伝え方」をまとめました。そのまま使えるテンプレートも用意したので、もう電話に怯える日々は今日で終わりにしましょうね。
LIFULL HOME'Sで資料請求した後の営業電話は断って大丈夫?
当時の私は、「無料で立派なカタログを送ってもらったんだから、話くらい聞かないと失礼だよね……」と、勝手に謎のプレッシャーを感じていました。断るのが苦手な人ほど、こうやって自分で自分を追い込んでしまいがちですよね。
でも、住宅会社側の仕組みを知れば、そんなふうに抱え込む必要は全くなかったんだと気づいたんです。
資料請求と商談・契約は別
大前提として、LIFULL HOME'Sで資料請求をしたからといって、その会社と商談や契約を進めなければならない義務なんて1ミリもありません。
住宅会社にとって、資料請求はあくまで「うちの会社を知ってもらうための最初のステップ」です。たくさんの人にカタログを見てもらい、その中から本当に家づくりを始めるタイミングの人と出会えれば御の字、というスタンスで送っています。
だから、こちらが「ちょっとデザインが見たかっただけ」「予算の相場を知りたかっただけ」という軽い気持ちで請求しても、全くルール違反ではないんです。資料をもらったからといって、家を買う約束をしたわけではないので、堂々としていて大丈夫ですよ。
「今は検討しない」と伝えても問題ない
「せっかく電話をくれたのに、興味がないと伝えるのは申し訳ない……」
そう思って、私はつい「今はバタバタしていて……」「また落ち着いたら……」と言葉を濁して逃げていました。これが大きな間違いでした。
営業の担当者さんも仕事です。見込みがあるかもしれないお客さんをリストから消すわけにはいかないので、曖昧な返事をすると「じゃあ、来月またかけてみよう」となってしまいます。
実は、相手にとっても一番困るのは「見込みがあるのか無いのか分からない状態」が続くことなんです。
「資料を拝見しましたが、今回はうちの希望とは合いませんでした」「まだ本格的に検討する段階ではないので、今は結構です」と素直に伝えることは、決して失礼なことではありません。むしろ、相手の無駄な時間と労力を奪わないための、お互いにとって誠実な対応なんですよね。
必要になったらこちらから連絡する形でもいい
「断ったら、もう二度とその会社にお願いできなくなるんじゃ……」と心配になる方もいるかもしれません。家づくりは一生に一度の大きな買い物ですし、数年後に「やっぱりあの会社が良かったかも」と思う可能性もゼロではありませんよね。
そんな時は、「今は検討をお休みしますが、将来本格的に話を進めたくなった時は、こちらからご連絡します」と伝えれば完璧です。
こう伝えておけば、営業担当者さんも「今はこれ以上電話しても意味がないな」と納得してくれますし、将来へのご縁も切らさずに済みます。主導権を「営業さん」から「自分」に取り戻す魔法の言葉なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
営業電話は無視するより一度断った方がいい?
「電話に出るのが怖いなら、いっそ全部無視しちゃえばいいんじゃない?」
当時の私もそう思い、スマートフォンの着信音をオフにして、見知らぬ番号からの着信をひたすらスルーする作戦に出ました。でも、この「無視作戦」、実は一番精神的なダメージが大きいんです。
電話に出ないと再度連絡が来る場合がある
電話を無視し続けても、相手は「電話に出られないほど忙しいのかな」「もしかして着信に気づいていないのかな」と思うだけです。ましてや資料を送った直後ですから、「無事に届きましたか?」という確認の意図も含めて、時間帯や曜日を変えて何度もかけてきます。
私の場合、スーパーで買い出しをしている最中や、子どもをお風呂に入れている絶賛バタバタな時間帯にも着信があり、「またかかってる……どうしよう」とスマホを見るたびにドッと疲れていました。
無視している間中、「いつ直接家に来るんじゃないか」という見えない恐怖と戦うことになり、心の平穏は全く保てませんでした。
今後の連絡が不要なら明確に伝えた方が早い
結局、無視し続けることで無駄なエネルギーを消耗するくらいなら、勇気を出して一度だけ対応し、「今後の連絡は不要です」と明確に伝えてしまうのが一番早くてラクです。
私が実際に意を決して電話に出た時も、心臓はバクバクでしたが、いざ「今回は見送りますので、今後のご連絡は不要です。ありがとうございました」と伝えたら、「かしこまりました。またご縁がありましたらよろしくお願いいたします」と、拍子抜けするほどあっさり引き下がってくれました。
たった数十秒の会話で、何日も悩まされていた着信の恐怖から解放されたんです。「もっと早く言えばよかった!」と心底思いました。
電話が苦手ならメールやSMSで伝える方法もある
「理屈はわかるけど、どうしても口頭で断るのは緊張して無理!」という気持ち、痛いほど分かります。相手の声を聞くと、つい相手のペースに飲まれてしまいそうになりますよね。
そういう場合は、無理に電話に出る必要はありません。今は、多くの住宅会社がメールやSMS(ショートメッセージ)でも連絡をくれます。不在着信の後に「資料は届きましたでしょうか?」とメールやSMSが来ているなら、それに返信する形で「お断り」の意思表示をしてしまえばいいんです。
文章なら、相手の反応を気にせず、自分のペースで冷静に伝えたいことだけを打つことができます。「電話対応が難しいのでメールで失礼します」と一言添えれば、マナーとしても問題ありません。
後ほど、そのままコピペして使えるメールやSMSの例文も紹介しますので、安心してくださいね。
LIFULL HOME'S経由の営業電話を断るときの基本
「断っていいのは分かったけど、いざ電話に出ると上手く言えない……」
そのお悩み、首がもげるほど分かります。私も、いざ電話口で営業担当者さんの明るく丁寧な声を聞くと、「あ、あの、今はちょっと……検討中で……」とモゴモゴ言ってしまい、電話を切った後に「また曖昧に返しちゃった!」と一人で頭を抱えていました。
でも、何度か失敗を繰り返すうちに、「どう伝えれば相手も自分も嫌な思いをせずにすむのか」という基本ルールが分かってきたんです。ポイントは、「短く・明確に・丁寧に」。この3つだけ押さえておけば大丈夫ですよ。
「検討中です」だけで終わらせない
これ、過去の私が一番やってしまっていた失敗です。
「とりあえずカタログを見ただけ」ということをオブラートに包もうとして、「今はまだ家族で検討中でして……」と答えていました。私としては「だから今は電話してこないでね」というニュアンスを含ませたつもりだったんです。
でも、営業のプロからすると、「検討中=まだうちの会社で建てる可能性がある」と翻訳されてしまうんですよね。「そうでしたか! それでしたら、今週末に展示場でイベントがありまして……」と、逆に話が盛り上がってしまい、切るタイミングを完全に見失うハメに。
断りたい時は、「検討中です」という言葉を逃げ道に使わないのが鉄則です。
「今後の電話連絡は不要です」と希望を具体的に伝える
相手にこちらの意図を100%正しく受け取ってもらうためには、少し冷たく感じるかもしれませんが「今後の電話連絡は不要です」とはっきり言葉に出して伝えることが一番重要です。
「またの機会にお願いします」や「しばらくは結構です」といった言葉は、人によって受け取り方が変わってしまいます。「しばらくって、1ヶ月後? 半年後?」と相手を迷わせてしまい、結果的に再連絡のきっかけを作ってしまうんです。
「連絡は不要」とストレートに伝えることは、相手のスケジュール帳から自分の名前を消してもらうための、一番確実で親切な方法なんだと割り切りましょう。
理由を詳しく説明する必要はない
断る時、「なんで今はダメなのか」を一生懸命説明しなきゃいけないと思っていませんか?
「主人の仕事が忙しくて」「まだ土地の目星が全くついていなくて」「別の会社に決めちゃって……」など、色々と理由を考えてしまうんですよね。
でも、詳しい理由を伝える必要は全くありません。「今回は見送ります」という結論だけで十分です。理由を言ってしまうと、「土地探しならうちでもサポートできますよ!」「他社さんとどこが違いましたか?」と、相手に切り返しのチャンス(営業トークの糸口)を与えてしまうだけ。
「色々と考えた結果、今回は見送ることにしました」と、さらっと結論だけを伝えるのが、一番スムーズに電話を終わらせるコツです。
将来検討する可能性があるなら「必要になればこちらから連絡します」と伝える
「今は無理だけど、カタログ自体は素敵だったし、いつかはお願いするかも……」
そんな風に、候補としては残しておきたい会社もありますよね。完全に縁を切るのはもったいない気がする……という時は、この一言を添えれば完璧です。
「今はまだ情報収集の段階なので、もし今後具体的にお願いしたくなった時は、こちらからご連絡しますね」
こう言われてしまえば、営業担当者さんも「じゃあ、連絡を待つしかないな」と納得するしかありません。「こちらから連絡する」というボールを自分で持っておくことで、自分のペースで家づくりを進められるようになりますよ。
そのまま使える営業電話の断り方テンプレート
「基本は分かったけど、自分の言葉で組み立てるのは無理!」という方のために、当時の私がメモ帳に書き出して、電話をかけながら読み上げていた(またはメールにコピペしていた)そのまま使えるテンプレートをご紹介します。
状況に合わせて少しアレンジして、サクッと断ってしまいましょう!
まだ家づくりの検討初期の場合
「とりあえずどんな家があるか見てみたかっただけ」という、検討の初期段階の方におすすめの言い方です。
【テンプレート】
「お電話ありがとうございます。LIFULL HOME'Sで資料請求をさせていただいたのですが、まだ本格的に家づくりを検討する段階ではなく、まずはカタログを拝見したかっただけなんです。しばらくは家族でゆっくり考えたいので、今後の営業のお電話は不要です。必要になった際は、改めてこちらからご連絡させていただきます。」
ポイント:「まだその段階ではない」「ゆっくり考えたい」と伝えることで、今のところ営業されても響かない客であることを伝えます。
その住宅会社を候補から外した場合
カタログを見た結果、「うちの好みとはちょっと違うな」「予算的に厳しいかも」と、すでに候補から外している場合です。
【テンプレート】
「資料をお送りいただき、ありがとうございました。家族で拝見し話し合った結果、今回は見送らせていただくことになりました。せっかくご連絡いただいたのに申し訳ありませんが、今後のご連絡は不要です。ありがとうございました。」
ポイント: 理由は言わず、「見送る」という決定事項だけを伝えます。食い下がられそうになっても「家族で決めたことなので」と押し通してOKです。
電話ではなくメールだけにしてほしい場合
「連絡はストップしなくてもいいけど、子どもが騒いでいる時間の電話は困る! ペースに合わせて読めるメールにしてほしい」という場合です。
【テンプレート】
「ご連絡ありがとうございます。申し訳ないのですが、日中は仕事(または育児)でバタバタしており、電話に出られないことがほとんどです。今後は、お電話ではなくメールで資料やキャンペーンの情報をお送りいただけますでしょうか。気になったものがあれば、こちらからお返事いたします。」
ポイント:「電話には出られない」と明確に宣言し、連絡手段をメールに指定します。
今後一切の営業連絡を止めてほしい場合
電話もメールもSMSも、とにかくこの会社からのアプローチを全て終わらせたい時の最終兵器です。
【テンプレート】
「(すでに他社で契約した場合など)お電話ありがとうございます。実は先日、別の住宅会社で話を進めることが決まりましたので、今後の検討はなくなりました。そのため、お電話やメールなど、今後の営業連絡は一切不要です。これまで資料をお送りいただき、ありがとうございました。」
ポイント:「他で決まった(または検討自体をやめた)」という、これ以上どうしようもない事実を伝えます。営業担当者も「それなら仕方ない」と100%諦めてくれます。メールの返信で使う場合は、この文章をそのままコピペして送信するだけで完了です。
メール・SMSで断っても大丈夫?
「断り方のテンプレートは分かったけど、そもそも電話口で相手の声を聞くこと自体がストレスなんです……」
その気持ち、痛いほど分かります! 私も、電話がかかってくるたびに「どうしよう、今出たらうまく断れるかな。子どもも騒いでるし……」と躊躇しているうちに不在着信になり、その後はずっと「あぁ、掛け直さなきゃいけないのかな」とモヤモヤを引きずるタイプでした。
「電話でもらった連絡は電話で返すのがマナーかな」と真面目に考えてしまいがちですが、実はそんなに自分を追い詰める必要はありません。
電話対応が負担なら文章で意思表示する方法もある
結論から言うと、電話での対応が精神的・時間的に負担に感じるなら、メールやSMS(ショートメッセージ)で断りの意思表示をしても全く問題ありません。
今は多くの住宅会社が、電話が繋がらなかった場合のフォローとして「〇〇ホームです。資料はお手元に届きましたでしょうか?」といった内容のメールやSMSを送ってくれます。
当時の私は「メールが来てる……でもこれって自動返信みたいなものだよね? ここに返信していいのかな」と迷っていましたが、実はこれ、すごくラッキーな状況なんです。
相手から文章でのアプローチがあったなら、それに返信する形で「お断り」をしてしまえばOK。「日中は仕事や育児で電話に出られないため、メールにて失礼いたします」と一言添えれば、マナーとしても十分丁寧です。相手の声のトーンや相槌にペースを乱されることなく、自分のペースで冷静に伝えたいことだけを打てるので、精神的なハードルがグッと下がりますよ。
短くても「今後の営業連絡は不要」と書く
メールやSMSで断る場合、顔が見えない分「冷たいと思われないかな」と気にして、つい長々と弁解や理由を書いてしまいそうになりますよね。私も最初は、「〇〇という理由で今は難しく、せっかく送っていただいたのに本当に申し訳ありません……」と、長文の謝罪メールを作成していました。
でも、住宅会社の営業さんも日々たくさんのメールを処理しています。長々とした言い訳よりも、「結論」がパッと見て分かる方がありがたいのが本音です。
前の章で紹介したテンプレートをそのままコピペして使っていただいて構いません。ポイントは、どれだけ短くても**「今後の営業連絡は不要です(または、見送ります)」**という一文を必ず入れること。ここをぼかしてしまうと、結局また確認の電話がかかってくるという最悪のループに戻ってしまいます。
送信した内容は残しておく
「メールで断ったのに、また電話がかかってきた!」
実はこれ、まれにあるんです。システム上のタイムラグで入れ違いになってしまったか、あるいは担当者間の引き継ぎがうまくいっていなかったケースですね。
そんな時にパニックにならないよう、送信したメールやSMSの履歴は、完全に連絡が来なくなるまで消さずに残しておきましょう。
もし再度電話がかかってきても、「〇月〇日にメール(SMS)でもお伝えしたのですが、今回は見送らせていただきますので、今後のご連絡は不要です」と落ち着いて対応できます。送信履歴という「証拠」が手元にあるだけで、驚くほど冷静に対処できるものです。
営業電話を断るときに避けたい言い方
ここまで「きっぱり断って大丈夫」とお伝えしてきましたが、どうしても相手に気を遣いすぎてしまう優しい方(過去の私のような方!)のために、「これだけは言わない方がいい!」というNGワードをまとめました。
良かれと思って言った一言が、実は相手の「また電話をかける口実」を作ってしまっているかもしれません。
「また考えておきます」だけで終わる
これ、断り文句の定番中の定番ですが、営業電話に対しては完全にNGです。
当時の私は、角を立てずに電話を終わらせる魔法の言葉だと思って連発していました。「とりあえず資料は読んだので、また考えておきますね〜」と言えば、空気を読んで引き下がってくれるだろう、と。
でも、営業さんにとっては「考えておきます=今は即答できないだけで、検討の余地はある」という強力な見込み客のサインになってしまうんです。「ご検討状況はいかがですか?」と、数日後、数週間後に必ずリダイヤルされるフラグを自分から立ててしまっています。「考えておきます」の後に、必ず「今回は見送りますので連絡は不要です」をセットにしないと意味がありません。
「忙しいので今は無理」とだけ伝える
子どもがお風呂場でシャンプーの泡だらけになっている時に電話が鳴り、慌てて出てしまい「すみません、今すごくバタバタしてて忙しいので無理です!」とガチャ切りしてしまった……。ワンオペ育児中の夕方あるあるですよね。
これも、その場しのぎの対応としては失敗です。相手からすると「興味がないから無理」なのか「タイミングが悪くて電話に出られないから無理」なのかが判断できません。
プロの営業さんは「忙しい時間帯に失礼しました。では、落ち着いた頃(土日や夜間など)にまた改めますね」と、ご丁寧に別の時間帯を狙ってかけてくるようになります。
忙しくてどうしても電話に出られないタイミングなら、出ないのが一番。もし出てしまったら、「忙しい」を理由にするのではなく、「検討外なので連絡は不要です」と結論を伝えるべきでした。
興味がないのに「またお願いします」と言う
「せっかく親切に説明してくれたし、最後くらいは愛想良く終わらせなきゃ」という謎のサービス精神から、「ご丁寧に対応していただきありがとうございました。また何かあればお願いします〜」と言ってしまったことはありませんか?
日本人の気遣いとしては素晴らしいのですが、これ以上連絡してほしくない相手にこれを言うのは、自分の首を絞めるだけです。「またお願いします=次回のコンタクトOK」という許可を与えてしまっています。
本当に将来お願いするかもしれない候補の会社なら良いですが、すでに「ここはないな」と思っている会社なら、「今回はご縁がありませんでしたが、ありがとうございました。失礼いたします」と、きっちり線を引いて終わらせるのがお互いのためです。
断っても電話が続く場合はどうすればいい?
「はっきりと断ったはずなのに、また同じ会社から電話がかかってきた……」
こんな時、「私の言い方が悪かったのかな?」と不安になったり、「いい加減にしてよ!」とイライラしたりしてしまいますよね。
仕事から帰ってきて、休む間もなく夕飯の支度にとりかかっている魔の夕方にかかってこようものなら、怒りでスマホを投げたくなります(私は過去に、キッチンで玉ねぎを刻みながら無言でスマホを睨みつけていたことがあります……)。
でも、ここで感情的になる必要はありません。断ったのに連絡が来る理由は、多くの場合「担当者間の引き継ぎ漏れ」や「システムのタイムラグ」だからです。落ち着いて、次のステップで対処しましょう。
もう一度「今後の連絡は不要」と明確に伝える
もし電話に出てしまった場合は、怒らずに、でも毅然とした態度でもう一度伝えましょう。
「先日もお伝え(またはメール)したのですが、今回は見送りますので、今後のご連絡は不要です。リストから外していただけますでしょうか」と言えばOKです。
「先日も言いましたよね!?」と怒りたくなる気持ちはグッと飲み込んでください。相手が新人さんで単に情報が共有されていなかっただけ、ということもよくあります。事務的に事実だけを伝えるのが、一番早く電話を終わらせるコツです。
日時・電話番号・担当者などを記録する
「何度も断っているのに、しつこくかかってきて怖い」と感じる場合は、着信履歴やメールの履歴をスクリーンショットなどで残しておきましょう。
電話に出た場合は、手元のメモやスマホのメモ帳に「〇月〇日 18:00着信、〇〇ホームの〇〇さん」とサッと記録しておきます。
この記録は、万が一この後に会社や窓口へクレームを入れる時の「強力な証拠」になります。記録が残っているだけで「いざとなれば証拠を出せるぞ」という安心感に繋がり、精神的な余裕が生まれますよ。
住宅会社の問い合わせ窓口へ連絡する
営業担当者に何度言っても止まらない場合は、その担当者を飛び越えて、住宅会社の本社やお客様相談窓口へ直接連絡を入れましょう。
公式サイトのお問い合わせフォームから、「LIFULL HOME'S経由で資料請求をした〇〇と申しますが、〇〇店(または担当の〇〇さん)に何度お断りしても営業電話が止まりません。今後の連絡の一切の停止をお願いいたします」と送信するだけで十分です。
企業側も、本部やお客様相談窓口に直接クレームが入ることは非常に恐れます。この方法をとれば、ほぼ100%の確率でその日のうちにぴたりと連絡が止まります。
必要に応じてLIFULL HOME'S側の問い合わせ窓口も確認する
住宅会社に直接連絡してもラチがあかない、悪質な営業を受けていると感じる場合は、サービスの大元であるLIFULL HOME'S側のサポート窓口を頼るという手もあります。
LIFULL HOME'Sでは、ユーザーが安心して利用できるようにお問い合わせ窓口を設けています。最新の窓口情報や連絡先は、公式サイトのヘルプやお問い合わせページで確認してみてください。「〇〇という会社から、断っても過度な営業連絡が続いて困っている」と状況を伝えることで、何らかのサポートや、プラットフォーム側から住宅会社への指導が入るケースもあります。一人で抱え込まず、プラットフォームの力も上手に借りてくださいね。
着信拒否してもいい?
「もういちいち対応するのすら面倒! いっそ着信拒否に設定しちゃえば手っ取り早いんじゃない?」
そのお気持ち、痛いほど分かります。私も、見知らぬ番号が画面に表示されるだけで動悸がして、「えーい、もうブロックしちゃえ!」と衝動的に着信拒否ボタンを押したことがあります。
でも、着信拒否だけで全てを解決しようとするのは、実は少しリスクがあるんです。
緊急的な対処として着信拒否はできる
もちろん、「電話の音が鳴るだけで子どもが起きてしまう」「ノイローゼになりそう」というくらい追い詰められているなら、自分の心と生活を守るために、迷わず着信拒否を設定してください。
あなたのメンタルが削られて、家族にイライラをぶつけてしまうくらいなら、スマホの設定一つでシャットアウトする方が絶対に良いです。それは「逃げ」ではなく、今の生活を守るための立派な「防衛策」です。
別番号やメールで連絡が来る可能性もある
ただ、知っておいてほしいのは「着信拒否=根本的な解決にはならない」ということです。
住宅会社の営業さんは、個人の携帯電話、会社の固定電話、他の営業所の電話など、複数の回線を持っていることがほとんどです。
一つの番号を着信拒否しても、「あれ? 電波が悪いのかな」と思われて、別の番号からかかってくる可能性があります。すると、今度は「この知らない番号、もしかして保育園からの緊急連絡!? それともまたあの営業!?」と、着信があるたびにビクビクしなければならず、かえってストレスが増えてしまうんですよね(これも私の実体験です……)。
根本的には「連絡不要」と意思表示しておく方が分かりやすい
だからこそ、順番としては「まず『今後の連絡は不要です』と一度はっきり意思表示をする」→「それでも万が一かかってきたら着信拒否をする」という流れが一番確実で、心臓に悪くありません。
「もう連絡してこないで」というボールを相手に投げた後なら、堂々と着信拒否できますよね。相手にとっても、何も言われずに突然着信拒否されるより、「あ、お断りされたんだな」と納得できるので、別の番号から追っかけてくるリスクを減らすことができます。
「お断りの連絡」は少しだけ勇気がいりますが、その後の平穏な日々を取り戻すための「たった一回の必要経費」だと思って、ぜひ早めに伝えてみてくださいね。
今後、営業電話を増やさないための資料請求のコツ
ここまでは「かかってきてしまった営業電話の断り方」をお伝えしましたが、そもそも最初から無駄な営業電話を増やさないための防衛策があるなら知っておきたいですよね。
かつての私は、「無料だし、一気にたくさん取り寄せちゃえ!」と、勢いに任せて10社近くチェックを入れて資料請求ボタンを押すという、今思えば恐ろしいミスを犯していました。その結果が、怒涛の着信ラッシュだったんです。
同じ失敗を繰り返さないために、次回から使える「賢い資料請求のコツ」を4つ紹介しますね。
一度に大量の会社へ資料請求しない
LIFULL HOME'Sのような一括資料請求サイトは、ワンクリックで複数の会社に依頼できるのが最大の魅力です。でも、だからといって「とりあえず全部」は絶対にNG!
1社から最低でも1回の確認電話(またはメール)が来ると想定してみてください。10社に請求すれば、最低でも10回の対応が必要になります。家事や育児でただでさえ時間がない中、見知らぬ番号からの電話に10回も対応するのは、どう考えてもキャパオーバーです。
候補を絞ってから請求する
「たくさんカタログを見たい」という気持ちはわかりますが、まずはサイト上で各社の特徴(得意なデザイン、大体の価格帯、性能など)を見て、「ここなら本気でお願いするかもしれない」と思える会社に絞りましょう。
多くても、一度の請求は3〜5社程度に留めておくのが無難です。届いた資料をじっくり読み込んで、それでも物足りなければ、また追加で2〜3社請求すればいいだけですからね。自分の処理能力を超えないペースで進めるのが、心穏やかに家づくりを楽しむコツです。
備考欄があれば希望する連絡手段を記載する
資料請求の入力フォームには、多くの場合「自由記入欄」や「備考欄」が用意されています。ここを空欄のまま送信するのは非常にもったいない! この備考欄こそが、最大の防衛ラインになります。
「小さな子どもがおり、日中は電話に出られないことが多いため、初回のご連絡や資料送付の確認は【メール】でお願いいたします。お電話での営業はご遠慮ください」
送信前にこの一言を書いておくだけで、まともな住宅会社であればきちんと要望を聞き入れてくれ、電話の件数は激減します。
電話対応できない時間帯も伝える
もし「電話で直接話を聞きたいけれど、タイミングは選びたい」という場合は、連絡可能な時間帯をピンポイントで指定しておきましょう。
「電話でのご連絡は、平日の10:00〜12:00の間、または土日の午後にお願いします。17時以降は育児で対応できないためお控えください」
これなら、夕方のバタバタしている最中に電話が鳴ってイライラすることもありません。相手の営業担当者にとっても、「いつかければ繋がるのか」が明確になるので、実はお互いにとってメリットが大きい方法なんです。
電話を一切受けたくない人は一括資料請求が向いていない場合もある
ここまで読んで、「備考欄に書いても電話が来るかもしれないし、そもそも断りの連絡を入れることすら負担。絶対に、誰からも1ミリも営業されたくない!」と思った方もいるかもしれません。
厳しいことを言うようですが、もしそうであれば、そもそも「一括資料請求サービス」を利用すること自体が向いていない可能性があります。
一括資料請求では住宅会社との接点が生まれる
LIFULL HOME'Sをはじめとする資料請求サービスは、ボランティアでカタログを配っているわけではありません。家を建てたい人と、家を建ててほしい住宅会社を「マッチング」させるためのサービスです。
住宅会社側は、LIFULL HOME'Sに対して紹介料や広告費を支払うことで、あなたの情報(見込み客)を得ています。つまり、会社側からすれば「お金を払って獲得した大切なお客様候補」なのですから、当然アプローチをしてきます。そこから接点が生まれるのは、サービスとしてごく自然な流れなのです。
カタログだけを完全匿名で集めるサービスではない
時々、「個人情報を教えずに、完全匿名でカタログだけ送ってほしい」と考える方がいますが、残念ながらそれはできません。資料を郵送してもらう以上、住所や氏名は必須ですし、会社側も「どんな人が家づくりを検討しているのか」を知りたがります。
営業担当者と一切関わらずに家の間取りやデザインを見たいのであれば、各住宅会社の公式サイトの実例集を見たり、SNS(InstagramやPinterestなど)で好みの家を検索したりする方が、心理的な負担はゼロで済みます。
※LIFULL HOME'Sの仕組みや個人情報の扱いについて不安がある方は、[LIFULL HOME'Sの資料請求は無料?個人情報は大丈夫?仕組みと安全性を解説]の記事も読んでみてくださいね。
営業連絡の負担と比較の便利さを天秤にかける
結局のところ、「数日間の営業対応の負担」と「家にいながら一気に複数社のカタログを比較できる便利さ」のどちらをとるか、という天秤になります。
過去の私は無防備すぎて失敗しましたが、今回ご紹介した「備考欄での予防」と「明確な断り方」さえ知っていれば、営業連絡はそこまで怖いものではありません。自分で主導権を握ってうまくサービスを利用できるなら、休日に子どもを連れて何軒も住宅展示場を回り、その都度アンケートに答えて長時間の営業トークに捕まるよりも、圧倒的にラクで効率的だと私は思っています。
※「やっぱり一括請求はやめたほうがいいのかな?」と迷ったら、[LIFULL HOME'Sで資料請求して後悔する人は?デメリットと失敗しない使い方]や、[LIFULL HOME'Sは怖い・やばい?資料請求の評判と後悔しないための注意点]の記事で、ご自身の性格に合っているか判断してみてくださいね。
まとめ|断るときは「曖昧にしない・長く説明しない」がコツ
今回は、LIFULL HOME'Sで資料請求したあとの営業電話の断り方について、私の数々の失敗談(笑)を交えながらお伝えしました。
家づくりはただでさえ決めることが多くてエネルギーを使うのに、望まない営業電話の対応でヘトヘトになってしまっては本末転倒です。この記事でお伝えしたかったポイントは、とにかく以下の3つに尽きます。
- 資料をもらったからといって、商談する義務はない(断ってOK!)
- 「検討します」と曖昧に逃げず、「今後の連絡は不要です」と明確に伝える
- 詳しい理由を長々と説明する必要はない
「断るのは相手に悪いかな……」という優しい気持ちは一旦お休みして大丈夫。はっきりと「NO」を伝えることこそが、相手の無駄な営業時間を奪わないためのお互いにとっての誠実さです。
もし今、着信履歴に知らない番号が並んでいて憂鬱な気分になっているなら、この記事の「断り方テンプレート」をコピペして、メールやSMSでサクッと送ってしまいましょう!
「連絡不要」と送ってしまえば、もう見えない恐怖に怯える必要はありません。美味しいコーヒーでも淹れて、ゆっくりカタログを眺めながら、ご自身のペースで理想の家づくりを楽しんでくださいね。
※「他の人は電話に対してどうやって対策してるの?」と実態を知りたい方は、[LIFULL HOME'Sで資料請求すると電話がしつこい?営業連絡の実態と対策]も参考にしてみてください。