お金を活かす(住まいと資産の活用)

スーモカウンターの評判・口コミは?メリット・デメリットと向いている人を解説

「週末のたびに、怪獣2匹(当時2歳と5歳だった息子たち)を連れて住宅展示場へ行くのはもう限界……!」

数年前、家づくりを始めたばかりの私は、まさにそんな悲鳴を上げていました。最初は「ちょっと見に行ってみようか」くらいの軽い気持ちだったんです。でも、アンケートをみっちり書かされ、長い営業トークに捕まり、子どもたちは飽きてグズり出し、休日は丸一日潰れる……。

ヘトヘトになって帰宅したあと、「で、結局うちの予算でどこが建てられるの?」と夫に聞いても「さあ……?」という返事。情報過多で頭がパンクし、疲労から夫婦ゲンカに発展したことも一度や二度ではありません。

そんなとき、頭をよぎるのが「スーモカウンター」の存在ですよね。「プロに相談して、自分たちに合う会社を絞ってもらえたらどんなにラクか!」と思う半面、ネットで検索すると「やめた方がいい」「しつこい」「営業マンと変わらない」なんてネガティブな口コミもチラホラ。

「一生に一度の買い物だし、無料相談だからって安易に飛びついて失敗したくない。結局、口コミはどっちを信じればいいの?」と迷ってしまう気持ち、痛いほどよくわかります。

結論から言ってしまうと、スーモカウンターは「すべてを解決してくれる魔法の窓口」ではありません。口コミの評価が真っ二つに分かれるのは、利用者が「スーモカウンターに求めている役割(利用目的)」が違うからなんです。

この記事では、家づくりで迷走し、自力で頑張りすぎて痛い目を見た4歳・7歳男児ママの私が、「できるだけ“がんばらず”に家づくりを進めるためのツール」として、スーモカウンターをどう使い倒すべきかをお話しします。

良い口コミも悪い口コミもフラットに整理しつつ、「あなたにとって使う価値があるサービスなのか」を判断するための材料をわかりやすくまとめました。当時の私のように、家づくり疲れで爆発寸前の方のヒントになれば嬉しいです。

スーモカウンターの評判・口コミを総合するとどう?

SNSや口コミサイトを見ていると、スーモカウンターの評判は本当に人それぞれ。「使って大正解だった!」と絶賛する人もいれば、「二度と使わない」と怒っている人もいます。

なぜこんなに差が出るのでしょうか?まずは、良い口コミと悪い口コミの「傾向」をざっくりと整理してみましょう。

良い口コミは「情報整理・営業担当・比較のしやすさ」

満足している人の声をまとめると、一番多いのは「頭の中がスッキリ整理された!」という声です。

家づくりって、何から手をつけていいかサッパリわかりませんよね。土地が先?お金が先?どこのメーカーがいいの?と、私自身も「何がわからないかが、わからない」という見えない迷路に迷い込んでいました。

スーモカウンターで満足している人は、この「迷路の地図」をもらえたことに価値を感じています。自分たちのフワッとした希望や予算の不安をプロに聞いて言語化してもらい、星の数ほどある住宅会社の中から「ここか、ここか、ここ」と候補を絞ってもらえたことで、家づくりがグッと前に進んだという口コミが目立ちます。

また、「腕のいい店長クラスの営業さんをつけてもらえた」という声も多く、比較検討をスムーズに進められた人が高評価をつけている傾向にあります。

悪い口コミは「担当者・紹介先・連絡・期待とのズレ」

一方で、不満を持っている人の口コミを深掘りしていくと、「スーモのアドバイザーさんとの相性が悪かった」「希望していないテイストの会社をやたらと推された」という不満が目立ちます。

また、「紹介された後のフォロー連絡がしつこく感じた」「完全に中立な第三者だと思っていたのに、なんだか提携している会社をゴリ押しされている気がした」という声も。

私も最初は「完全に中立な立場で、日本全国すべての住宅会社から一番ピッタリなところを教えてくれる神様みたいな存在」を想像していましたが、よく考えたら向こうもビジネスです。提携している会社の中から紹介されるのは当たり前ですよね。そこに過度な「中立性」や「完璧な正解」を求めてしまうと、現実とのギャップにガッカリしてしまうのだと思います。

評判が分かれる最大の理由は「求めている役割の違い」

このように口コミを総合すると、スーモカウンターの評価が真っ二つに分かれる最大の理由は、「答え」を求めて行ったのか、それとも「情報の整理」を求めて行ったのか、というスタンスの違いにあります。

「自分たちにぴったりの1社をズバリ決めてほしい!」と、判断をすべて丸投げしようとした人は、紹介された会社がピンとこなかったときに「全然わかってない!使えない!」と後悔しがちです。

逆に、「自分たちの予算感を知りたい」「たくさんある中から、とりあえず話を聞きに行く3社をピックアップしてほしい」と、あくまで“自分たちで決めるための情報収集ツール”として割り切って使った人は、「すごく助かった!」と満足しています。

つまり、スーモカウンターは「使い方次第」なんです。

スーモカウンターの良い口コミ・評判

では、ここからは具体的にどんな良い口コミがあるのか、私の実体験も交えながらリアルな声を見ていきましょう。うまく活用できた人は、家づくりの「一番しんどい部分」を見事にショートカットしています。

何から始めればいいかわかった

「家づくりって、まず何から始めればいいの?」という超初期の段階で相談に行き、スッキリしたという声は非常に多いです。

「予算の決め方、土地探しのタイミング、家が建つまでのスケジュールなど、イチから丁寧に教えてもらえて道筋が見えた」という口コミですね。

私もかつて、とりあえず展示場に行ってみて「で、次はどうすればいいの?」と途方に暮れた経験があります。ネットで調べても情報が多すぎて、どれが正解かわからなくなるんですよね。第三者のプロから「まずはこれをして、次にあれをしましょう」と順序立てて説明してもらえるのは、特に家づくり初心者にとって大きな安心感につながります。

自分に合いそうな住宅会社を絞れた

世の中には、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで、数え切れないほどの住宅会社があります。その中から自力で「自分たちに合う会社」を探し出すのは、砂漠から一粒の砂金を探すようなもの。

「木のぬくもりがある家がいい」「予算は○○万円くらい」「地震に強い家がいい」といった条件を伝えるだけで、アドバイザーが過去のデータや各社の強みから「それなら、この3社が合いそうですよ」と絞り込んでくれます。

「自分たちでは絶対に見つけられなかった、優良な地元工務店と出会えた!」という口コミもあり、選択肢を適切に絞ってもらえるのは、忙しいママにとって本当にありがたいポイントです。

展示場を何社も回る手間が減った

個人的に、これが最大のメリットだと思っています!

休日のたびに子どもを車に乗せて、機嫌を取りながら展示場をハシゴする……あれ、本当に地獄の苦しみですよね。1社につき2〜3時間は平気で拘束されますから。

スーモカウンターで事前に希望を伝えておけば、条件に合わない会社を最初から省くことができます。「自力で手当たり次第に展示場を回っていたら、半年かかっても終わらなかったと思う。スーモ経由で3社に絞ってもらったおかげで、1ヶ月で効率よく回れた」という時短効果を絶賛する声は、働くママやワンオペ育児中のママから多く寄せられています。

良い営業担当を紹介してもらえたという声

実は、家づくりにおいて「どこの会社で建てるか」と同じくらい重要なのが「誰が担当になるか」です。

ふらっと展示場に入ると、たまたまその日手が空いていた新人さんや、成績があまり良くない営業さんが担当になる(=アンケートを書いた時点でその人が担当としてロックされる)ことが多いと言われています。

口コミを見ると、「スーモカウンター経由で予約を入れたら、店長クラスや経験豊富なエース級の営業さんが担当についてくれて、話がめちゃくちゃ早かった」という声が目立ちます。住宅会社側も「スーモからの紹介客=本気度が高い」と判断するため、優秀な担当者を当ててきやすい傾向にあるようです。

断りづらい住宅会社への対応をサポートしてもらえた

これ、「がんばらずに家づくりをしたい」私たちにとっては神サービスじゃないですか?

何社か比較検討していると、最終的には1社に決めて、残りの会社には「お断り」の連絡をしなければなりません。熱心に提案してくれた営業さんに「やっぱり他で建てます」と伝えるのは、本当に気が重いですよね。私はこういうのがすごく苦手で、胃がキリキリするタイプです。

スーモカウンターには「お断り代行」というサービスがあり、「自分からは直接言いにくいお断りの連絡を、スーモの担当者が代わりにやってくれて本当に助かった!」という歓喜の口コミが多数あります。この精神的負担がなくなるだけでも、利用する価値は十分にあると感じます。

無料で相談できるのが便利だった

「これだけ色々やってもらって、相談料が一切かからないのは純粋にすごい」という声も多いです。

無料のからくりは、スーモカウンターが住宅会社から「紹介料(広告費)」をもらって運営しているからですが、私たちユーザー側が直接お金を払うわけではありません。「無料だから、とりあえず行ってみて、話が合わなければやめればいいや」と、ハードル低く活用できるのは大きな魅力ですね。

スーモカウンターの悪い口コミ・評判

さて、良いところばかりではありません。ネットで検索すると、「やめた方がいい」「後悔した」という悪い口コミも当然出てきます。これ、すごく不安になりますよね。

私も利用する前は「無料の裏には絶対何かあるはず……!」と疑心暗鬼になっていました。ネガティブな口コミの裏には何があるのか、リアルな失敗例や不満の声とその背景を、私なりの視点で解き明かしてみますね。

アドバイザーとの相性が合わなかった

「担当のアドバイザーが頼りなかった」「こちらの希望をうまく汲み取ってくれなかった」という声は少なくありません。

アドバイザーも人間なので、どうしても経験値の差や、相性の良し悪しはあります。私も別の相談窓口を使った際、「この人、うちの怪獣(子ども)たちが騒ぐのを明らかに嫌がってるな……」と感じる冷たい雰囲気の担当者に当たり、全然相談に集中できなかった苦い経験があります。

「せっかく足を運んだのに、会話のテンポが合わず疲れただけだった」という不満は、スーモカウンターに限らず対面のサービスでは起こりうることだと心得ておく必要があります。

紹介された住宅会社が期待と違った

「自然素材の家を探していると言ったのに、全然テイストの違う大手メーカーをごり押しされた」というような、ミスマッチに対する怒りの口コミも見かけます。

これは、夫婦間での条件の優先順位(たとえば「自然素材」と「耐震性」のどちらを重視するかなど)がフワッとしていたときに起こりがちです。アドバイザーが良かれと思って「耐震性ならこちらのメーカーが……」と紹介した結果、本来の希望とズレてしまうケースですね。紹介されたからといって絶対に行かなければいけないわけではないのですが、「わかってもらえなかった」というガッカリ感は残ってしまいます。

予算の現実を突きつけられて落ち込んだ

「希望のエリアと条件を伝えたら、『その予算では厳しいですね』と冷たくあしらわれた」という悲しい口コミもあります。

家づくりの初期って、相場感が全くわからないんですよね。私なんて「2000万円くらいで、広くてピカピカの注文住宅が建つんでしょ?」と本気で思っていましたから(笑)。

アドバイザーは相場を知っているプロなので、予算と希望が釣り合っていない場合、事実として伝えてくれます。それが時に「冷たい」「見下された」と受け取られてしまうことがあるようです。でも、後から資金繰りで破綻するよりは、早い段階で現実を知れてよかったと捉えることもできます。

連絡やフォローをしつこいと感じた

「一度相談に行ったら、その後も状況確認の電話やメールが頻繁に来てうざい」という声。これもよく目にしますよね。忙しいママにとって、不要な電話は本当にストレスです。

スーモカウンター側も「その後いかがですか?」とサポートする目的で連絡をしてくるのですが、自分のペースでゆっくり進めたい人にとっては、それが「催促」や「営業」のように感じられてしまうのです。「今は連絡不要です」とハッキリ伝えれば止まることが多いですが、そういうやり取り自体が面倒だと感じる人には、マイナスポイントになりやすいです。

自分で探した方が自由だったという声

「結局、提携している会社の中からしか選べないから、自分でSNSや雑誌を見て探した方が好みの会社に出会えた」という意見もあります。

これはその通りで、スーモカウンターはあくまで「提携先」を紹介する場所です。こだわりの強いデザイン事務所や、スーモに広告を出していない地元の小さな工務店などは、当然紹介されません。「すべての選択肢から自分で吟味したい」という情報収集能力が高い人にとっては、逆に枠を狭められたように感じてしまうのだと思います。

紹介に偏りがあるのではと不安になった

「中立な立場と言いながら、特定のハウスメーカーばかり推してくる気がした」という口コミです。

スーモカウンターが紹介料で成り立っている以上、「紹介しやすい会社(成約率が高い、枠が空いている等)」に偏る可能性はゼロではないかもしれません。ただ、「絶対にこの会社で建ててください!」と強制されるわけではありません。紹介された会社を鵜呑みにせず、「なぜこの会社を選んでくれたんですか?」と冷静に理由を聞けるかどうかが、不信感を持たないための防衛線になります。

口コミからわかるスーモカウンターの6つのメリット

ここまで良い口コミと悪い口コミの両方を見てきました。それらを踏まえて、かつての私のように「毎日家事と育児でヘトヘトで、家づくりに割く時間も気力もギリギリ」という立場から見たとき、スーモカウンターを利用するメリットを6つに整理してみます。

1. 家づくりの進め方を整理できる

一番のメリットは、迷子になりがちな家づくりの「正しい順番」を教えてもらえることです。

「土地探しが先?住宅ローンが先?」とネットを徘徊して夜更かしし、翌朝寝不足で子どもにイライラする……過去の私はそんな悪循環に陥っていました。プロから「まずは予算を決めて、次に建物のイメージを固めて、それから土地を探しましょう」と交通整理してもらえるだけで、やるべきことが明確になり、精神的な負担が劇的に軽くなります。

2. 住宅会社の候補を絞りやすい

数ある住宅会社の中から、自分たちの予算や希望に合いそうな数社をピックアップしてもらえるのは、究極の時短です。

私が自力で探していたときは、「おしゃれ!」と思った会社のカタログを請求したら、実は坪単価がとんでもなく高くて手が出なかった……という無駄なステップを何度も踏みました。事前に条件に合う会社だけをスクリーニング(ふるい分け)してくれるので、見当違いの会社に時間を奪われることがなくなります。

3. 複数社を比較するきっかけを作れる

家づくりで失敗しない鉄則は「必ず複数社を比較すること」です。でも、自力で何社もアポを取って回るのは本当に骨が折れます。

スーモカウンターに行けば、その場で「A社、B社、C社に話を聞いてみましょうか」と、自然と比較検討する土台を作ってくれます。「1社目で営業さんの勢いに押されて、そのまま契約して後悔した」という、よくある失敗パターンを防ぐことができるのは大きな強みです。

4. 営業担当との接点を作りやすい

前述したように、スーモカウンター経由だと、住宅会社側が「本気度の高いお客さん」と認識し、優秀な営業マン(店長クラスなど)をつけてくれる確率が上がります。

家づくりは営業担当者との二人三脚。「新人さんで頼りない」「レスポンスが遅くてイライラする」といったトラブルを初期段階で回避しやすいのは、見逃せないメリットです。私自身、自力で飛び込んだ展示場でハズレの営業さんを引き、後から担当を変えてもらうのにすごく気を揉んだ経験があるので、このルート作りだけでも利用価値があると思います。

5. 自分の予算・希望条件を言語化できる

夫婦で話し合っても、「私は家事動線優先!」「俺は書斎が欲しい!」と意見がぶつかるばかりで、一向にまとまらないことってありませんか?(我が家はまさにこれでした……)。

第三者であるアドバイザーが間に入ることで、「ご主人の希望と奥様の希望、両方を叶えるならこういう間取りが得意な会社が良いですね」と、客観的に意見をまとめてくれます。モヤモヤしていた希望を「言語化」してもらえるのは、夫婦間の無駄な衝突を減らす意味でも効果絶大です。

6. 断りづらさを軽減できる場合がある

何度でも言いますが、「お断り代行」のシステムは、私のように「断ることに罪悪感を感じてしまうタイプ」には救いの神です。

数社を比較すれば、必ずどこかの会社を断らなければなりません。情が湧いてしまった営業さんに「やっぱり他で……」と電話するあの胃が痛くなるような時間を、スーモカウンターが引き受けてくれる。これだけで、複数社を比較する心理的ハードルがぐんと下がり、最後まで妥協せずに本当に納得できる1社を選ぶことに集中できます。

口コミからわかるスーモカウンターの6つのデメリット

メリットがあれば、当然デメリットもあります。「無料だし、とりあえず行けば全部うまくいくんでしょ?」と期待しすぎると、過去の私のように「なんだ、結局自分で決めなきゃいけないじゃん……」とドッと疲れてしまうかもしれません。

ここでは、私が実際に家づくりを経験して感じた限界や、利用者の不満の声から見えてくる「スーモカウンターの6つのデメリット」を正直にお伝えします。

メリット(できること・助かること)デメリット(できないこと・注意点)
1. 家づくりの進め方を整理できる1. 紹介される住宅会社がすべてではない
2. 住宅会社の候補を絞りやすい2. アドバイザーとの相性に左右される
3. 複数社を比較するきっかけを作れる3. 良い営業担当が必ずつくとは限らない
4. 営業担当との接点を作りやすい4. 連絡が負担になる人もいる
5. 自分の予算・希望条件を言語化できる5. 紹介の公平性が気になる人には向かない
6. 断りづらさを軽減できる場合がある6. 自分で徹底的に調べたい人には物足りない

1. 紹介される住宅会社がすべてではない

スーモカウンターで紹介してもらえるのは、あくまで「スーモと提携している建築会社(ハウスメーカーや工務店)」だけです。

「雑誌で見つけたあの素敵な地元の建築家にお願いしたいな」「SNSで人気のあの小さな工務店はどうだろう?」と思っても、そこがスーモと提携していなければ、当然選択肢にはあがってきません。世の中にあるすべての会社からベストな1社を探し出してくれるわけではない、ということは大前提として知っておく必要があります。

2. アドバイザーとの相性に左右される

これはもう、対人サービスである以上避けられない宿命です。

知識豊富で、こちらのフワッとした要望を見事に言語化してくれる「大当たり」のアドバイザーさんもいれば、マニュアル通りにしか話を進められない人、子どもがグズると露骨に困った顔をする人も(残念ながら)います。私の場合、最初に当たった方が少し事務的で「あ、これ以上相談しにくいな」と感じてしまったことがあります。「合わないな」と思ったら、我慢せずに担当を変えてもらう図太さも必要です。

3. 良い営業担当が必ずつくとは限らない

「スーモ経由なら店長クラスがつく!」というメリットをお伝えしましたが、これも100%確約されているわけではありません。

時期やタイミング、各社の状況によっては、経験の浅い若手社員が担当になることも普通にあります。もし紹介先の担当者に不満がある場合は、直接その会社に言いづらければ、スーモカウンターの担当者に「別の方に変えてもらえませんか?」と相談できる(これも一種の代行ですね)ので、遠慮せずに頼ってしまいましょう。

4. 連絡が負担になる人もいる

「夕飯の準備で唐揚げを揚げている最中に、状況確認の電話がかかってきてイライラ……!」
これ、当時の私のリアルな心の声です(笑)。

スーモカウンターを利用すると、「その後、紹介した会社といかがですか?」「何かお困りごとはありませんか?」と、定期的にフォローの連絡が来ます。これを「親切」と受け取れる余裕があるときは良いのですが、仕事と育児でキャパオーバーな時期だと「放っておいて!」と負担に感じてしまうことも。「連絡はメールだけにしてください」「こちらから必要なときだけ連絡します」と最初にシャットアウトしておくのが、がんばらない家づくりのコツです。

5. 紹介の公平性が気になる人には向かないことがある

スーモカウンターはボランティアではなく、住宅会社からの紹介料(広告費や成約時の手数料など)で成り立っているビジネスです。

そのため、「本当に私のためを思って選んでくれたの?」「紹介料が高い会社を優先して勧めているんじゃないの?」と、一度疑心暗鬼になってしまうと、アドバイスが素直に聞けなくなってしまいます。完全に利害関係のない中立な第三者(有料の住宅コンサルタントなど)を求めている方には、この仕組み自体がストレスになるかもしれません。

6. 自分で徹底的に調べたい人には物足りない場合がある

Instagramで「#後悔しない家づくり」を夜な夜な検索し、ピンタレストで好みの間取りを何百枚も保存している……そんな情報収集能力の高い方にとっては、スーモカウンターの提案は「なんだか無難すぎる」と物足りなく感じる可能性があります。

「ある程度自分の中に明確な答えがある人」や「自分の足でトコトン探し出したい人」にとっては、わざわざ間に窓口を挟むメリットは薄いと言えます。

なぜ「良かった人」と「後悔した人」に分かれる?

ここまで、良い口コミと悪い口コミ、そしてメリット・デメリットを整理してきましたが、結局のところ、なぜこれほどまでに評価が真っ二つに分かれるのでしょうか?

過去の失敗体験を振り返って思うのは、スーモカウンターそのものの良し悪しというよりも、「利用する側のスタンス」に大きなズレがあるからだということです。

スーモカウンターに「答え」を求めるか「整理」を求めるか

評価が分かれる最大の要因がこれです。

「スーモカウンターに行けば、自分たちに100%完璧な理想の住宅会社を“ズバリ1社”見つけてもらえる」と期待して行くと、高確率でガッカリします。なぜなら、家づくりにおける絶対的な「正解」なんて、プロであっても決められないからです。

逆に、「ぐちゃぐちゃになった頭の中を整理してほしい」「たくさんある中から、とりあえず見学に行く3社に絞ってほしい」と、あくまで判断材料をもらうための“ツール”として利用した人は、総じて高い満足度を得ています。「答えを出すのは自分たち」という主導権を握ったまま活用できるかが分かれ道です。

アドバイザー・営業担当との相性

先ほども触れましたが、「人」との相性は評価に直結します。

家づくりは一生に一度の大きな買い物。だからこそ、ちょっとでも「この人、合わないかも」と感じたときのストレスは計り知れません。後悔している人の多くは、この「合わない」という違和感を放置したまま、ズルズルと相手のペースで進めてしまったケースが多いように感じます。うまく活用している人は、「担当者との相性もガチャみたいなもの」と割り切り、ダメならスパッと担当を変えてもらうなど、ドライに立ち回っています。

自分の予算や希望条件がどこまで整理できているか

「予算はわからないけど、とりあえず素敵な家を建てたいです!」と、完全に丸腰で相談に行くと、アドバイザー側も一般論でしか提案できず、「なんだか的外れな会社を紹介された」という不満につながりがちです。

完璧に決めていく必要はありませんが、「毎月払えるローンはこのくらい」「私は家事動線を優先したい、夫は書斎が欲しい」など、夫婦のリアルな希望(と意見の食い違い)を包み隠さず伝えることで、精度の高いマッチングが可能になります。

紹介された会社だけで決めたか、自分でも比較したか

「スーモから紹介された3社の中からしか選んではいけない」と思い込み、しっくりきていないのに妥協して契約してしまった……これは最もやってはいけない失敗パターンです。

紹介された会社は、あくまで「比較の基準」にすぎません。「紹介されたA社は良かったけど、ちょっと予算オーバー。だったら、同じようなテイストでもう少し安い会社を自分でも探してみよう」というように、スーモの提案を足がかりにして自力でも比較できた人は、最終的に「利用してよかった」と納得のいく選択ができています。

スーモカウンターに関するよくある疑問

いざ相談に行こうと思っても、まだちょっと気がかりなことが残っていますよね。ここでは、私が実際に利用する前に感じていた疑問や、ネット上でよく見かける不安の声について、実体験を交えながらQ&A形式で本音でお答えします。

紹介される住宅会社に偏りはある?

「提携している会社」の中からの紹介になるため、完全に世の中すべての会社からフラットに選ばれるわけではありません。

スーモカウンターはビジネスとして運営されているため、基本的にはスーモと契約を結んでいるハウスメーカーや工務店が紹介の対象になります。そのため、提携外の地元の小さな工務店などは紹介されません。

また、担当のアドバイザーが「得意な(よく紹介する)会社」に多少偏る可能性はゼロではないと思います。ただ、強引に「絶対にここにして!」と迫られることはないので、「どうしてこの会社を選んだんですか?」と理由をしっかり聞いて、納得できなければ別の会社をリクエストすれば大丈夫です。

良い営業担当を紹介してもらえる?

個人的には、自力で展示場に飛び込むよりも「良い担当者(店長クラスなど)」に出会える確率は高いと感じます。

住宅会社からすると、スーモカウンターから来るお客さんは「本気で家を建てようとしている、見込みの高い客」です。そのため、新人さんではなく、経験豊富なエース級の営業マンを当ててきやすい傾向にあります。

私自身、ふらっと入った展示場では頼りない担当者についてしまいヤキモキしましたが、事前予約をして行った会社では、話の早いベテラン営業さんがついてくれて、打ち合わせのストレスが激減しました。

一人・女性でも利用できる?

もちろん、まったく問題ありません!

むしろ、「夫は仕事で忙しくて休みが合わないから、まずは私一人で情報収集したい」「夫と意見が合わなくて煮詰まっているから、第三者の意見が聞きたい」というママにこそおすすめです。

アドバイザーさんに「うちは夫が書斎を欲しがってるんですけど、私は収納優先で……」と愚痴(?)を聞いてもらいながら条件を整理するだけでも、めちゃくちゃスッキリしますよ。キッズスペースがある店舗も多いので、お子さん連れでも安心です(※店舗によって設備が異なるので事前確認をおすすめします)。

電話や営業はしつこい?

状況確認のフォロー連絡は来ますが、「不要」と伝えればピタッと止まります。

面談後、「その後、紹介した会社とはどうですか?」という確認の電話やメールはスーモ側から来ます。これを「しつこい」と感じる人もいますが、向こうもサポートの一環としてやっているだけです。

「今は仕事と育児でバタバタしていて電話に出られないので、何かあればこちらから連絡します。定期的な電話は不要です」と最初にハッキリ伝えておけば、しつこく営業されることはありません。私はこの「シャットアウト宣言」をして、自分のペースを守りました。

スーモ経由で割引はある?

「スーモカウンターを通したから建築費が安くなる」という直接的な割引制度はありません。

紹介料が建築費に上乗せされて高くなるのでは……?と心配する声もありますが、基本的にはスーモを経由したからといって見積もりが高くなることはないと言われています(住宅会社側の広告費として処理されるため)。

直接的な値引きはありませんが、代わりに「完成保証(万が一、建築中に建築会社が倒産した場合の保証)」など、スーモ独自のサポート制度が無料で受けられるメリットがあります。

まとめ|口コミより「自分に合う使い方」を判断しよう

「スーモカウンターの口コミ、良いのも悪いのもあって、結局どうなの?」と迷っていた方に向けて、私の痛い失敗談も交えながらリアルなメリット・デメリットをお伝えしてきました。

ネット上の極端な「絶賛」や「大批判」に振り回される必要はありません。評判が真っ二つに分かれるのは、利用者がスーモカウンターに「何を求めていたか」が違うからです。

**「魔法のように、自分たちにとっての100点満点の正解(1社)を出してくれる場所」**と思って行くと、期待外れに終わってしまうかもしれません。

でも、かつての私のように、

  • 週末のたびに展示場を回って、子どもも自分も限界……
  • ネットの情報が多すぎて、何から手をつけていいかサッパリわからない
  • 営業マンに直接お断りの連絡をするのが本当に苦痛

こんな風に「家づくり疲れ」を起こしかけている人にとっては、**「情報を整理し、無駄な労力をカットするための最強のツール」**になってくれます。

大事なのは、主導権を自分たちで握ること。
「全部お任せ」にするのではなく、「私たちの希望に合いそうな3社をピックアップして」「お断りの連絡だけ代わりにお願い!」というように、**“便利な部分だけを賢く使い倒す”**スタンスで臨めば、これほど心強い味方はありません。

家づくりは、体力も気力も削られる長距離マラソンです。がんばらなくていいところはプロや無料サービスに思い切って頼りながら、「完璧じゃなくていい、うまくまわる家づくり」を進めていってくださいね。この記事が、少しでもあなたの背中を押すヒントになれば嬉しいです!

-お金を活かす(住まいと資産の活用)